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詩のようなものとイラスト・写真 /hoho  

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ふと思った言葉ににイラストや写真をのせています。
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2024年3月の記事一覧

水のように 波のように

水のように 波のように

時に行き場を失い

淀むこころ

水のようにとらわれず

何処にもとどまらず

かろやかに流れていって

時に行き先を見失ない

さまようこころ

よせては返す波のように

どうかまたここに

戻ってきて

繋がってゆくもの

繋がってゆくもの

あなたに会えた気がした

あなたにまた会えた気がした

あなたの命は

たしかに繋がっている

あなたの優しさは

脈々と受け継がれている

あなたが大切にしたかったこと

あなたが大切にしていたこと

ちゃんと繋がっているよ

だから安心して

命を繋いで

〜3・4枚目のイラスト:
「ひとひらの願い」(umi no otoさん文)の挿絵より〜

未来

未来

神様なんていない

あんなに願ったのに
想いが叶わないこと
たくさんあるね

いっぱいがんばったのに
叶わなくて

この先が見えなくて
不安になって

今どこを歩いているのか
何を目指して歩いているのか

泣いて
泣いて
泣きやんで

また前を向いて
歩き出した

いつかきっと
この涙を想い出す日が来る

ああ
あの日々が今に繋がっていると
思える日々が来る

時に疲れたら
ここにおいで

いつも

もっとみる
こころのキャンバス

こころのキャンバス

私の絵には

出てくる子たちが三人いる

出てくる言葉も

その時それぞれ

一人は小さな女の子

ある時は大きくなった女の子

そしてもう一人は天使さん

色だけが広がる時もある

その時に心に広がる色

さらさらとした

紙の音を聞きたくなる時

水にじむインクの色を見たくなる時

心のキャンバスは面白い

いつも違うわたしのキャンバス

このキャンバスに

自由に描いていこう