Hiroyi

書きたい欲≒書く勢い>>>>>>>生み落とす…

Hiroyi

書きたい欲≒書く勢い>>>>>>>生み落とすネタ 読んでくれるあなたを愛しています 私は思考、好き 文章を書き舞台照明などをします(決意表明)

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  • 嘘や本当の話

    ふと感じたことや体験に嘘の話のまとめ

  • ふら、とインドを歩く話

    インドに行った時のメモを文章にしたもの また行きます

  • 観劇/鑑賞記録

    演劇や映画を見たメモや感想、最近更新できていませんが観劇記録を残している

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気に入り写真まとめ

①インド ②岩手 ③ny ④山と川と海、あと

    • 創作意欲の原点

      文章を書くためお題をくださいと依頼したら、”創作意欲の原点となる感情は、喜怒哀楽のどれにあたる?または概念の外側?”というものを頂いた。改めて考えたことないな…と向き合ってみることにする。 私が何かを書いたり描いたり作ったり、音を作ったりするのは前向きな嫉妬と自分への愛ゆえだと思う。つまり質問に対する答えはイエスでもありノーでもある。興味深い演劇の脚本、本、エッセイ、絵、オブジェクト、美しいコードの音楽等に触れた時。なぜ私がこれを生み出せなかったのか、と非常に悔しい心持にな

      • "劇場"感想 ※ネタバレのようなものあり

        まだ観ていないよ〜何も知りたくないよ〜というような方は見ないでください、ネタバレのようなものがあるので。 信頼/尊敬しているお兄さんと会った時にお勧めされた映画“劇場”を観ました。タイトルだけ見た時点での予想は「芝居をやっている若者達が上手くいかない中演技との向き合い方を模索しながら奮闘する物語」。多分数ヶ月前に読んだ同じ著者の“火花”に引っ張られてれているのだと思う。この劇場も存在は知っていたし自分が芝居をやっているから気になっていたがその時に文庫版が出版されていなかった

        • ふと思ったので

          全国にたくさんいる、好きな人たちのこと。みんな今日もどこかで息をして、どうにか生きていてくれて、ありがとう。あなたの生存権の一切はあなたのものです、間違いなく。今日も好きな人たちが何かをしたり何もしなかったり、そんな過ごし方をしたかもしれないことを勝手に思って勝手に幸せになります。 彼/彼女らが美しい言葉を連ねる、映像をつくる、絵を描く、演じる、音を作る、踊る、思考する、悩む、などもすることを私は知っているので、それを考えると前向きな嫉妬や愛、尊敬の気持ちなどで一杯になりま

        気に入り写真まとめ

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        • 嘘や本当の話
          6本
        • ふら、とインドを歩く話
          9本
        • 観劇/鑑賞記録
          15本

        記事

          五感が鋭くなる、というのはいい得て妙

          はじめに 私は深く潜った時気持ちを落とすことなく、いつもは感じられない部分がダイレクトに感じられる事実に興奮し、声か文字かで残そうとしてしまう。今回の状態を経て気付いた点の話を書き起こすことにした。注釈としては、これは完全に私の感覚的なものなので絶対に正しい訳ではない。 たまに、瞑想をする。脳を一度リセットする時、心を空っぽにしたい時、何かについて考えたい時、などだ。普段から2人分後ろにいて言動全てを司る“演出家の私”に“芯の私”が近寄ることができるよい手段となっている

          五感が鋭くなる、というのはいい得て妙

          ふら、とインドを歩く話 9 終

          ふら、と歩いた日々とまた… たくさん歩いたインドを離れる日がついに来た。コルカタ初日に食べたカレー屋と地元で人気のラッシー屋に訪れ、最後の散歩を楽しむ。宿に戻って荷物を再度詰めなおす。本当にあっという間だったなあ…とかなんとか思いながら、宿のみんなとビルの下でいつもおしゃべりしていたおじさま方に見送ってもらう。これまた最後のリクシャに乗って、空港へ向かうためバス停へ…… 余談だが、私はローカルバスに乗ることに苦手意識を持っている。基本的にどこへ行っても。日本での旅行先でも

          ふら、とインドを歩く話 9 終

          ふら、とインドを歩く話 8

          ふら、と歩く街の日々 コルカタにはヒンドゥー教でない人たちが多く住む大きな地域があるため、ここまで見てこなかった牛肉を使うカレーがある。平たいパイ生地に牛肉を使ったスナックもある。久しぶりに食べる牛肉は美味しかったがかなり味が濃い。軒先に吊るした牛肉を売るお店もある。初めて見る光景だったので、許可を頂いて写真を撮らせてもらった。 調理環境がないので購入はしなかったが。 近所を気の向くまま歩き、いろいろな路地に釣られて迷い込み、知らない街を進んだ。ここではかなり広い道と狭

          ふら、とインドを歩く話 8

          ふら、とインドを歩く話 7

          ふら、と気づけば最終地バラナシ~コルカタ、2度目の寝台列車は14時間。隣がインドのマダムで、“どこからどこへゆくの“や”カレーは美味しい?“などと少しだけ話した。 カレー、美味しいです。インドは本当にどこへ行ってもカレー。全部のカレーがそれぞれ味も深みも香りも違うのに、全部が全部美味しい。他のどこに行っても同じものは勿論ないから食べても食べても飽きがこない。 コルカタの駅に着いた。大きい駅で、いままでで一番多い数の人が歩いていた。構内の店で軽くカレーを食べ、次の宿へ。ここの

