文章を書きます。特に理由はなく、思ったことをそのまま、書きます。読まれなくても別にいい…

文章を書きます。特に理由はなく、思ったことをそのまま、書きます。読まれなくても別にいい、日記みたいな感じです。

記事一覧

うっすらとある気持ち

うっすらと 本当にうっすらと、行き場のない孤独さと悲しさと切なさが混ざったような気持ちを毎日、いつでも、どこでも抱えていて、みたいなこと、みんなはないのかなあ、…

愛
6か月前
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嬉しくておかしくて泣けてしまって、笑ってしまった タイピングのスピードばかり早くなる日常の中で 身が捩れるような余ったるい夜に出会ってしまった 蛇口からこぼれる水…

愛
1年前
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今日

長い夜にくだらない話をいっぱいしたいの しらけてしまって、さらに夜が更けてしまってもそれでいいわ 一緒に老けていけたら楽しいのかも、なんてね 喪に服したそれぞれの…

愛
1年前
3

思い出したことたちへ

颯爽と歩く服着た犬 気だるそうに走る野良猫 夜と朝の混ざる午前6時 思い出すことも、思い出されることも それほど切ないことなど、それはそれは、ないわ 気だるさの中を散…

愛
1年前
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自分を蔑ろにするのはやめよう、辛いときは自分を抱きしめてあげようって、思うことが増えたし、実際そうやって生きていかないと、この歳になったらやっていけないことも多…

愛
1年前
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くしゃみ

あ。出そうだ。 と言われるたびに、私は、鼻の下を抑えた。 あなたは一生信じなかったけど、これで本当にくしゃみは止まるのよ、止まっても、今のは、絶対にたまたまだって…

愛
1年前
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タクシー

出会うまでは、私は、深夜のそれとは無縁の生活を送っていた。どちらかというと嫌いだった。高いし、というのが根本的な理由だったけれど、なんだか真っ黒な車体に引き込ま…

愛
1年前
1

忘れたくても思い出せない

忘れて欲しかった言葉も、私が覚えていられなくなった もう、忘れたくても思い出せない過去になってしまった 自分の過去に赤面したくなる、忘れられない泥みたいな過去が誰…

愛
1年前
1

いじめ

「思い出の何か」ではなくても、見るもの全てに思いを馳せることはよくあることで、例えば、よく作った家庭的なカレーを見ても、2人では一緒に見たこともない富士山の景色…

愛
1年前
3

自立

私は知っている。 ここにこうして文章を書き留めても、結局何も満たされないことを、もうとっくに知っている。悪いのは、生まれてこのかた、全てだ自分なのである。 対峙…

愛
2年前

虚像

わたしは誰かから見たすごい人 自分が背伸びをせずに居たら そう思う人もいる わたしの中で生まれる感情、言葉、それが誰かのものになるなんてごめんだ、誰かの言葉で片…

愛
3年前
1

人生

私にだって、運の尽きくらい待っていたし、生きて入れば人はみな同じく等しく痛い思いをするようになっているのです。されど失恋、まだこんな若いうちの失恋、周りの人たち…

愛
3年前
1

好きというか、なんというか、私は私の強欲が、自分の愛情だと思っていたけど、違うのかもしれない。でも、そうなのかもしれない。相対的に考えても、もう答えも出ないから…

愛
3年前

私は恋愛ができない

私は恋愛ができない。 いつでも、外からもう一人の自分が見つめている。そしてあっという間に家族みたいになってしまって、恋人ではなくなるのだ。女として扱われることが…

愛
3年前
1

日常

今の幸せを手放したくないと思えるくらい、今の生活を充実させることができたのなら、私は一人でも生きていけるのかもしれない、と最近思う。 例えば可愛いソファを買うに…

愛
3年前
3

紙一重

どれだけ何でと言っても伝わらない、届かない、頑張れることは、過去の自分を見つめて、見つめ直して、その過去を背負うことだけ、それだけ。いつ解放されるかも話からない…

愛
3年前
4

うっすらとある気持ち

うっすらと 本当にうっすらと、行き場のない孤独さと悲しさと切なさが混ざったような気持ちを毎日、いつでも、どこでも抱えていて、みたいなこと、みんなはないのかなあ、と思う。 言葉には言い表せない、でも確かに胸の中で息をしている、小さくて黒いもの。大きくなると消えてしまいたいと思い、小さくなると容易に無視できるそれは、一日の中で拡縮小を激しく繰り返すこともあれば、好きなドラマを一気に見ている週には全く顔を出さなくなったり、一度飲み込まれるともう二度と出られないんじゃないかと思うくら

