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月刊 さわいはじめ 2023年11月

できれば付きの変わり目に投稿したいのですが、気が付けば11月が終わって数週間が経過。われながらヒドイ。でも、せっかく始めた「月刊企画」なので、タイミングが悪かろうと書き残します。以下、2023年11月の私の記録。

■ 仕事

【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】

TVステーション23号(11月8日・水発売)

▽ 全力応援「下剋上球児」4回裏
▽ めくるめく深夜ドラマの世界「今日からヒットマン」
▽ 「大奥 Season2」古川雄大 インタビュー
▽ CM調査隊
 (キリン / 劇団ひとり、飯豊まりえ)
 (GLOBAL WORK / 本田翼)
 (明治 / 新垣結衣)

TVステーション24号(11月22日・水発売)

▽ 秋ドラマ後半戦のポイント「下剋上球児」
▽ CM調査隊
 (日本マクドナルド / 杉本哲太、上國料萌衣)
 (Google LCC / MISAMO)

ダ・ヴィンチ12月号(11月6日・月発売)

▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
 博多華丸・大吉
 イベント「華大どんたく」(2024年2月)について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
 ホラー作家 背筋さんインタビュー記事
 「秋の夜長に読みたい、恐いマンガ10選」
▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
 Renta!  佐藤哲也さん、吉田紗彩さん インタビュー記事

カドブン KADOKAWA文芸WEBマガジン(11月3日配信)

▽ ホラー作家 背筋さん インタビュー記事
「混乱と恐怖が渦巻く傑作ホラー誕生の裏側に迫る! 『近畿地方のある場所について』背筋インタビュー」

◆ 執筆&取材 はみだしメモ

「ダ・ヴィンチ」「カドブン」で取材させていただいたホラー作家・背筋さんの小説「近畿地方のある場所について」がすこぶる面白かった。いくつもの、気味の悪い噂話、怪事件を扱った雑誌記事、恐怖体験をつづったルポなどが連なり、いつの間にか壮大なサスペンスホラーの世界が形作られ、リアルな陰影で読み手に迫ってくる。ノンフィクションのような体裁ながら実際はフィクション、という「モキュメンタリー形式」で書かれているのも心憎い。どこかしら夢野久作を思わせるところもあり、その点でも自分の好みにピッタリ。そして、取材時の背筋さんは終始笑顔で、なんでも答えてくださる気さくな方でした。すっかりファンになってしまいました。


【イベントを開催しました】

▽  11月17日(金)に、行きつけのカフェ「DOMA」で、「懐かしいCMをダラダラ見る会 Vol.4」というイベントを開催しました。季節に1度、年4回ペースで開催している本企画。個人的にアーカイブしている80年代後半から90年代前半にかけてのテレビCMを、アラフィフ仲間で集まって一緒に見ながら「あーでもない、こーでもない」と語り合っています。小さなカフェで、大して宣伝もせずにやっているので、毎回来てくれるのは常連+αな数人ですが。

懐かしいCMを見ると、大人になって忘れていた「あの頃の気持ち」がよみがえってくる……、なんていうと少し大げさですが、「このタレント好きだったなぁ」「そういえば、この商品欲しかったんだよね」という感覚になるのは事実。「昔は良かった」みたいなことを言いたいわけではなくて、むしろ、自分が過去に刻んだ道しるべを思い返し「そういえば、自分はこんな人間だった」と思い返せるのが心地いいんです。消えかけていた心の奥の火種に、空気を送って小さな炎を燃え上がらせるような、そんな時間を過ごしています。


■ 趣味、気付きや学び

【音楽活動】

▽  所属しているサンバチーム「サウーヂ」の、打楽器隊の一員として、11月23日(木・祝)に行われた「よこはま運河チャレンジ」というイベントに出演させていただきました。チームのアトリエがある日ノ出町駅のすぐ近くで、大岡川を進む船団のパレードをサンバで見送る、というパフォーマンス。かなりいい演奏ができて、個人的に大満足でした!

【観ました、音楽ライブ】

▽  琉球唄三線の演奏家として活動している妻、まちゃのマンスリーライブ「明神町de唄三線」を「DOMA」で鑑賞。月替わりのコラボ相手は、われら夫婦とともにASADO ASAKAWAで活動しているガットギターの田村さん。三線とガットギターのサウンドがこんなに好相性だとは知らなかった! 一回限りと言わず突き詰めてみるのもアリなのでは、とお節介にも思ってしまいました。一ミュージシャンとして刺激を受けました。

【買っちゃいまいた】

▽  「VOX Mini5 Rhythm」という小ぶりなギターアンプをハードオフでゲットしました。出力は小さいけれど、ボーカル用のマイク入力端子と、99種類のパターンがプリセットされているリズムマシーンが内蔵されていて、これ一台でPA入らずで弾き語りライブができちゃう。ライン入力も可能、なんちゃってレベルだけどエフェクター何種類か内蔵されている。8000円。おもちゃとしては上出来だ。

ひとまずは、ご近所さんと活動しているアコースティックグループ「ASADO ASAKAWA」で、自分のカバコ&ボーカル用として使用中。そして、いま密かにアコギ弾き語りの準備をしているので、その時にも使えるのではないかと企んでいます。