          ふら、とインドを歩く話 7

          ふら、とインドを歩く話 6

          ふら、と“歩く”が善い街で ふと目が覚めると外にはインドの朝焼けが広がっていた、おはようございます。 蛇口で顔を洗い、ぼんやりと外を眺めながら西に流れていく景色を楽しんでいた。駅名のアナウンスも例の如く聞き取りにくいので、同じコンパートメントの皆様に“Lucknow(ラクナウ)駅に着いたら教えてください…”とお願いする。 数時間後に無事到着、目的の宿までは少し遠い。次のコルカタ駅までのチケットを購入しようと思ったが、売り場が閉まっていたので待つことにした。今日もかなり暑

          ふら、とインドを歩く話 6

          ふら、とインドを歩く話 5

          ふら、とデリーで秘密基地ニューデリーに着いて半日と少しが過ぎ突如始まった1人旅。私はまず今後のスケジュールを1から立て直さければならなかった。 今は3/19のお昼。26日のAM2時頃にはここから約1,500km離れたKolkata(コルカタ、カルカッタ)の空港から日本に帰る。ちなみに東京から1,500kmというと、直線でちょっと那覇に届かないくらいだ。そこまでにVaranasi(バラナシ)に寄ってGanges(ガンガー、ガンジス川)も見たい。水が好きなので。となると、そろそ

          ふら、とインドを歩く話 5

          ふら、とインドを歩く話 4

          ふら、と始まる…??? 朝7時、起床、散歩。清々しい空気とゴミの山……と、牛。空が狭くていいなあ…と歩いてふと前を見たら、牛。インドの道では本当に牛が歩いたり寝たりしています。牛’sが道でどっしり寝ていたら私たち人間が避けなければいけないし、歩いていても譲るべきである。シヴァ神が乗るとされているかららしい。狭い道でもよく出会うので初めはおっかなびっくりしていたが、すぐに“気持ちよさそうね~”と安らかな思いが浮かぶようになった。彼らは一体何を食事としているのだろうか。  一度

          ふら、とインドを歩く話 4

          ふら、とインドを歩く話 3

          ふら、とインドの地を踏んで遅れに遅れるという噂に怯えていたAir Asiaフライト、10分遅れて離陸、が、30分早く着陸。びっくり!ありがとうAir Asia! (成田離陸時に手を振ってくれたスタッフさんたちは、何を思っていたのだろうか) 機内では”これでしょ!“と有無を言わさず煮物が出てきたので”いやカレーがいいです…“と返すなどのやり取りを経て、初のカレータイム~北海道ヨーグルトを添えて~。ぐっすり寝て、気が付いたらインドの地を踏んでいました。時差ボケにならないのでス

          ふら、とインドを歩く話 3

          ふら、とインドを歩く話 2

          ふら、とインドに行けるのかNYから帰ってきた翌日から1週間、3/3の打ち合わせの日だけ治ってまたその後から数日、私はゾンビもしくは廃人でした。体温は38~40度を行ったり来たり、下がったと思うと34度、食欲はなく摂取できるのは水と日によっては果実のゼリー、動けないから寝たきりでいたら5分と立っていられないほど筋力も落ちた。さすがにまずいと思い病院に行くと、 “免疫力がほぼなくなって細菌が炎症を起こしている、白血球がかなり増えています” “今外出るだけでぽんぽん病気もらっちゃ

          ふら、とインドを歩く話 2

          ふら、とインドを歩く話 1

          ふら、とインドに行くことに私は良くも悪くも気ままで腰軽いタイプだ、“自称“ですが。もういいか、と高校を辞めたし、舞台のお手伝い中に大阪の学校へ誘われたらその場で進路を決めるし、ふと温泉に入りたくなったら岩手の旅館を予約して単身旅に出るし、そのまま楽しくて宿泊を延ばしてバイト直前まで盛岡をフラフラしたりもしてきた。変なところで律儀なので帰りの新幹線チケットは決めてすぐに取った。 1週間のインド旅、今回(とはいっても1年経ってしまった)もご多分に漏れずこのパターンである。発端は

          ふら、とインドを歩く話 1

          眠いんだから放っておいて

          仰向けになると体の内側上半分はほぼ全部、更にはもっと広い範囲で古いクラフト紙と羊皮紙を足して2で割ったような紙になるんですよわたし。綺麗な発色の黒いペンで描かれたいいバランスのマス目も出現して。それで中にいる人たちがようやく動き出せるんですよね。彼らは二次元で生きていて1人だけわたしと同じ向きなのにわたしの中で立って(重力?!)指令を出しています。 それでここで私なぜかいつもアテレコをやらされて。たまったもんじゃないんですよね。彼らの話していることを作り上げてその指令官(

          眠いんだから放っておいて

          狂っている時にみた幻想

          突然ブラックアウトしたから劇場かと思ったらアメリカの映画に出てきそうなあの宝箱型・造りがしっかりしたおもちゃ箱だったのよね〜 喜んでいたら蓋が開いて女の子が手を伸ばし二つの何かを持ち上げ、見比べ始める。逆光と眩しさでほぼ影の女の子、顎のラインが華奢でキレ〜 ティーン入り始めだな!でも私さっきまで明るいところにいたのだけれど。 銀と金のバレッタで悩んでいるらしいが分からん、わたしが何かも分からんし。仕方がないので優しいシッターさんらしきお姉さんが選んでくれましたとさ

          狂っている時にみた幻想