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富山旅行 素晴らしかったこと5つ

2018年12月に家族で富山へ3泊4日旅行をした。

特に素晴らしかったこと5つ
1)五箇山相倉集落の夜景
2)富山湾の海の幸
3)氷見から見た立山連峰と富山湾の景色
4)富山ブラックラーメン
5)路面電車にのってまったり

五箇山相倉集落の夜景
古い山間の小さな集落で、たぶん家は20軒くらいしかない。泊まるのは民宿のみ。夜はとても暗いはずだが、ちょうど満月で月明かりがあった。立山連峰に霧がかかり、それを月光が照らすという美しい風景。幻想的な自然の風景をバックに、合掌造りの家々が映える。たぶん相倉という小さい集落ならではのぜいたくではなかったか。泊まったのは民宿「庄七」。夕食食べながら聞いたおばあさんの昔話がよかった。あと自家製かぶらずし絶品でした!

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富山湾の海の幸富山市の居酒屋「四六八ちゃ」(「しろはっちゃ」と読む)で、香箱蟹(こうばこがに)を食べた。小さい蟹ながら味が濃い。とくにみそがたまらない。香港在住期間中に上海蟹はいやというほど食べたが、あの蟹みそを思い出す濃厚さ。上海蟹よりも繊細でうまかった。富山湾でとれた生のまぐろ赤身もうまかった。コク、うまみと赤身の鉄っぽい風味どれも濃厚だった。

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氷見の民宿は、魚市場の仲買いの人がやっている「あお」に泊まった。ぶりしゃぶを予めお願いしていた。ひときれが豪快に大きいぶりの切り身。しゃぶしゃぶすると脂がおちて同時にうまみが強くなるような。食べ応えのあるボリューム。おなか一杯ぶりいただきました。締めの氷見うどんが予想を超えたうまさでもあった。

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氷見湾から見た立山連峰と富山湾の景色

氷見からは、運がいいとちょうど富山湾の向こう側に立山連峰が見える。日本にもこういうところがあるのかという驚き。アメリカ西海岸のシアトルで見た景色に似ているが、もっと雄大でかつ美しい調和があり、不思議にやさしくやわらかい風景だった。立山連峰は横に長く、左右の視界を貫き、富山湾はその下に静かな水をたたえる。雪の積もる立山連峰の山々にカスミがかかり、独特の情緒がある。民宿のおばさんによると、地元の人は毎日、「今日の立山さんはきれいだった」とかどうだった(毎日違って見えるらしい)というのがあいさつだということ。これだけの景色が身近にあれば、それくらい大事なものになるだろうという圧倒的な景色だった。

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富山ブラックラーメン(大喜根塚店
ブラックラーメンの元祖である大喜の根塚店に行った。お店によると元祖の大喜はオーナーが代わり、すでに違うお店なので、ここが正統大喜の味を継承する唯一のお店とのこと。店はシンプルな内装で、メニューはチャーシューラーメン大と小、ライス、たまごしかない潔さ。何より驚いたのは食卓に、醤油や塩や胡椒など調味料がない。箸もない。何にもない食卓。全般にきれいに片付いて清潔でシンプル。ラーメン「道」を感じる。
スープは確かに真っ黒。塩味が強く、黒コショーがたっぷり入ってかなり効いている。一方であっさりしてコクのあるスープなので実は食べやすい。麺は中太麺で鹹水が強め。メンマの香りが強い。チャーシューは薄切り。全体の調和は素晴らしく、おいしくいただきました。そういえばレンゲもなかった。

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路面電車にのってまったり
富山は、路面電車を上手に残して今も生活に使っている街。今回は富山市内で広貫堂(富山の薬売りの元祖)に行く際に「2系統」という路線にのった。車両はいろいろなタイプがあり楽しい。乗客の乗り降りが頻繁で、地元の人が生活に使っているので、見ていると生活が垣間見れて楽しい。
高岡では万葉線という新湊方面に向かう長い路面電車に乗った。すいていて、通学の高校生以外はほぼ乗客がいない。新湊まで片道40分乗ったが、ほぼ貸し切り状態。のんびり街中を走る。天気が良かったので、とにかくまったり。目の前の高校生の友人関係など高校生活に思いをはせたりして、楽しめた。路面電車のある街は素敵ですね。

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