見出し画像

気になるスタートアップ5選 vol.4 :: #FashionTech #マインドフルネス #PetTech #PropTech #AI


✔︎ ユーズド靴EC「cinderella shoes Lesson」
✔︎ 瞑想アプリ「Calm」
✔︎ 犬の気持ちがわかる「イヌパシー」
✔︎ 特化VC「PropTech JAPAN」
✔︎ 写真プラットフォーム「Meero」

・・・・・・

#FashionTech #ファッション

2019年7月4日より、株式会社シンデレラはクラウドファンディングをスタート致します。
今回、立ち上げるサービスは「cinderella shoes Lesson(シンデレラシューズ レッスン)」という女性向けユーズドシューズ のオンラインストアです。
通常、「靴はオンラインで買いたくない」というのが一般的な声ですが、それは、現在の靴の販売環境が十分でないからです。
このお店は、その点を補う為の機能を設ける事で、実店舗よりも快適な靴を見つけやすい環境を作ります。
このサービスは、「足を知る」「靴を選ぶ」「外履きで試す」という
当サロンで行っている一連の流れをそのまま再現する様に設計されたお店です。
デザインだけで靴を買うのではなく、自分の足に合うか見極める技術を一般の女性達にも持ってもらいたい。
そういう願いから考えたこのサービスはお店でると同時に、靴選びの学び場でもあります。

人間が分かったような気になっていて、実は全然分かっていなかったという領域はまだまだある。

#MeToo 運動もあったように「靴は痛みを我慢して履くのが当たり前」という「不」は解消できる。

そもそも、人間の体の形は2つとして同じものはないのに、大量生産大量消費の時代に、たかだか8〜10パターン程度の最大公約数をとって製品製造している時点で、そこに「不」が生じるのは当たり前の話だ。

「当たり前」を「当たり前ではない」とリフレーミングする。イノベーションの第一歩として大切なモノの見方だ。

#マインドフルネス

瞑想アプリのユニコーンスタートアップであるCalmは、俳優マシュー・マコノヒーの南部なまりや作家スティーヴン・フライの英国アクセントといった甘美なトーンであなたを眠りにつかせる。昨年始まったCalmのスリープ・ストーリー機能はヒットし、200万人の有料購読者が1億5000万回超も聴き、5000万回のダウンロードがあった。多くの人が瞑想したい一方で、彼らは眠りにつく必要がある。リリースされて7年のこのアプリはついにアスピリンを服用するより習慣化できるマストの機能を見つけた。

効率化・合理化・標準化・平準化によって産業革命を起こし、世界をリードしてきた欧米にあって、マインドフルネスなど「心の在り方」に関心が移ってきていることは本当に面白いトレンド。

今後大切なことは、西洋思想と東洋思想の交わりによって、世界のトレンドが作られる可能性が高い、ということ。その点においては、日本の、日本人の立ち位置は非常に有利なポジションともみてとれる。

#PetTech #ペット

INUPATHYは、心拍センシング技術と動物感情解析技術を用いたハーネス型の犬用ウェアラブルデバイス。リラックス状態や好奇心状態といった犬の感情を5つのLED色で可視化できるのが特徴だ。同デバイスは、ノイズに極めて強く、体内の音声から心音のみを拾うことができる特殊な心拍センサーを内蔵。同社によると、同センサーから取得した犬の心拍情報から犬の状態を可視化できるとのこと。具体的には、心拍の分散値(HRV)から自律神経の活性状態を推測するというパターン分類アルゴリズムによって実現しているという。さらに、独自技術による心拍変動解析「HRVシステム」によって体調の変化を察知し、健康管理に役立てることも可能としている。

同デバイスは2018年11月より販売を開始しており、国内で600台を販売。同社ではペット産業はもちろん、畜産業における家畜の体調管理や研究分野での応用を期待している。

さらに同社は「Langualess LABO」(ラングレスラボ)を設立。INUPATHYで蓄積した、リアルタイムの心拍変動解析技術とデータの分析結果を他の動物へ応用することを考えており、今後は人や牛、イルカ、ゾウなどの大型動物や海洋生物を対象として他社との共同研究プロジェクトも進めていく。

同社によると、Langualess LABOとして研究していくのは、人、牛、ゾウなどだが、猫に関してはこれらの研究後にプロダクトとしてリリースしていく予定があるとのこと。「ネコパシー」の登場にも期待だ。

センサーによってデジタル化できるデータがあれば、これまでアナログなプロの「感覚」によってしか為し得なかったことが、ビッグデータの解析で相関性がわかり、判明することはとても多くなるだろう。

心拍と病気や成長との相関性は非常に面白い。神が与えし「身体」について、治療を試行錯誤して見つけてきたのが科学の歴史だが、本当の意味で理解するのはまだまだ先の話だ。

しかしその鍵となるテクノロジーは、今世の中に溢れ返っている。シンギュラリティによって人が手にするのは、もしかしたら「不老不死」の世界かもしれない。

#PropTech #不動産

日本で初となる PropTech に特化したベンチャーキャピタル「デジタルベースキャピタル」の設立が発表された。創業したのは、PropTech スタートアップのコミュニティ「PropTech JAPAN」の設立者で、FinTech 協会の事務局長を務める桜井駿氏だ。
PropTech は不動産(property)とテクノロジー(technology)を組み合わせた造語だが、桜井氏は必ずしもこれを不動産テックと同義とは捉えていないようだ。この領域に特徴的な、規制のかかった産業に取り組む RegTech や、FinTech の一部なども PropTech に含まれる。

どの領域においても、近年はメガプレイヤーが市場を席巻しており、新規参入が厳しい時代にきている。インターネットやスマートフォンほどの大きな技術革新は当面起きないだろうから、ますます厳しい時代は続く。

そこで取るべき一つの戦略は「選択と集中」だ。メガプレイヤーはそのメガたることを所以として、バーティカルな領域に対し細やかで行き届いたサービスをするのは難しくなる。満遍なくなクオリティは、バーティカルな領域にとって不満になったとしても。

メガプレイヤーに対抗して戦うためには、まずバーティカルから始める。それがスタートアップの取るべき戦略オプションの一つだ。

#AI #写真

2016年に設立された Meero は AI を駆使し、e コマースや旅行などビジネス向けに使われる大量の画像を一斉処理することで、プロカメラマンの写真市場を一新したいと考えている。同社が手掛けるプラットフォームはプロの写真家とクライアントをつなぎ、写真の編集作業の大部分を AI が担う。

世界中にサービスや製品を宣伝する上でますます写真・画像に依存しているビジネスの世界において、Meero は急成長を後押しするニーズに上手くはまったようだ。今年のヨーロッパ最大級であるこの大規模な投資ラウンドで、フランスの数少ないユニコーン企業の仲間入りを果たした。同国では今後数年のうちにユニコーン企業数が急成長することが期待されている。

AIやTechnologyは人の仕事を奪わない。人が本来提供できる「価値創造」にフォーカスするためにTechnologyは存在する。いわば人の手足を増やすのがTechnologyだ。

それによって人はなんの生産性もクリエイティビティもない作業という苦行から逃れることができる。

それによって人は自分の心と向き合い、社会や世界と向き合い、真実を追求するための時間を得ることができる。

そのためのAIやTechnologyの普及が世界をよりよくするのは間違いないが、その時に奪う仕事は、ライン工的単純作業であることもまた間違いない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?