嬉しくておかしくて泣けてしまって、笑ってしまった タイピングのスピードばかり早くなる日常の中で 身が捩れるような余ったるい夜に出会ってしまった 蛇口からこぼれる水滴の音を これほど愛おしく思ったことはないでしょう その先で換気扇に向かって煙を吐くあなたを 布団の中から見つめるのが好きだった これからもずっとこうしていてほしいから 狭いキッチンのこの家から引っ越すのをやめようか 溶けてしまいそうな目線で見つめて 片結びのように絡まりあって 解けなくなってしまえばいい くらい

今日

長い夜にくだらない話をいっぱいしたいの しらけてしまって、さらに夜が更けてしまってもそれでいいわ 一緒に老けていけたら楽しいのかも、なんてね 喪に服したそれぞれの夜があり それを蹴り飛ばした朝があってこんなに愛おしい夜にたどり着くのよ いちばん信じられないのは私の方 悲しくなるほど、自信がない 愛おしくて仕方のないものを手に入れてしまった これはきっとこれから大変で 失ってしまうとしたら私の罪 地を這ってでも追いかけるのは私の方だ 捨ててくれて構わないから愛させてくれ 今

思い出したことたちへ

颯爽と歩く服着た犬 気だるそうに走る野良猫 夜と朝の混ざる午前6時 思い出すことも、思い出されることも それほど切ないことなど、それはそれは、ないわ 気だるさの中を散歩して、吐く息に命の白さをみる 壊れていても、壊れていっても、それはそれで、いいわ 溶けた土に佇む項垂れたアネモネが首を傾げたあなたに似ていた 甘い夜の記憶に消えていった小さな言い訳 柄にもないことを死ぬほどできた 奇しくも新しい自分にご対面してしまった、それはそれは恨めしいわ 1人ではできないことも全部、ありき

自分を蔑ろにするのはやめよう、辛いときは自分を抱きしめてあげようって、思うことが増えたし、実際そうやって生きていかないと、この歳になったらやっていけないことも多くある。 そろそろ、人にあんまり会いたくなくなって来ている。ごはんはまだギリギリおいしいが、昔ほど心躍ることは少なくなり、お腹を満たす行為の一つに過ぎなくなってきている節も感じる。 特に誰かに縋って生きることを、とてつもなく嫌っていた学生時代であった。人と人の交流は素晴らしいが、戯れは嫌いであったのだ。 だけれど

くしゃみ

あ。出そうだ。 と言われるたびに、私は、鼻の下を抑えた。 あなたは一生信じなかったけど、これで本当にくしゃみは止まるのよ、止まっても、今のは、絶対にたまたまだってずっと言って、何回私がくしゃみを止めても信じてはくれなかった。 きっとこの会話も、思い出すこともなく、あったことすら忘れているだろうあなたと比べ、私はわざわざ思い出す作業を、毎日している。もう、忘れないようにしているだけだなって、自分でも気がついている。 いつかきっと新しく好きな人ができてもまた、私はくしゃみの止め方

タクシー

出会うまでは、私は、深夜のそれとは無縁の生活を送っていた。どちらかというと嫌いだった。高いし、というのが根本的な理由だったけれど、なんだか真っ黒な車体に引き込まれて、どこか知らない場所まで連れて行かれてしまいそうで、怖さも少しあった。 助手席の後ろには、iPadが取り付けられていて、客が退屈しないようになっているのだけど、流れているのは転職のCMばかりで、深夜作業を終えた私を余計に沈んだ気持ちにさせる。知らない人と2人きりの車内、なんとなく、いつか話しかけられることがありそ

忘れたくても思い出せない

忘れて欲しかった言葉も、私が覚えていられなくなった もう、忘れたくても思い出せない過去になってしまった 自分の過去に赤面したくなる、忘れられない泥みたいな過去が誰にでもあるのだろうか。これは、思い出したくもないのに、忘れることができないこびりついた記憶たち。 確かにあった日々を否定するわけではないけれど、かすり傷程度でずっと騒いでいた私は、確かにあの時、病気であった。 恋なんて、熱が出ていないとできない。ずっと高熱が出ているようなものである。 でも、常温になってしまったら終わ

