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チームビルディング|リーダーの心構え〜貞観政要的考察



 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いて自分、組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださったみなさんのお役に立てる人間を目指しています。

 オリンピックも今日が最終日。お盆休みに入って二日目で競技が終了してしまい、もう少し家族と一緒に感動を共有したかったな、と思うのですが、これから始まるパラリンピックに期待です。 また、せっかくの長期休暇ですので、読書や映画鑑賞でインプットを増やす時間にしたいものです。

 今回の記事は、チームがイキイキと動き出すために、チームリーダーが持つべき心構えについて考察してみたいと思います。

リーダーが持っておくべきシンプルな心構え

 リーダー論、組織論については、「孫子の兵法」や「貞観政要」などの言葉を記事として取り扱ってきましたが、今の自分に照らし合わせた時に、重点的に伸ばすべきだな、と思っているのが次の2点です。
 自分起点ではありますが、同じような立場におられる皆さんにもお役にたてばと思います。

❶メンバーを活躍させることが仕事
❷リーダーは決断することが仕事


 中間管理職は、自分が立てた目標ではなく、上位からやれと命じられた目標を達成しなければならないことが多いです。責任を果たすための最大の努力をやることが基本です。でも、上位職に対して、戦略の変更を提案する、おかしな目標に対して是正していくことは、更なる上位の目標に対して必ず利があることなのだから、これを提案することは当然のことなのです。覚悟を持って、反論する、提言することも決断の一つです。

 さてここで上の2点については古典から学べることはなんでしょうか。今回は貞観政要からピックアップしてみます。

❶メンバーを活躍させる

 貞観政要において太宗は人材登用と部下の諫言についての重要性を各所で説いています。

 そして、メンバーが自ら主体的に活躍するためには、リーダーが根っことなり、どっしりと構えておくことの重要性を説いています。


❷決断する

 リーダーの仕事は、決断することです。ブレない信念のもと、決断することで上司の本気度が伝わるものなのです。

「言っても行われないのは、言葉に信がないからであります。命令をしても従わないのは、命令に誠がないからであります。信のない言葉、誠のない命令は、上の者は徳を破り、下の者は身を危うくするものであります。」(巻第五 論誠信第十七 第四章)

 「座右の書 貞観政要」中国古典に学ぶ世界最高のリーダー論 出口治明著

 メンバーに、明るい未来を示すこと、については以下の記事をご参照ください。

最後に

 このお盆休みに、❷についてこちらの本を読んでみようと思い、先ほどポチりました。noteでアウトプットできるように、良質なインプットの書に出会えるとを楽しみにしています。


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