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Istanbul 1988
あのときのイスタンブールは素朴で、人がやさしかった。カメラを向けると笑顔が返ってきた。この街はフォトジェニックな街だが、あのときは人がフォトジェニックだった。
学校の校庭を覗いていたら、子供たちが集まってきて、みなでポーズをとってくれている。
遠くのおじさんが頼んでもいないのにポーズをとってくれている
あやしいセコハンショップのおやじ。キッチュな時計を気に入って買おうかと思ったが壊れてい
フランス料理は長生きの理由?
フランス人はどうやら自分たちの食事はとってもヘルシーだと思っているらしい。あるときの会話
「フランス人は、あまりSavoryなスナック(塩辛いスナック)を食べないね。イギリス人は、ポテトチップとかよく食べてるみたいだけど」
「我々はああいうカロリーが高くて体に悪いものは食べません」
「でもフランスのお菓子もバターとか砂糖とかすごい量だよね」
「あれはからだにいいんです」
「。。。。。。。。。」
食文化を守るフランス人
フランス人は食べることにとても執着するひとたちです。いろいろなこだわりがありますが、まず「国産素材」にはとてもこだわります。スーパーに行って肉や野菜、魚、乳製品などの素材をみても、加工食品をみても、8割がたは国産品です。フランスは大きい国でいろいろな素材がとれます。海も山も川もあり、農業も牧畜も盛んです。ゆえに大抵のものはフランス産が手に入るということもありますし、品質も国産が安心という心理もある
もっとみるエモーショナルなフランス人
フランス人は、感性豊かで、素敵なひとたちですが、感情の量がとても多いひとたちです。感情を表に出すことにあまり躊躇がないし、感じたことはどんどん表現することが自然と考えているようです。また相手が上司でも、ビジネスの交渉相手でもそれはあまり関係がないように思います。
あるフランス企業を相手にM&Aの交渉をしていたときのことです。M&A交渉は、ときに深夜まで及びますが、夜中の3時ごろに先方の弁護士さん
きれいずきではないが、美しいものが好きなフランス人
パリにいると、Cleanであること(清潔)と、Beautifulであること(美観)は全く別のことだったんだと気づかされます。
街を歩いていると、頻繁に犬の糞が歩道に落ちています。我が家はブローニュの森の入り口のアパートに住んでいたので、週末になると大量の犬の散歩の人たちが、近くを通るので、日曜日の午後は悲惨でした。早朝に水を撒く車が歩道を洗い流しているので、翌日は大丈夫なのですが。
ある昼頃、
いい加減なフランス人
まずいい加減なフランス人を実感したエピソード2つ
トイレが半年壊れたまま
パリのオフィスのトイレが壊れていました。私が赴任した7月の時点で、男子トイレの小便用の2器が両方壊れていて、みな大便用で済ましていました。8月になっても治らず、「まあバカンスだし仕方ないか」と思っていました。まあ総務の担当のフランス人もあまりやる気がないので仕方がない。9月になっても治らず、「フランスだからなあ」と思ってい