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【風呂酒日和99-2】 くら家(くらや)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


さて、大和湯を出た私。
ちょっと急ぎ足で次の目的地へ向かう。

今日はね、もう行く店が決まってる。
というのも、本日私ノンアルデーと決めているのだ。なんとなくだけど。
でもでも、飲まない日だって銭湯には行きたい。そして、銭湯に行ったらやっぱりちょっと何かつまんで帰りたい。

そんな私が閃いたのが蕎麦屋である。
定食も美味しそうだけど、今日はどっしりがっつりよりはつるんと軽くくらいがちょうどいい気分。

というわけで蕎麦検索。
お蕎麦屋さんって大体20時とかに閉まるのが基本。そんな中、大和湯の至近でまだ営業しているお店として見つけたのが、高円寺の方に歩いて行ったところにあるくら家である。
っていうか、もうなんなら駅前。

そして地図で見たところ、これは先日行ったボカン亭の前を通り過ぎる感じではないか。

なるほどなるほど。
道って繋がってるんだなぁ。なんて、壮大なこと言ってるかと思いきやまるで位置関係がわかってないだけの方向音痴丸出しな感想。


店に到着すると、ちょうど店の前に立っていたお兄さんが袋をもらって出て行った。おや、ウーバーさんかしら。
ほへ〜ウーバーイーツもやってるのかぁ。
こんなに浸透したのにいまだに一度もウーバーイーツを頼んだことがないのだが、私が利用する日は果たして来るのだろうか。

お兄さんと入れ違いで入店。
1人です、と告げると奥の席へどうぞ〜とのこと。入った手前のところに数席のカウンター席以外は全部テーブル席っぽい。
ちょっと縦長めの店内には、仕事帰りかなと思われるスーツの4人組と、あとは1人客の男性が一名。もうちょっとで閉店だしね。


さて何を頼もうかな。
テーブルには注文用のタッチパネルがありこちらで注文するようだが、横に手書きで書かれたメニューも置いてある。
やっぱりなんとなくタッチパネルより紙の方が見やすいななんて思ってしまうが慣れの問題かしら。

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