【フットサル】

▽  応援しているフットサルチーム・VEEX TOKYO Ladiesの試合が、11月中は関東女子リーグ、全日本選手権東京都予選であわせて4試合。サポーターとしては充実した1か月に。なかでも、1-0で勝利した関東リーグ・ヴィエントFC戦(11月4日)は胸アツだった。この日はVEEXの看板選手の1人でもあるゴレイラのモリくんが都合により欠場。普段は「控え」に回っているもう1人のゴレイラ・ニダちゃんが、今季リーグ戦初先発にして完封をやってのけた。

朗らかで真面目な性格のニダちゃんは、いつ出番が来ても大丈夫なように日頃から練習に励みに、ムードメーカーとしてもチームに貢献している選手。年齢は他の選手たちより、ひと回りかふた回り年上だ。選手たちは、きっと「ニダちゃんのために!」とディフェンスを頑張っただろうし、サポーター的にも出場機会がなくてもチーム愛が強いタイプの選手は格別にリスペクトしているので、試合中の声援も大きくなる。前半の1得点からは、守って守って守り抜いての勝利。目の前の試合だけを見れば、特段に語ることのない渋い試合だったかも知らないけれど、選手個々のストーリーや思いにまでフォーカスすれば、どの試合にも感動がある。この日、ニダちゃんの完封劇を見て、思わず目が潤んでしまいました。

【面白かったコンテンツ】

▽  毎週のように放送を楽しみにしている「水曜日のダウンタウン」ですが、2週またぎでオンエアされた犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾がめちゃくちゃ面白かった!

現実と非現実の境界線をとっぱらったあり得ない世界に、ターゲットを巻き込むという企画。ダイアンの津田さんも、みなみかわさんも、リアクションがすばらしい。エキストラの役者さんたちもいい味を出しているし、証拠のひとつとなったYouTube動画が実際の収録時期にひっそりと一般公開されていたことなど、手の込みようがトンでもない。ちょっとした狂気すら感じるほどの作り込みです。そして、スケールの大きさとバカバカしさも抜群。テレビでしか成立しないエンターテインメントだと、感動も覚えました。

何気なく動画のコメント欄を見ていたら、こんな書き込みがありました。

だいぶ前おすすめにこの動画が出てきて、1本しか動画ないし不気味なチャンネルだなあ…なんて思って終わって 今水ダウ過去回一気見しててYouTube!って津田の発言と村長の顔見たらこの動画のこと一気に思い出して鳥肌ブワアアアアアアアって立って私までドッキリかけられた気持ちになってめちゃくちゃ興奮した。

テレビの企画だと知らずに動画をチェックしていたら、確かにこのコメントをした方のような気分になるでしょうね。こんな現象まで生み出していたとは、まさに空前絶後です。考えてみると、企画の作りはホラー小説「近畿地方のある場所」と同じくモキュメンタリーなんですよね。やっぱり、私はモキュメンタリーが好き。都市伝説をエンタメとして楽しむ、という私の性質にもつながっています。


▽  Naokiman 2nd Channel「住職が語る宇宙人の真相とは?!」。都市伝説系ユーチューバー・ナオキマンさんが、UFOに関する情報に詳しい高野誠鮮さんと対談した動画がハンパなく面白かった。かつてはテレビ番組の放送作家、現在は日蓮宗僧侶、大学の客員教授でもある高野さんは「自分で取材した」というぶっ飛んだ情報をスラスラと淀みなく語っていく。聞き手のナオキマンさんの知識量も凄まじいため、話の内容が瞬間的に核心へと向かうこともしばしば。眉唾な与太話に思えなくもないが、だとしても引き込まれる。話がすべて真実だとしたらと思うとクラクラしてくる。この「どっちにしても気になる」のが、都市伝説やオカルトの面白いところだ。ノーカット版をチェックするべく、まとまった時間が取れる時にナオキマンさんのオンラインサロンに入ろう。

何年か前に、偶然出会う機会に恵まれて一気読みした高野誠鮮さんの著書「UFOとローマ法王、そして自然栽培 空飛ぶ円盤で日本を変えた男」も面白かったです。借り物だったのでいま手元にないけれど、入手しておこうかなぁ。それにしてもすごいタイトル。


■ エピローグ

▽ 今年5月に「月刊さわいはじめ」をスタートさせた頃、「いつまで続けられるのか」「タイムリーな投稿はできるのか」と不安だった。「続ける」に関しては、いまこうして最新号を投稿できたので大丈夫だが「タイムリーな」に関しては今月はアウト。月末からせめて半月以内に投稿しなければ、カッコがつかない。誰にカッコつけているのか、遅くなったところで誰に迷惑がかかるのか、そんな心配はしなくていいものの、なんとなく引き締まらない。とはいえ、今月も「続けられたこと」を褒めたい。いいよね?

すでに半月以上経過した12月も、楽しくおかしく過ごしてます。その報告は年明けに。

過去の月刊 さわいはじめ は↓↓↓こちら↓↓↓から。

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