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月刊 さわいはじめ 2024年4月

■ 仕事

【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】

TVステーション8号(4月3日・水発売)

▽春ドラマ メインキャラ大診断
 「イップス」
 「ACMA:GAME アクマゲーム」
▽ CM調査隊が行く!
 (味の素「パスタキューブ」 / 山本耕史、磯村勇人)
 (サントリー「天然水フルーツスパーク」 / 永野芽郁、武藤啓司)
 (湖池屋「プライドポテトGOLD」/ 山﨑賢人)

TVステーション9号(4月17日・水発売)

▽ CM調査隊が行く!
 (サントリー「オールフリー」/ 深津絵里、津田篤弘)
 (NTTドコモ「ドコモ ポイ活プラン」 / 浜辺美波、ロッチ)

ダ・ヴィンチ 5月号(4月6日・土発売)

▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
 すゑひろがりず
 全国八都市巡り「大吟醸」について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
 写真のプロ 幡野広志 さん インタビュー記事
「たくさん撮ると、新しい世界が見えてくる もっと写真が撮りたくなる本」
▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
 楽天Kobo 鳴海百合子さん インタビュー記事


◆ 執筆&取材 はみだしメモ

ダ・ヴィンチ「なんでもランキング」で取材した写真家・幡野宏志さんのお話がとても心に刺さりました。幡野さんのお話は、ご著書の「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」というタイトルが表すように、技術論よりも衝動や情熱を大事にするような内容が多く、他のジャンルにも通じることばかりでした。ネットで見た「上手な写真の撮り方」を真似していると、自分らしさがなくなっていく。自分の視点で、撮りたいと思った瞬間に、何度でもシャッターを切ってみよう! と声をかけていただいてから、スマホのカメラを起動する回数が増えたし、なんならカメラが欲しくなった。なお幡野さんは「カメラは見た目で選べばOK」とも。見た目にときめかないと、使い込む気が起きないのは、仕事道具や楽器も同じ。共感できる話も多く、すっかりエネルギーをもらってしまいました。

ちなみに、雑談の中で幡野さんのお住まいが隣町にあると判明。地元トークも盛り上がりました。いつか近所でお会いできるのではないかと楽しみにしています。

【新しいパソコンがやってきた!】

以前、畳んだ状態のノートパソコンを無意識に雑に扱ってしまったせいで、液晶画面が不調に。ここ数年は斜め横に設置した外部モニターをメイン画面にして仕事をしていました。いつの間にか慣れましたが、キーボードを打ちながら、首だけ違う方に捻ってモニターを見るのは、コンディションがすぐれない時は若干イラっときます。

いつかパソコンを新調したい。新調するならどんな時期がいいか、しばらく悩んでいたのですが「夏から秋にかけては、サンバチームの予定で忙しくなるかも。秋になれば、また動画編集のお仕事をいただけるかもしれない」などと考えるうちに「4月中にパソコンを新しくして、ゴールデンウイークに慣らし運転をするのがベストなのでは」とひらめき、思い切ってデスクトップパソコンを新調することにしました。

これまで、リハーサルスタジオにパソコンを持ち込んでレコーディングに使いたくてノートPCにこだわっていましたが、そういう使い方は数年に一度あるかないかだったので、コストパフォーマンスに優れるデスクトップマシンに路線変更することに決めました。

購入は、とあるBTOパソコンのネットショップにて、かなりお得な値段で。それまで使っていたノートパソコンと比べて、メモリは2倍、グラフィックボードの性能は6倍以上、CPUも大幅パワーアップ! これで動画編集が相当ラクになるはず。モニターも大きくなり、仕事全般はかどりそうです。

4月中は、パソコンの設置場所を確保するべく自宅内の仕事スペースを片付けたり、元のパソコンで使っているデータのバックアップをしたり。パソコンが到着してからは、配線、設定、ソフトの移し替えなどで、割と忙しく過ごしました。こんなことで汗をかいても一銭にもならないんだよな、とボヤきたくなる気持ちを抑えて「環境を整えるのも仕事をだぞ」と何度も自分に言い聞かせながらでしたが。


■ 趣味、気付きや学び

【音楽活動】

▽  ゴールデンウィーク中に、人生初めての弾き語りライブをすると決めたため、4月中はその準備に没頭しました。12月以降長らく忙しかったサンバチームでの活動をほどほどにセーブして、ひたすら弾き語りの練習、練習、練習。ライブに必要な機材をそろえるべくハードオフを巡ったり、やったこともないブルースハープに挑戦してみたり。

メインギターにトラブルがあったときのためにサブギターを物色。
ジャンク売り場で見つけたオンボロギターを入手し自分でメンテナンスも……

 バンドやチーム活動をしているときとはまったく違い、本番中に気が抜ける瞬間が一切ないことにも気づいて、いかにしていいライブにするかを考え続けた一か月でした。この期間の模様は、noteに投稿し、マガジンにまとめましたので、下記リンクバナーから是非ご覧ください。


▽  「TRANSE」の5人でスタジオ練習しました。97年から03年にかけて、プロデビューを目指して精力的に活動し、休止期間突入後もボチボチ活動していたバンド「TRANSE」。7月13日に、17年ぶりにメンバー5人そろってステージに立ちます。少し前からその準備をしています。今回は、前月の練習時に絞り込んだ演奏候補曲を改めて演奏して、さらなる絞り込みをかけて最終的なセットリストを決めるところまで。納得のセットリストに。演奏してみた手応えや、お互いの性格、過去のライブの感触など、いろんな情報を共有できているので、ゴネたりモメたりすることもなく納得のセットリストに。

 スタジオでの写真を撮り忘れたので、TRANSEが03年12月に活動休止に入る前、最後に作ったオリジナル曲「コレイイハナツゼ」のライブ映像を貼っておきます。

 この曲は7月のライブではやりませんが、メンバー同士の雑談のなかで「楽曲としても、演奏技術も、めちゃくちゃクオリティ高い」と話題に。当時、ライブで2回しか披露できなず、レコーディングもされていない不遇な曲。世の中には、そういう日の目を見ていないすごい曲が星の数ほど存在しているのだと思います。


▽  4月22日(日)、蒲田「Espaço Brasil」で開催されたRoda de Sambaに参加させていただきました。主催者さんのツテで集まった面々で、ブラジルのスタンダードナンバーを歌い、演奏していくなかで、私は主にパンデイロで賑やかしを。はじめましての人も多い場所でしたが、こうして音楽でつながれると「楽器をやっていてよかった」と思えます。楽しいひとときでした!

