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作詞したもの(ヒロ)

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2020年3月の記事一覧

【歌詞】タイトル:未定

汚れたままのメガネで
せかいを見続けるのは
なんだかとても疲れてしまうね
レンズを磨こう
ちょっとでも正確に
せかいを見られるように

汚れたままの鏡で
わたしを見続けるのは
なんだかとても鈍くなってくね
鏡を磨こう
ちょっとでも正確に
わたしを見られるように

ただそこにあるだけでも
ただそこにいるだけでも
なんでかすぐに汚れてしまうね
心を磨こう
ちょっとでもおだやかに
あしたを生きれるように

【歌詞】タイトル:未定

さっきまでなんともなかった
テレビの音量
随分上げてたんだなって
我に返ってから気づく

思い悩んでた訳じゃない
ただ少し考えることを
放棄してたの

考えが足りないとか
考えすぎとか
好き勝手言われる言葉
それが的を得ていても
振り回されなくなるまで
聞き入れなくてもいいですか

一定の速度で刻む
時計の秒針
カチカチ追い立ててくるようで
逃げるようにベッドに潜った

なんだか少しの罪悪感
だけ

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【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

新しい真っ白なくつ
色んな所へでかけたい

出かければ出かけるほど
泥がついたり すり減ったり
汚れていくけど
そんなの当たり前

元には戻らないけど
ついた泥は洗えば気持ちがいいし
傷はくつ屋さんが直してくれる
それでも残るものは
きっと思い出だから 悲しまないよ

新しい真っ白なくつ
まだ知らない世界はこわい

幼い頃とは逆の
尻込む僕は おかしいかな
でもそれは僕が
大人になったから

くつ

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【歌詞】タイトル:未定

朝一番
鏡を覗いて絶望する
顔のまんなか
鼻の頭の真っ赤なニキビ

頭をよぎるドタキャンの文字を
振り払って握るコンシーラー

どうかお願い
大げさなくらい笑って
嘘 笑わないで
こんな目立つもの
見えないフリされるのも惨めかな
会いたいけど今は一番会いたくない人

かなしいくらい
主役を奪われたワンピース
楽しかったな
買い物してた時が一番

今日にむけて膨らんだ気持ちと
一緒に育った真っ赤なニ

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【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

静かに流れはじめた雨音に
温かい布団を抜け出した
両腕をさすりながら
そっと覗いたカーテンの向こう

見たい風景や食べたいもの
やってみたいこと
たくさんの楽しみを持ってきたけれど

夜明けはまだ遠くて
暗闇に映った残念そうな顔
何度も確認した天気予報は的中
こんな時くらい外してくれよと
ため息が窓をくもらせた

自分ではどうにも出来ないことは
どこにでも転がっているのね
乗り越える方法は
受け入

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【歌詞】タイトル:未定

【歌詞】タイトル:未定

車通りが多い交差点で
流れが途切れるのを
ただじっと待っていた
車にはまるで僕が見えないようだ

ふと一台の車が「どうぞ」と
僕に渡ることを促す
運転手の特別変わらない表情に
大げさだけど出会えて良かったと思った

心がささくれている時ほど
誰かの優しさが沁みるのはなんでだろう
心がささくれてない時でも
誰かの優しさに気づけるようになりたい
例えそれが当たり前のことでも

当たり前を当たり前にでき

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