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観劇/鑑賞記録

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演劇や映画を見たメモや感想、最近更新できていませんが観劇記録を残している
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記事一覧

"劇場"感想 ※ネタバレのようなものあり

"劇場"感想 ※ネタバレのようなものあり

まだ観ていないよ〜何も知りたくないよ〜というような方は見ないでください、ネタバレのようなものがあるので。

信頼/尊敬しているお兄さんと会った時にお勧めされた映画“劇場”を観ました。タイトルだけ見た時点での予想は「芝居をやっている若者達が上手くいかない中演技との向き合い方を模索しながら奮闘する物語」。多分数ヶ月前に読んだ同じ著者の“火花”に引っ張られてれているのだと思う。この劇場も存在は知っていた

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観劇 SENDAI座『12人の怒れる男』

素晴らしき俳優陣によって演じられる素晴らしい作品と痺れるテクニカルワークスに乾杯したい 渡部ギュウさんにようやっとお目にかかれ、体の使い方があまりにも好みでファンになりました
本当の緊迫感 生きてるな、と感じる観劇のあの瞬間が最高

9/2

観劇 チェルノゼム『わたしたち/ロミオとジュリエット』

"分からない"を楽しみ生み出す形に"分かりたい"側の観客として生きた1時間。連続性を見出そうとしたり理解しようとしたり喋ってない人を観察する客をやってしまったが、変なことは考えず珍しく穏やかに観られました。自分語りの話は詰まっても、というか詰まることがリアルに繋がる手のように見受けられたので、筋をなぞるきらいはあれど説明を本当にしている様な感覚を味わう。ロミジュリの方は難しく、同じ台詞にも言う人に

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観劇記録 2017/11(その前は思い出せない)〜

11/01,02 LondonPANDA Vol.11&12 『ROOM』/『MOOR』
11/17 コメディアス『KEYROCK』
12/07 杜の演劇祭フリンジプログラム「ぶりかえし」
12/15 東北大学学友会演劇部『トロワグロ』 12/16 Rocky Horror Show
12/25 杜の演劇祭『演劇入門』
01/26 A Ladybird Theater Company『ナチュラル

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観劇 イノコリズ『のべつまくなし』

設定が不思議な方向のファンタジーで入りにくかったけれどちょっとメタで力強い美しい作品だった。個々の性格、演技が立っていたので違和感なくスッキリ楽しめました。みんな真っ直ぐ進もうとしている上に嫌なキャラもいなかったし優しい気持ちで観られて素敵。結局性行為によって出られなくなるのか、歳によるものなのか謎に包まれたまま終幕なのか分からなかったのが残念です。幕の前と後ろで世界が違うのかと思いきや、外の描写

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観劇 劇団 短距離男道ミサイル 20発目 『母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ 〜祝「CoRich 舞台芸術まつり!2017 春」グランプリ獲得☆汗と涙と感謝の東京公演♨(首都高怖いゼ…)いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編〜』

観了ニム。
後ろ開けたのにでかい音出してるからドキドキしてたけど相変わらず空気が生臭くて全力の人が楽しいニム。セットの上下で正座してアドリブにも真顔で耐える役、やりたいニム。アントニム、シノニム。

4/27

観劇 LondonPANDA vol.13 『平穏に不協和音が』

観劇 LondonPANDA vol.13 『平穏に不協和音が』

(3回目の観劇後アフタートーク前、急いでメモしたメモを画像として)

下北沢公演、観てきました。概括すると、今までで一番面白い1時間半の作品でした。ちなみに観劇後は人身事故で終電を逃し、静岡行きは諦めて神奈川のさっちゃん宅に急遽お邪魔しました。
もう何書いたらいいか分からない言いたいこと言えないような心境ですが、物が書けるようになる為の第一歩としてつらつら感想マシンになります。

一番意外だな

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観劇 LondonPANDA Vol.11&12 『ROOM』/『MOOR』

各日終演後につらつら書き留めたものをブラッシュアップ、【長いです】考察は苦手なので本当に私の感想。最近ずっと何かを書きたいと思っており、よい題材を見つけたので満を辞して文章にしました。伝えたいものを綺麗に伝える物書きの才能は何よりの財産だあ。羨ましい。Wordでぽちぽち、10.5(題名は除く)で2ページに纏めよと自分に課したので書きたいこと全ては書ききれず...でもこうしないと書きすぎてしまうので

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観劇 北芸劇団〜Check mate!〜旗揚げ公演

悲劇と謳ってたblack、カオスで所々謎が生まれたけど演出はやはりよかった。
どえらい喜劇がくると思っていたwhite、台詞が浮く瞬間が歯痒かったけど目の付け所はやはり好き。
いいなあ私もお芝居したい

02/23

観劇 東北大学学友会演劇部『くちづけ』

作/宅間孝行

アンケートに書く時間なくてメッセンジャーで直接送った感想

こちらの団体、作品観劇は二度目、昨日で「外れはないな」と確信いたしました。あらすじを読んだ時点では少し作品として素直に観られなそうな題材だなと感じましたが演劇としても素敵な本でした。いい本ばかりですね!
お気に入りの役は一本先生、智子さん、よりさんとはるかさんです。いや、全員が全員です。でも先生は本当に生きていて智子さ

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観劇 ALTC『ナチュラル・コース』

涙を流して泣かなくても気持ちが動いていればそれは伝わるし、泣いたらセリフが届かないこともあるからね。そこの塩梅がとてもタイプな劇団である"A Ladybird Theater Company"の公演を観てきました。

01/26

観劇 杜の演劇祭「演劇入門」

今日の観劇は土壇場で決定したものなのですが、行ってよかった!
しっかり完結・洗練されたものだったので大いに笑って学べた素敵な1時間でした。今年の大きな課題だった問題をコンテクストのずれ、と言語化していただけてなんだかすっきり。
話し方で変わる受け取り方なんかも知ることができてとても実りがあった、今年最後の観劇、いい締めでした

12/25

観劇 『トロワグロ』90分間、腕の話。

東北大学学友会演劇部 12月公演
どこかの何かを観たときに同封されていたチラシのあらすじに惹かれ観劇が決定。

"会話劇"色の濃い演目。緻密な練習を重ねた上で成り立つようなテンポ劇で今年の"天使のお仕事"を思い出すような(笑)
もっとお高くとまった人たちが出てくるのかと思ったら感情が剥き出しな人ばかりで。お酒のせいなのか、社交場でも譲れない女の戦いなのか?そんなピリピリした雰囲気をぶち壊すような

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観劇 杜の演劇祭 フリンジプログラム「ぶりかえし」

作/マルセル・エメ 演出・出演/山田宏平

劇場以外の場所で本を追いながらリーディングをすることが条件という一風変わった仙台ならではの演劇祭

「聴く」のワークショップでお世話になった、さきちゃんの先生でもある山田宏平さんのパフォーマンスを見てきました。
一人でたくさんの人の声を操るその技巧に感銘を受け、話の展開に息を呑み、台本の紙質が素敵だなあとワクワク。Cafe&AntiqueTiTiのコ

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