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「会いたい」っていう言葉で気付けたこと

私は漁港と海の上で仕事をしていて、むしろそこに体がないと仕事にならない部分がほとんどだから、海のちかくから離れるのが難しい。リモートワークができないのが漁業の仕事。

仕事は楽しいけど、実はそれが悩みのひとつだった。

なにかしたいと思っても、なんとなく難しいなって感じていた。
学生の頃と比べて動けない自分に、なんとなく萎んだ気持ちでいた。

なかなか帰れない私に「会いたい」という人がいてくれることはうれしかったけど、すぐに行けないことになんとなくざわめいてた。

始めの頃は技術も知識もない自分になんとなく劣等感を抱いていた。
だからこそ、海から離れるということに対して悩んでいたのだと思う。



でも、最近は私に「会いたい」と言ってくれて遠いのに陸前高田まであそびに来てくれる友達が少しずつだけど増えてきたし、その中で漁業体験してみたいっていう子も出てきた。
Twitterやnoteを読んでくれてるまだ会ったことない人まで私に興味を持ってくれて、近いうちに陸前高田まで会いに来てくれる。
なぜか私に進路相談をしたいという大学生まで出てきて、その子もあそびに来がてら「浜手伝いたいです」と言ってくれた。

すごいね。うれしいね。
細々だけどSNSで発信してたおかげで繋がった人たちが、うれしい言葉をくれる。「会いたい」って言葉のおかげで、自分のことを気にかけてくれてる人たちがいるって再認識できた。

自分の取材記事が公開されてからも、予想以上にこんなに応援してくれる人がいるんだなって最近たくさん気付けて、漁師としての自分を認められたんだなって感じて、がむしゃらに続けててよかったって思ったよ。

やりたいことをやるためにがんばろう。
海の仕事も今まで通りがんばるけど、いろんな人に漁業のことを知ってもらうために、生産者と消費者がみんな喜ぶような形を作れるように、浜にいてもできることを少しずつやっていこう。

ちょっと遠いかもしれないけど、みんなあそびに来てね。
私も、できる限りはもう少し外に出ていこうと思う。

自己肯定感がめちゃ上がってきたから、今日はそういう決意表明の日記。
今日は仕事を休んだおかげで体調もよくなって少し元気になったから、そんなこと思いました。

でも、もう少ししたら冬場の漁期(今年の出荷シーズン)が始まるから、11月半ば以降から2月くらいまではあんまり動けなくなるかもしれない。
もうそろそろ動ける時期が終わってしまうから、その前になにかできたらいいなと思っています……。


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