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「一行書いては消して……」の文章執筆の悪循環から抜け出すための魔法の工程

いきなりですが、質問です。
あなたは、
次の3つの工程で、
どれをいちばん大切にしていますか?

1 書く前(準備)
2 書く(執筆)
3 書いた後(手直し)

5秒で答えてくださいね!

(シンキングタイム♪)

さて、いかがでしたでしょうか?

実はこの質問に対し
文章の専門家・山口拓朗さんは
明確に答えを言われました。

それは
次のような答えです。

準備・執筆・手直し
 全て等しく
 重要です

…………

「まあそりゃそうだよな」
と思われる方もいるかもしれません。

けれども
ちょっとお待ち下さい。

実は、
この答えには
とっても重要なメッセージ

込められているんです。

それは

「手直し」は
「準備」「執筆」と
同じくらい重要

ということです。

さて、
あなたにお伺いします。

あなたは
書いたあとに
文章を見直していますか?

実は、
「うっ、見直していない……」という方が
ほとんどではないでしょうか。
(安心してください、私もです笑)

なかなか
文章をかくときに
手直しまで出来る人は
ごく一部だと思います。

けれども、
「書いた後に、見直さない」ということは
文章を書くために必要な
「1/3の工程」を放棄している
のと
同じなんです。

文章工程の1/3だなんて、
手直しって、結構大切なんですね汗

手直しが大切な理由

では、
なぜ「手直し」の工程が大切なのでしょうか?

山口拓朗さんは、こうおっしゃいます。

「手直し」の工程で
書き手ははじめて
読み手になれる
、と。

人は
一心不乱に書いている最中は、
どうしても
読み手目線にはなれません。

なぜなら、書いている最中は
書きたいことが優先され
どうしても書き手目線になるからです。

では、人は
いつ読み手目線になれるのか。

それは
出来上がったものを
客観的に見たときなんです。

改めて読み直したとき、人は
はじめて読み手の立場に立てます

読み手目線になるとは
読みやすい文章を書くための
大前提です。

つまり、
手直しをしないままでは
読みやすい文章は書けない
といっても過言ではない
のですね。

手直しで、執筆スピードが上がる

さて……
ここまでの話を聞き
「手直しの大切さ」は分かる一方で
こう思われた方も
多いのではないでしょうか。

手直しする時間なんてないよっ!
書くだけでもいっぱいいっぱいなのに!

うんうん、その気持ち、とってもよく分かります。
私も同じでした。
「手直しする時間なんて、ないっ」って。

けれども
あるセミナーを受け
わたしは、
手直しの重要性を痛感することになります。

そのセミナーとは

山口拓朗ライティングサロン
『文章の質を高める〈推敲・編集・校閲・校正〉の技術』です。

このセミナーを受け
私は、
手直しの工程を入れたほうが、
 結果的に、早く書ける

ということに気づきました。

工程が増えるのに、作業時間が減る、
なんて意外かもしれませんね。

けれど、いざ試してみると
手直し工程を入れることで
サクサクと執筆できるようになったのです。

なぜ手直しすることで、
執筆速度が上がるのでしょうか。

それは
書くときに、あれこれ考えなくていいから」です。

わたしは、これまで
書く時にいろいろなことを考えていました。

・タイトルどうしよう……?
・構成どうしよう……?
・書き出しどうしよう……?
・文章の展開をどうしよう……?
・表現どうしよう……?

一行書いては消し、
もう一行書いては消し……

あぁ、全然進まんっ!(PCパタン)

精神科医・樺沢紫苑さんの『インプット大全』でも
脳が一度に記憶して処理できるのは3つまで
と書いてあります。

つまり、
書きながら、3つ以上のことを考えると、
脳がパンクし、
スラスラ書けなくなってしまう
のです。

「手直し」工程を入れると、
考えることを後回しにできます

だから
書くことに集中できるのです。、

イメージとしては、
PCの動作が早くなるイメージでしょうか。

アプリをたくさん立ち上げると、
PC動作が遅くなりますよね
(ずっとクルクル状態です)

けれども、
アプリを全て消すと、
急にPCの動作が早くなり、
作業がサクサク進みます。

書くことも、PCと同じです。
「手直しの工程」があることで、
書く時のモヤモヤがなくなり、
サクサク執筆できる
ようになるのです。

しかも、「手直し」をすれば、
当然のことながら、
文章も読みやすくなります。

「手直し」は、
文章の質とスピードを上げる、
まさに一石二鳥の工程
なんです!

手直しの実践法

さて、
では具体的に、
どうすれば「手直し」ができるのか。

教わったさまざまな方法のなかでも、
私は、以下3つを実践しようと思います。

1 書いて「時間を空ける」
2 「印刷」して読む
3 「音読」する

いずれも、
客観的に文章を見直すのに、
効果的なテクニックです。

「1 時間を空ける」
もし時間がないようであれば、
トイレに行くなど、10分空けるだけでも
効果があります。

「2 印刷する」は、
印刷時に
フォントを変えたり、
文字列の方向を縦にしたりすると
より効果が上がります。

「3 音読する」
「目で見る」「口に出す」「耳で聞く」ことで
二重三重に脳を活性化でき
手直しの精度を高めます。

百聞は一見にしかず、です。
ぜひどれか1つでもやってみてください

実は、この記事で、
私もはじめて、上記3つの手法を実践し、
大きな効果を実感しています。

手直しで、文章執筆の質・スピードを上げよう!

最後に
山口拓朗さんの言葉を共有します。

情熱で書いて、冷静で直す

手直しの工程があることで、
冷静に仕上げることはもちろん、
迷いなく、情熱的に書くことができます。

繰り返しになりますが
手直しは、文章工程の1/3を占めます

つまり、これまで
「手直しなんて考えたことがない!」という方は
手直しを入れるだけで、
文章の質・スピードが
爆上がりする可能性
があるんです。

伸びしろが半端ない!スゴイことですよね!

ぜひ手直しをすることで
文章執筆の質とスピードを上げていきましょう

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