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1995/1/17、永遠の鎮魂歌 〜 「満月の夕」 ソウル・フラワー・ユニオン

1995年は日本国内がさまざまな事件で大きく揺れた年。まさにミスチルの歌詞でいうところの、

何が起きても変じゃ無い、そんな時代さ

というのが具現化されていた年。

もしかすると日本人である我々のこれまでの、戦後からの歩みや生き方を一度、振り返ってみて、反省し、評価することが必要なタイミングだったのかもしれません。

個人的には、たまたま大学1年になり、上京した年ですから、1995年はミスチルの曲と共にいつまでも記憶に残る年になりました。

そして、楽曲の面からは、ミスチルの「es」に加えて、この「満月の夕」も、永く記憶に残るものになりました。

この曲は、阪神淡路大震災の状況を目の当たりにして、衝撃を受けて作られた鎮魂歌のような意味合いもある特別な曲。

こういった事態に、人の心を癒すのは、もちろん誰かとの触れ合いなんですが、その触れ合いの一つには音楽もあり。

音は波ですから、大部分が水で構成されている人に波紋を投げかけて。その波の形が、いつまでも消えず残っているような。そんな気がします。

永く聞いていきたい、聴き継がれてほしい、そんな楽曲です。



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