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詩のようなものとイラスト・写真 /hoho  

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ふと思った言葉ににイラストや写真をのせています。
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自分の中にある光

自分の中にある光

誰もが変わらず

持っているはず

見える時と

そうじゃない時もあるけれど

時々でも

思い出せたら

それでいい

大好きなUruの「心得」という曲を聴きながら
描きました。

今日も観ていただき
ありがとうございます🍀🕊️

雨音

雨音

雨音は

天の涙の音

その音を聴いて

喜ぶものもいれば

悲しむものもいる

天は何を想って

涙を落とす

雨音

あまおと

アマオト

天音

笹舟

笹舟

この水面に浮かんだ笹舟は

たとえ流れにのまれても

また浮かびあがり

少し身体を傾けながらも流れてゆく

その小さな笹舟の

生きる力を信じていく

どうか

生きて生きて

生き抜いて

ほんのひとときでも

胸の底から

息ができていますように

心の底から

笑えていますようにと

笹舟のように

儚く危なげなあなたを想う

それでも勇敢に

この流れに乗り続けるあなたを想う

いつか無

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ニュートラル

ニュートラル

オンでもオフでもなく

ニュートラル

この感じが好き

絵を描いていると

ニュートラルになれる気がする

いったんニュートラルにもどして

またオンにしたり

ときにオフにしたり

好きな色の中で遊ぶ

心が泳ぐままに

観える世界は 見たままではないのかも

観える世界は 見たままではないのかも

大人になって
ずっと絵の具を使うことを避けてきた

子供ころ学校の写生大会が
きらいだった

決められた景色を
決められたサイズで

見えるものをそのままに描くことが
どうしても苦手だった

絵の具は
その写生大会を、思い出してしまう

ものごころがつく前はきっと
自由に自由に
絵を描いていたはずなのに

家ではノートに鉛筆で
空想のお姫様ばかり描いていた



部屋にぽつんと
娘が残していった

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mori  no  komado

mori no komado

日々のくり返しに

少し疲れたら

森の小窓を開けにゆこう

そこから流れてくるのは

少しひんやり緑の風

樹々のおしゃべり

小鳥のさえずり

浮かぶ雲のゆく先や

足もとの小さな花々に

こころを遣い

こころを置いて

🍀

「森の小窓」という言葉がふと浮かんで
イメージで絵を描いてみました。

そしてタイトルをとても迷いました。

「森の小窓」
「mori no komado」

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いつもより少し

いつもより少し

いつもより少し

こころをこめて 洗濯物をたたみ

いつもより少し

こころをこめて コーヒーを淹れる

いつもより少し

こころをこめて お化粧をして

いつもより少し

こころをこめて おはようと言う

それだけで

いつもより少し 

今日が特別に想える

🍀

手嶌葵 「こころをこめて」