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継続できないのは、あなたのせいじゃない

noteにコラムを書き始めてから、
まもなく1年が経とうとしている。

いわゆる日常を徒然なるままに
書くのではなく、
1記事1テーマを貫いて
書いてきている。

今まではキャリアや転職、
ビジネススキルといった記事を
中心に書いてきた。

フォロワーの数も増えていくにつれて、
コメントもいただける
ようになって、さらに
充実感を覚えるようになった。

一度はnote運営の注目記事にも
取り上げられ、
プチバズを経験できたのも嬉しかった。

いままでの記事を合わせると、
分厚いビジネス書1冊分は優に超える
文字数を書いてきた。

これからも何らかの形で
書くことを続けていく気持ちだ。

僕が書き続ける理由

何かライフワークと呼べるものがほしい。

そんなことがきっかけだったように思う。

趣味と呼べるものがなく、
何となく今の仕事が好きかなぁという程度。

お金もかからずに気軽に継続できるもの。

いろいろ考えたうえで
たどり着いたのは、「ライティング」だった。

文章に自分の考えていることは
書き出すだけで、
気持ちが軽くなる感覚
だった。

なのではじめは自分のために書いていた。
いわゆる自己満足というやつなんだろう。

ただそれだけでは面白くないと
思ったのか、きちんとスキルも
身につけたいと思ったのか、
あるライティングゼミに出会い
通信でも学ぶようになった。

この頃から意識したことは、
読者が時間を費やしたことを
後悔しない記事を書くこと


非常に難しいことだと分かっている。

だから僕は当面アマチュア
コラムニストなのだ。

ただほんのわずかでも、
「気づき」や「発見」を読んでいる
人に与えられたらこんなに嬉しいことはない。

こうして記事を書き続けることができた。

長続きする人の共通点

新しいことを始めても、
なかなか長続きしない。
そんな悩みをお持ちの方は
いらっしゃるだろうか。

私は、高校生のときに買った
エレキギターを買ったその日に
わずか15分触って挫折したのをはじめに、
数々の趣味や資格試験を
長続きせずに終わった経験がある。

ここで2つ覚えておきたいことがある。

続けられる人の共通点だ。

ひとつは、楽しめるまでには壁がある
ということを理解しておくことだ。

はじめは何事も、
面倒くさい作業や地味で基本的なことを
学ばなければならないということだ。

ギターであればまずはコードを
知らなければならないし、
英語であれば、単語を知らなければ
会話はおぼつかない。

続けられるようになるためには、
自分に動機づけする要素が
必要になる。

その多くを占めるポイントが
楽しめるかどうかという
点にあるのは疑う余地はないと思う。

ただその「楽しむ」までには
技術的・時間的な壁があること



続けられない人、挫折してしまう人は
安易に考えてしまいがちだ。

この壁を超えるためのコストは
新しいことを始める前に
必ずチェックすることをオススメしたい


あなたが始めようとしていることを
継続できている人に
聞くのが一番はやい。

たとえば、仕事で英語を
使いこなしたいなら、
そのレベルになるまでに費用と時間がどれくらいかかったのか。

できるだけリアルな情報を集めてみる。

ここでポイントがある。

費用よりも時間的コストに注目することだ。

この記事を読んでいただいている方は、
多くは社会人の方だろう。

おそらく割くことにエネルギーを費やすのは、時間であろう。

費用のほうは、
「貯金もあるし、まぁいいか」とあっさり
決断してしまう人が多い。

その後の時間的コストを汲み取らずに。

たとえば中小企業診断士や
社労士に合格しようと思ったら、
優に1000時間を超える勉強時間が
必要になるだろう。

予備校などの費用はまかなえたとしても、
その時間コストをどうやって捻出するのか。

そこまでシミュレーションできずに
始めてしまうことは
あまりにもお金がもったいない。

そのもったいない残念なしくじりは
下記にも書いたので
参照いただきたい。

続けられる人の共通点。
2つ目。
それは、「強制力」を利用するということだ。

いやいや、資格取得予備校とか
英会話スクールにお金ももう
かけちゃってるんだから続ける
しかないでしょ。

そう思えた人は続けられる人
なのかもしれない。

それだけでは足りない。
人は楽なほうに流される生き物だ。
お金をかけてしまっただけで、
安心してしまうのかもしれない。
何ひとつ前には進んでいないのに。

だから学びの場をお金をかけて、
せっかく作るなら、その選択にも
気を使うべきだ。たった一つの基準でいい。

それは、インプットとアウトプットを
両方できる場を選ぶ
こと。

インプットだけを提供している
ところはいっぱいある。
ただアウトプットまで提供している
ところは少ないかもしれない。

たとえば、自分の答案を添削してくれたり、
定期的な学習状況のカウンセリングが
あるものがあたる。

私自身も今受講している
ライティングゼミでは定期的に
コラムを書いて講評を頂いている。

そんな双方向のやり取りが発生する場では、
楽しむまでの壁も楽に
超えられるようになるだろう。

相手からのフィードバックを
受けられるのは、自分の学びが前に
進んでいる感覚があって楽しいものだ。

新しいことにチャレンジする。
それは素晴らしいことだ。

ただ、続けられないことには
楽しむことはできないし、
無駄にお金と時間を投資することに
なりかねない。

まずはやりたいことを見つけたら、
ここまで書いたポイントを
洗い出してから、始めてみよう。

続けられないのは
あなたの意志力のせいではない。
仕組みや前提の情報の問題なのだ。

楽しむまでの壁を超えた後には、
きっと新しい自分に出会えているはずだから。




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