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グミなのか、フライドポテトなのか。それとも、ポップアートなのか。

グミなのか、そうではないのか。

それとも、フライドポテトなのか。

あるいは、ポップアートなのか――。

そんなグミ、見つけちゃいました。

【HARIBO サワーポテト】

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こちら、HARIBO(ハリボー)のサワーポテトというグミです。

ハリボーは、なんと100年以上の歴史を持つ、ドイツ生まれのグミブランド。Wikipediaには、こんな風にまとめられています。

世界で初めてグミを開発した会社であり、今もなお、世界一の発売数、売上を誇る世界最大のグミの製造会社である。(引用元:ハリボー-Wikipedia

グミの起源だし、長い歴史もある。

うーんと、なんだか食べるのがもったいない気もしてくるな。

このグミは「サワーポテト」ということなので、形状はフライドポテトみたいになっていますが、味は、レモン味ですねー。だから、すっぱうまい。「酸っぱくて美味」という食べ物がやけにスキな筆者です。

で、「なんで、フライドポテトの形なん?」というツッコミは容易にできますが、筆者的にもっとも気になったのは、このグミのパッケージです。

例えば、この部分。

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ふむ。

このロゴデザインはなんだか、「ポケモン」に似ているな。

ちなみに私がゲームボーイで初めてプレイしたのは、「ポケモン」の赤のやつ。ヒトカゲのやつ。バグらせて、ミュウをゲットした記憶もあるぜ。ポケゴーも、みんなやってたぜ。ポケモン、ゲットだぜ。

それから、この部分も気になる。

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ふむ。

スマホのアプリに必ずあるといっても過言ではない、あのメッセンジャーアプリ。

そう、LINE風。

それに「合成着色料不使用」と書いてある。

つまり、体に害はない的なことを謳っている。

LINEさんも、心身に害はないよね。基本的には、1対1のコミュニケーションに用いるツールだし。メッセージが拡散し、うんざりするような目に遭わない。基本的には。

もっと気になっている部分もあります。

それはコチラ。

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ふむ。

マクドナルド風。

マックのポテトみたいなデザインじゃん。

マクドナルドは、ハリボーと同じ20世紀に爆誕。

しかも、「てへぺろ」みたいな表情をしている。

持っているのは、このグミの味、レモンだよ。

【グミはポップアート、という可能性】

ハリボーのサワーポテトというグミは、

■ポケモン的
■LINE的
■マック的

ということかなーと思います。

で、これって、どこかポップアートっぽいよね。

20世紀半ばに躍進したポップアートは、美術手帖さんによれば、次のように説明されています。

広告、マスメディア、雑誌などの大衆文化や消費文化の要素をシンボリックに表現に取りこんでいった。 (引用元:ポップ・アート|美術手帖

めっちゃざっくり言うと、アート業界やその歴史のコンテキストに、大衆文化や消費文化を取り入れたものが、ポップアートだと思います。

で、ハリボーのサワーポテトも、大衆文化や消費文化を取り入れているっぽいね。

だって、ポケモン×LINE×マック風なのだから。

あと、グミのパッケージに、

きらきら笑顔

って記載されているのも、すごい。

星空のように、きらきらのグミ。

スターのように、きらきらのアート。

オッケー。

芸術の秋は、笑顔なんだ。

(了)

※トップ画像を除き、記事内の画像は、すべて筆者による撮影です。あと、ステマちゃうからね。


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