私の芸術運動201顔はめパネル

私が歳をとったからなのか?あの頃のような無謀さも減った気がする、やっちゃえやっちゃえ、どうにかなるさ!!そんな風には思えなくなってきた。むしろどうにもならないような気さえする今日この頃。

漠然と描いていた私の夢が張りぼてで、簡単に崩れ去るような土台に思えてきてしまう。多分これは本当に私が歳をとったからで、成長と言えば成長と言えるけど、多分崩れ去ってゆく張りぼてを眺めて終わるのか?まぁー現実なんてこんなもんだよね!と言って生きていくのか?はたまた、じゃーどうしてゆこうか?と自分について改めて考えてゆくか?の分岐点の一つだと私は思う。

私はよく言えば身軽に、今月どう生きていくか?だけを考えていた、それを繰り返してゆけば生きていけると思ってた。生きてはいけるだろうけど、ただそれだけの事になってしまうじゃ無いか!!といまさらになって気づいた気がする。こんな話を友人に話したら、「お前もそんな風に考えられるようになったか。じゃーこれからは身を固めていくんだね」という話になった、そう言った友人はすこし安堵したような顔に見えた。

「どんな会社に就職するの?」と聞かれて私は戸惑った。就職?私がこれから?なんで?身を固めるって就職する事を言うの?と思った。就職しないと身が固まらない?のか?身を固めるとはそもそもなんだろう?私が世間知らずだからそんな事もわからないのだろうか?私は自分の描いた張りぼてをどうやってしっかりとしたものに作り上げるべきか?を考えていたのに。

私の夢はまだ顔はめパネルのようなもの、くり抜かれた穴に顔を入れて表から見ればそれっぽい感じに見える程度のもので、横から見たりましてや裏に回り込まれたら何が何やらわからない代物だ。しかし、私がこれをやってゆけば幸せに生きて行けるし、誰かの幸せにもつながるかもしれない、そんなもの達だ。

私は33歳、2次元の顔はめパネルを3次元に、そしてそこに時間を足して四次元に、むしろ色んな人々の心の交信を加味すればもはや5次元と言える気がする。笑

二次元から見れば5次元なんて現実的じゃ無い、私はまず3次元を通過しなければならない、この世界に形を成すために。

やりたい事をやろう!!私の言う身を固めるとはそう言うつもりだ、夢を形にする。

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