思い出話と僕の初恋についての記憶

飲食店で働いているフリーターの僕は今回のコロナの影響がシンプルに痛い

一人暮らしで絵を描いている

画家というものを僕は志しているからだ。

生きる為?描くためには働かなければならない

生きる為には描かなきゃならないし描く為には働かなきゃならない

働く為には生きなきゃならないし描かなきゃならない

けれどそれが人生の全てじゃあ無い

起こる全てのことや

これから起ころうとしている事

起こった全ての事が僕に絵を描かせようとしている

何もそんな大層な使命感に突き動かされている選ばれし者なんていう柄じゃ無い

選ばれなくても描くからね

使命という言葉で思い出したことが一つある


あれは僕が小学低学年の頃か

家の庭で何かをして遊んでいた

すると家の前の通りからこちらを見ている人がいる事に気が付いた

うちに用事があるのだろうと思って声をかけた

その方は50代くらいの白髪のおばちゃんだった、そんな気がする

そのおばちゃんがこう言った

「君は長男さん?」

「お母さんはいる?」

僕は全てにはい、と答えた

そしてお母さんを呼んだ

お母さんははーい、と言って出てきた

あの頃、家には宗教の勧誘の様な人達がよく訪ねてきていた

冊子を持ってお話を聞いてくれませんか?とインターホン越しに言うのだ

とても良い方達で物腰は柔らかく、しつこくなく、いつもニコニコしていた

僕はそんな人達の話を聞くのは嫌いじゃなかった、そういう感性の持ち主だというふうに思っていた

そしてこの日僕に声をかけて来た人にも同じような印象を受けたのだ

しかしどうだろう?

冊子を持っているわけでもなく、自分が何者かも言わなかった、それに初めて見た方だったが、どちらかといえば散歩中に偶然僕の家の前にいた人の様な装いだった

庭で遊んでいた僕に目をつけた理由はわからない、親も宗教の勧誘かと思ったらしいのだがどこか違う

そしてそのおばちゃんは、僕の記憶が正しければこう言った

「ご長男さんはお彼岸生まれ?」

お母さんはハイと答える

「何かの使命を持って生まれて来ました、自由に育ててあげてください、それでは」

そして立ち去ってしまった

子供の頃の記憶だから随分とうっすらだがそれくらいにあっさりと帰っていったのだ

なんの勧誘でもなかった

お母さんはそんなに気に留めている雰囲気は無かった

僕はすごく気になっていたけれど、いつしか忘れていた

あれは夢だったか?

本当にそんな会話があったのかさえ定かでは無い、子供の頃、特に僕は現実と夢が混ざり合っていることが多いのだ

昔話をお母さんにしても覚えていないか、そんな事なかったよとはっきり否定して来たりする

今となっては僕にもわからないことばかりなのだ。

他にも、幼稚園の頃の事、田舎の幼稚園で裏には雑木林が広がっていた、その日先生は外に冒険に行こうと言って子供達を外に引き連れ雑木林に入って行ったことがある

確かあれは夏だったか

クワガタやカブトムシを取ろうと意気込んでいた、僕はすぐに色んなものに注意がそれてしまって他の同級生から遅れをとっていた

すると担任の先生が来て僕にこっちに来て!と小さい声で言うのだ

「みんなには内緒ね?」と言って僕になにかの木の実?のようなものを渡して来た

先生が言うにはそれはどうやら食べれるらしい

見た目は白くて、黒いつぶつぶが付いているプルンとした様なものだった

皆に見つからない様に木の裏で一口に食べてみた、とっても不味くて気持ち悪くて吐き出してしまった、先生に申し訳ない気持ちになって食べたふりをして列に戻ったのだ。

あの木の実は一体なんだったのでしょうか先生😂

今思うと全く違う世界での出来事の様に感じる、子供の頃受けた印象はまさに芸術的である。

最後に僕の初恋の話をしてみようかと思う

聞きたい人がいるかは知らないがここは僕のnoteなので自由気まま、自分勝手に書こうと思う、気になる人は読んでみてください

それでは

皆さんは初恋っていつでしょうか?

僕は今思えば幼稚園の頃なのである

それが好き、という事なのかはわからないが、とある女の子の事が頭に残っている、名前も覚えているくらいだからね、フルネームで。怖

その子は僕と同じクラスの子で仲良かったのか、なんなのかは全く覚えていないが、意識していたのだろうと思う

その子に卒園式の日に校庭の端にある大木の前に呼ばれて付いて行った

当時僕が勝手に名付けていたのだが、クレヨン草というものがある、実名は知らないがそこら中に生えていた、それをちぎると中は水分が豊富でアスファルトにクレヨンの様にかけることから僕はクレヨン草だと思った

その子はクレヨン草をちぎって来て僕に手を出す様に促した

そして僕の手に何やら描き始めたのだ

何を書いたのかはわからないが

「これはまた会えるおまじない」

と言われた

その子とはそれ以来一度も会っていない

この話をこの前お母さんにしたらそんなことは無かったとキッパリ言われたので僕の勘違いかもしれない😂笑

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