昔の日記から召喚した変な人コレクション

少し前に学生時代に書いていた日記のようなものをこのnoteに潜ませているという話を書いた。

今回はその当時書いていたある日の日記を原文のまま載せてみようと思う。
言葉遣いが汚かったりして読み苦しい部分も多少あるが、これはこの空気感が文章のテンポを生んでいるのかなと思ったので、恥ずかしながらもそのまま載せてみる。
わざとらしいくらい丁寧な言葉でしたためた方がじわりとしたユニークを生むこともあれば、小気味良く乱暴な言葉で放つ方がパンチが効いて痛快になる時もある。
それにプロ集団の前で変なダンスを披露したことなんて話までここで書いてしまっている私には、もう恥ずかしいことなんて何もないようなものだ。

これを書いたのは、ちょうど宗教勧誘のおばちゃんに叩き起こされた時と同じ家に住んでいた頃の話。
今思うと、あの家は突然の訪問者が多い家だった。
NHK、宗教勧誘、隣に住んでいた毎日のように住心地を確認してくる大家さん。そして、新聞の訪問販売員。

少し前に友人が無理やり新聞を買わされたという話を聞いた私。
その時は、なぜ断れないのかとバカにしていたにも関わらず、いざ自分の家にそれが来た時、私はまんまと契約をさせられてしまったのだ。
そこには巧みな話術と、それよりもびっくりする新聞勧誘おじさんの驚くべきビジュアルの罠が待ち受けていたのである。