後日、お店のマスターが八王子出身だということを知りました。今度お店にいったときは地元の話題で話しかけたいと思っています。また、「はじめまして」な方たちの多くが、私が参加しているサンバチーム「サウーヂ」の中で、特に親しいメンバーの一人・しょうちゃんのバンド仲間たちであることもあとから知りました。いつかしょうちゃんも一緒に行ければ楽しいだろうな、と思ってます。


【2024年2月の見たり聞いたり】

▽  沖縄唄三線の奏者でもある妻・まちゃが展開しているマンスリーライブを今月も鑑賞。毎回恒例のコラボ企画には、先ほど蒲田でのRoda de Sambaのレポートに名前が出た、サウーヂのしょうちゃんが登場しました。しょうちゃんは、サンバパーカッションをいくつも組み込んだオリジナルのドラムセットで唄三線の伴奏を。まちゃとしょうちゃんも気心知れた間柄なので演奏の息もぴったりで、沖縄×ブラジルのコラボレーションは見ごたえ抜群でした。そういえば、ライブの終盤にちょっとだけ私もパンデイロで演奏に参加しました。


▽  自分自身の弾き語りライブ、まちゃの唄三線ライブ、と地元のカフェ「DOMA」を遊び場として活用させてもらっているわけですが、DOMAではアカデミックなトークイベントも開催されています。4月には、マスター・廣井さんとツテのある、アミナコレクションが企画した「ライフスタイル神社学」という座学講座が開催され、数か月ぶりに2度目の受講を。年齢ゆえか何気に神社好きで、神社の成り立ちを語る上では切り離せない日本の古代史にも関心があるので、個人的にものすごくうれしい企画です。

講師の中村真さんは、日本各地の神社を自分の足でめぐって情報を集め、様々な角度から日本人と神社の関係について考察を行っている方。本の執筆や講演活動も行っていて、参加者の興味のあることがらをかみ砕いて解説してくれるので、ずっと話を聞いていたくなります。今回、自宅の近くにある「北野天満宮」と実家の近くにある「多賀神社」について解説をお願いしたところ、近年の神社界隈のトピックスを語るお話の中に、しっかりと両社の話題を盛り込んでくださり、聞きごたえ抜群でした。ちょっとでも神社に興味がある人におすすめです。


▽  4月中にみたYouTube動画の中で、一番面白かったのは、さらば青春の光official channelの「高額当たり馬券を持っているのは誰だ? 究極の心理ゲーム【馬狼】開催!!」。いわゆる「人狼ゲーム」にひとひねりを加えた企画、と一言で片付けてしまうこともできますが、ゲームの中でとんでもないことが起こりまくります。少しでも興味のある人は、このシナリオのないドラマを目に焼き付けてほしいです。展開が神がかっています。

水曜日のダウンタウンを手がける藤井健太郎プロデューサーのコメントも、この動画のすごさを物語っていると思いました。


▽  説明のつかない不思議な話が好きなので、心霊系のYouTubeチャンネルをいくつかチェックしています。ークエンスはやともさんのYouTubeチャンネルは、芸人さんならではのトークのうまさ、『視える人』ならではの一貫したクールな視点などが興味深く、かなり初期から見させてもらっています。先日は怪談マニアとして知られるお笑い芸人・西田どらやきさんがゲストとして登場し、都内に現存する「あるビル」についての心霊系の不思議な話を披露していました。動画内に挿入されたヒント画像(4分01秒付近)やトークの内容から、どうやら私も行ったことがある場所の話のようだと推理を。というか、サムネにその場所が写っちゃってます(!)。確かに、独特の空気感がある建物だったので、西田さんのトークになんだか納得してしまいました。知っている場所の話は、妙なリアリティがあって引き込まれます。


▽  弾き語りライブの衣装に悩んで、最終的にオリジナルデザインのアイテムを1点から作れるサイトSUZURIでTシャツを作りました。私が10代の頃から参加してきた、バンドの名前をズラリとバックプリントしてみました。ロゴデータがあったのは数バンドだけだったので、ほとんどのロゴを新たにデザインしました。

フォントを選び、変形・装飾しただけなので、何も難しいことはしていませんが、楽しい作業でした。弾き語りライブで何を着たらいいのか、その試行錯誤のプロセスを書き記したnoteもあります。よかったら下のリンクバナーから。


■ エピローグ

ゴールデンウィークの弾き語りライブの準備と、パソコンの新調にまつわるアレコレに追われた4月。セーブしたつもりはないのですが、仕事量は若干少なめでした。当然、5月、6月の収入に影響があるわけで、いまから戦々恐々です。そして、5月上旬がバタバタだったため、本投稿はすでに5月下旬。いろいろとままならないことが多いですが、引き続き楽しく過ごしていきたいものです。月が変わってから書く予定の「月刊 さわいはじめ」では、弾き語りライブのレポートも書きます。

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