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あの日、あの場所の、あの雪の感覚 ~「ウィンターアゲイン」 GLAY

函館は、彼らの故郷ですね。

明治維新の際の函館戦争、青函連絡船など歴史がある街ですし、さらには周辺の鉄道の終着駅ともなる場所です。

ある意味、北海道の南端ともいえますね。終着駅のイメージからすれば、さいはての街といえるかもしれません。

この町も、今は、駅周辺の一部の空間や、夜景の名所函館山周辺を除いては、わびしいたたずまいが広がっています。このいわゆるさびれた風景が次第に街全体を包んで、侵食してしまうのではないか?ということも思ったものです。

また、北海道でも南の方に位置し、港街ということもあり、豪雪地帯ではありません。その代わり、湿り気のないさらさらとした雪がゆっくりと降り積もってきます。

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく
「ふるさとの山に向いて」 石川啄木

あの雪の感覚を、この曲を聴くたびに思い起こしています。

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