いじめ

「思い出の何か」ではなくても、見るもの全てに思いを馳せることはよくあることで、例えば、よく作った家庭的なカレーを見ても、2人では一緒に見たこともない富士山の景色を見ても、思い出すのは昔好きだった人の首筋の匂いだったりする。 とにかく、見えるもの全て、聞こえる音楽、映画、この胸に流れてくる感情全てが、勝手に思い出に紐づいて記憶を掘り返してしまう。 そんな記憶がないのに、だ。 失恋した後なんてずっとその繰り返しで、しかもそれが1人に対してではなくて、今まで関係を持った人それぞれ、

自立

私は知っている。 ここにこうして文章を書き留めても、結局何も満たされないことを、もうとっくに知っている。悪いのは、生まれてこのかた、全てだ自分なのである。 対峙する人を、傷つけているのではないか、自分は人と話すたびに、嫌われているのではないか、いつからそんな、自分のことしか考えないで会話をするようになってしまったのだろうか。 人といないと、不安で満たされない。自尊心が低くて、承認欲求が強い。 真反対の人間になりたかった物である。 私はいつまで経っても、ひとりを愛せる自

虚像

わたしは誰かから見たすごい人 自分が背伸びをせずに居たら そう思う人もいる わたしの中で生まれる感情、言葉、それが誰かのものになるなんてごめんだ、誰かの言葉で片付けられるなんて、死んでも嫌だ わたしが見たもの、見えたものが、全てならば、それが正解で他に答えなどなかったのだ もともと全ては虚像なのだ、生まれてから死ぬまで、何も背負うものなどない

人生

私にだって、運の尽きくらい待っていたし、生きて入れば人はみな同じく等しく痛い思いをするようになっているのです。されど失恋、まだこんな若いうちの失恋、周りの人たちが何事もなかったかのように過ごす平和な今日でも、泣きたいほどの痛い思いをしている人は必ずいるのでした。それは別に私だけでもなく、過去の彼だってそうだし、親しくしている友人だってまたその一人、人は絶対に一人では生きられないのに、時折一人になりたくて、それが憎しみにも変わってまた災いを呼ぶ。きれいごとはいらない、全部偽善な

好きというか、なんというか、私は私の強欲が、自分の愛情だと思っていたけど、違うのかもしれない。でも、そうなのかもしれない。相対的に考えても、もう答えも出ないからやめたいことばかりなのだけど、それでも辞められないのは、やめたら自分から何もなくなってしまいそうなのであるから、だった。

私は恋愛ができない

私は恋愛ができない。 いつでも、外からもう一人の自分が見つめている。そしてあっという間に家族みたいになってしまって、恋人ではなくなるのだ。女として扱われることがとても少ない。私だって女だ、傷つく。 不器用という名の甘えにおぼれて、私はいつだって自分の殻に閉じこもる。できないことはできないし、と、諦める。自分という名の殻を破けない。いつだって客観的な自分がいて、相手に私の気持ちなんて伝わらない。 そしてなにより、一人遊びが好きで、一人でいる時間が好きすぎて、人と関わることに

日常

今の幸せを手放したくないと思えるくらい、今の生活を充実させることができたのなら、私は一人でも生きていけるのかもしれない、と最近思う。 例えば可愛いソファを買うにしても、可愛いベッドカバーを買うにしても、センスのない私にとってはこれが正解なのかの選択を迫られることが1日に何度もある。それはもう、本当に何度もだ。 インスタを見て、こんな部屋にしたいだの、掃除をしなきゃだの、頭の中はお花畑見たいに妄想と想像に支配されて、気がついたら現実は午後7時なんて、ほとんどそんな毎日。緊急事態

紙一重

どれだけ何でと言っても伝わらない、届かない、頑張れることは、過去の自分を見つめて、見つめ直して、その過去を背負うことだけ、それだけ。いつ解放されるかも話からないこの未練地獄と、一生答えなんて出ない自分のダメだった「かもしれない」ことと、それをずっと抱えて生きていかいといけない覚悟。それに勝てないかもしれない不安と、卑屈に陥る自分を奮い立たせる勇気。 今の私には足りないものが多すぎるのと、贅沢をし続ける余裕もない。すぐに心は貧乏になるのだ。 別れなんて誰かが悪いわけでもなく