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リアル マイ・インターン

今年の2月頃、私には40歳以上も年上の後輩ができた。

4年半働いていて、初の後輩。
そして、人生の大先輩。

うちの社長は縁採用をしているっぽい?ので、基本的に知り合いからの紹介で新しい人を雇うことが多いらしい。
そんな感じだから新人さんが頻繁に入ることはなくて、ベテランの人だけが残っている。

そして、うちの職場の平均年齢は53.5歳。

雇い主家族たちは40代半ばくらい、従業員たちは大体70代前後。
そこにひとりだけまざってる20代の自分、めっちゃすごい。
自分で自分をめちゃくちゃ褒めるやつ。

『マイ・インターン』という映画がある。ファッションサイトのCEO役のアン・ハサウェイと、シニアインターンとしてその会社に入ってくるロバート・デニーロの話。

話としては全然違うけど、なんとなく私と後輩おじいちゃんはそれに似てるような気がしてる。
まるでアン・ハサウェイになったような気持ち。(これはちょっと違うか)

ロバート・デ・ニーロ的な後輩おじいちゃんは、とても働き者で、気が利いて、とても明るい。
性格もさっぱりしてて、すごく話しやすい。

元々は職人あがりで社交性のある人なので、うちの仕事にもすぐ慣れた。
はじめの頃はいろいろ教えてたし、なんとなく同じことをすることが多いから、気付くとペアになって重い物を運んだり、いろいろ作業したりしてる。

でも、その後輩おじいちゃんは疲れてちょっと参ってくると、たまに、なぜか私に弱音的なぼやきをすることがある。
よく接してるし、職場で1番年下だから話しやすいのだろうか?

たまに出てくる弱音なぼやきに対して、私は毎回なんて答えていいのかわからない。
大体そのとき思ったことをストレートに言うか、ありきたりなことを伝えてるけど、なんかもっといい言い方があるんじゃないかって思ってしまう。
仕事に慣れてきたときのモチベーションの保ち方って人それぞれだよね。

自分の高め方を押し付けたってそれが当てはまることはないし、意味がないことはわかっているから、毎回あんまりいい回答ができないでいる。

でも、私としてはいてほしい気持ちだから持ち直してほしい。
そういう気持ちを、とりあえずここに置いておこうと思う。

そして、自分も少しモチベーションが落ちるようなことが少しだけあって、それを気付いてしまってなんだかモヤモヤしてる。
基本的に牡蠣にまつわる実作業以外は全部趣味の活動に入ってしまう仕方ない。
でも負けずに、最終的には全部仕事につながるようにすればいいだろう。

なにはともあれ、久しぶりに『マイ・インターン』観ようかな。


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