『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読みました
やりたいことの見つけ方、知りたいですか?
なによりも、自分が「やりたいこと」を見つけたいですか?
私は、自分がやりたいことを見つけたい。
何がしたいのか分からない状態を、早く終わらせたい。
そう思っていた。
同じ気持ちのあなた。
この本でも、著者の八木仁平さんのYouTube動画でも、なんでもいい。
自分の人生をより良くしたい。
その願いを叶えるヒントが、ここにあります。
ものすごく簡単に言うと、次の3つを見つけるだけ。
1.好きなこと(興味のあること)
2.得意なこと(楽にできること)
3.大事なこと(価値観)
それを2つの公式に当てはめる。
公式①
「好きなこと × 得意なこと = やりたいこと」
そして。
公式②
「好きなこと × 得意なこと × 大事なこと = 本当にやりたいこと」
詳しくは、ぜひ本と動画を見てください笑。
書籍の巻末特典の質問に答える。
・好きなこと(興味)を見つける30の質問。
・得意なこと(才能)を見つける30の質問。
・大事なこと(価値観)を見つける30の質問。
始める前に、すでにうんざりする。
自分のことなのに、質問に答えるのが嫌になる。
質問に回答するのを先延ばしにして、部屋の掃除をしてみたり。
掃除も、雑用も、もうやれることがなくなった。
自分のやりたいことを知りたいのに、
もし、自分のやりたいことが判明したら、
それに向かって動き出すことになる。
それにちょっと怯えていたのもある。
自分の人生をより良くしたいと願いつつ、
現状維持を望んでしまう矛盾。
それでいいのか。
いや、もう退屈だ。
ついに観念し、取りかかる。
いざ始めてみれば、おもしろい。
質問が思考を刺激し、自分の内側が耕される。
自分で自覚していたこと。
まだ言葉になっていなかったこと。
言葉を書き出すなかで、
より自分の内側にしっくりくる言葉が集まってくる。
大事なことは、くり返し出てくる。
超個人的なことばかりだけど、
まとめてみる。
1.私の好きなこと。
・こころ穏やかに生きる。
・家族や友人と過ごす。
・人の声・力を引き出す。
・集中する時間。
・学び。自分を豊かに向上させる。
・自分を楽に、生きやすく、いい気分にする。
・分類して、整える。情報を整理して、表現する。
・自分の枠を外してくれるもの。
2.私の得意なこと。
・整理して考える。
・人の話を聴く。
・観察する。特徴をつかむ。
・準備して、最善を尽くす。
・目標や計画に従い、タスクを遂行する。
・粘り強さ。コツコツと続ける。一貫性。
・流れを読む(危機回避)。
・一人での作業。
公式①「好き × 得意 =やりたいこと」に当てはめてみる。
「私のやりたいこと」は、
・人の話を聴き、思考や感情、情報などを整理する。
・こころ穏やかに暮らす情報や知恵(掃除やスピリチュアルや心理学の知識など)をわかりやすく伝える。
・学びを通して自分の枠を外すこと。
こんなところだろうか。
私がこれまでやってきたことと、あまりズレていない。
「やりたいこと」と「やっていること」があまりズレていないのに、満足できていなかったのは、「大事なこと(価値観)」がズレている可能性がある。
一番の核心に迫る。
3.私が大事にしたいこと。
・常に成長し続ける。
・自分の道を追求する。
・自分の力を発揮する。
・縁、自然、生命を大切にする。
・今を大切にする。
・今ここに存在している事を感謝する。
・今、すでにある幸せに気づく。
・行動する人生を選ぶ。
・自分の役割を果たす。
・自分で考えて行動する。
一貫していること。
それは、自分自身に関すること。
誰かが喜ぶことは、好き。
だけど、一番興味があるのは、
自分のことなんだ。
公式②「好き × 得意 × 大事 =本当にしたいこと」に当てはめて考えてみる。
私の経験や知識などを活用して、
人の話を聴くことで、思考や情報を整理して、
私自身だけでなく、
みんなが自分の力を発揮する手伝いをする。
自分に自信を持ち、
自分の道を探求して、自分を生きる。
私だけじゃなくて、みんなが自信を持って、
自分の本来の力を発揮して、自分を生きる。
みんなの力を引き出す。
余計なお世話、おせっかいかもしれないけれど。
そんなことができたら、私は満足なのかもしれない。
それは、私が自分の力を発揮した時に達成されるから。
それは、私の自信につながるから。
人を利用して、自己肯定感を高めるのは、
あまり趣味がよくない気もするけど笑。
自分の為に、する。
その自覚があるかないかが大事なのかもしれない。
堂々と自分のためにしよう。
それでも、誰かに喜んでもらえることは、
素直に価値があると思う。
今までやってきたことと、何も変わらない。
だけど、自分の価値観を再確認したことで、
納得して行動できる。
納得がいかない時や、満足できない時は、
自分の価値観からズレているのかな?と確認する。
そして、より自分が満足する行動を選択する。
今の自分にできる最善を尽くしながら、
学び続けることで、自分を向上させる。
いいね、いいね。
著者は、「今、一番やりたいことをみつけよう。」と説く。
やりたいことは、ひとつじゃなくていいし、
一生続けられることじゃなくていいし、
人のためになることじゃなくていい。
やってみて、うまくいかなければ、別のことをしていい。その為にも、早めにやりたいことをまずはやってみること。
将来の為に生きるよりも、今一番やりたいことに
本気で向き合っているうちに、成長する。
そしてもっと「やりたいこと」が見つかった時には、
その成長した自分で挑戦することができる。
だから、仮でもいいから、やりたいことをみつけよう!
そう著者は勧めている。
ここまで、かっこつけて書いてきたけど、
改めて私が今一番やりたいことが、ふと浮かぶ。
沖縄に住む。
これが私の今一番やりたいことだ。
無職になっても、貯金が日々減っても、
それでも沖縄で暮らすことを選んだ私。
沖縄で体験できること、体験できた?
否。
だからこそ、ここにいる。
非正規雇用労働者として働きながら、
沖縄生活を楽しんでいるか?
体験したいことを、体験しているか?
日常に流されている。
もっと沖縄生活を楽しもう。
それが、いまの私が本当にしたいことだ。
沖縄で、自分で考えて、行動する。
私はできる!
その体験と自信を積み重ねよう。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド(著者:八木仁平/KADOKAWA/2020年)』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?