マガジンのカバー画像

作詞したもの(ヒロ)

100
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

僕のだいじなともだち
君が肩を落として見つめる
君のだいじなともだち

「そばにいることしかできない」と
君が握ったこぶしを
そっとほどいてあげられる
僕になりたい

君が言葉にできない理由は
君が言葉の無力さを知っているから
それでも誰かの
そばにいることができる君のともだちで
僕はなんて幸せなんだろう

僕のだいじなともだち
君は今日も誰かを想って
精一杯生きている

くちびるを噛みしめる君に

もっとみる
【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

小さく開けた窓から
入り込んだ風が
そっと飛ばした埃
輝きながら漂っている

向かいの家の屋根の上
伸びるねこを見つめながら
私も背筋をぐっと伸ばす

新しいことは新しい場所じゃなくても
見つけられるんだよって
いつか誰かが言ってたの
全然ピンとこなかった言葉
今なら少しわかる気がする

日が長くなってきたけど
朝と夜はまだ
片づけちゃったこたつが
恋しい気持ちをかみしめてる

ふと分厚い上着を着

もっとみる
【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

何気ない日常
でも僕たちにとっては大切な一日で
そんな大切を どうやって過ごす?

悩んでる間にこぼれた一日
もう すくえない

大切という言葉だけ
いっちょまえに知っている
悩める時間すら贅沢だと知らないで
理想の一日を思い描くだけ
ほらもうベッドに入る時間
今日も一日夢見て終わる

何気ない日常
だから毎日を充実(きらきら)させなきゃいけない?
そんな決まり事 どこにもないんだ

思い込みで縛

もっとみる
【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

ひとりの夜に
響く雨音はよく似合う

静かな雨音は
何かを綺麗に洗うようで
小さく開けた窓から
思わず外に手を伸ばした

私だけが知ってる秘密
誰にも知られたくない感情
無かったことにできないのは分かってるから
せめて心の棘の先が丸くなるまで
止まないで

窓をつたって
落ちる雨粒を目で追った

幼い頃なぜか
傘を閉じ頭からずぶ濡れで
帰って叱られたこと
思い出して笑みが零れた

私だけが知ってる

もっとみる
【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

まっすぐ前を向けなくなって
足もとだけが瞳に映るとき
手を膝についてひと呼吸
溢れた思いは隠さないでいい

震えるその小さな肩を抱いてあげたい

うしろ向きな僕たちは
交代でまえ向きになればいいよね
そんで たまに一緒に落ち込んだり
一緒に大笑いしよう
それで十分だ

かなしいときはかなしいでいい
かなしいときにちゃんとかなしめるのは
それは弱さと言わないんだと
そう優しい人が教えてくれた

明る

もっとみる
【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

どれくらい 進めただろうか
振り返りそうになるのを
長い間押しとどめた
弱い僕はきっと傷つくから

分かってたんだ
気楽に踏み出したスタートラインは
振り返れば見える場所にまだあるって

続けた時間が自信になると思ってた
でもだんだん時間の分 恥ずかしくなったんだ
続けた時間に甘えちゃいけないんだって
まだ遠い見えない場所で 誰かが僕を手招いてる

またひとり 勢いよく僕を
抜かした背中を見つめた

もっとみる