サトウ語録その16 「サトウさんとなんとかオバケさん」
今日もうちの職場は他愛のないやり取りで盛り上がっている。
今話しているのは、捨てるものの話。
その日、私たちは何人かで職場の倉庫の整理をしていた。
サトウ「これ、どうします?」
ヤマグチ「あ〜もう捨てちゃっていいんじゃない?使ってないでしょ」
日野「うーんでもそれ、不燃で捨てれるかな...粗大ごみで出さなくきゃかもですね」
スズキ「え?捨てちゃうんですか?まだ使えますよ!」
ヤマグチ「そうだけど、使えても使ってなかったらいらなくない?」
サトウ「でも捨てたら、なんだっけ、なんとかオバケさんが出ちゃうかもですよ〜?」
ヤマグチ「なんて?」
日野「それはもしや...もったいないオバケでは...」
サトウ「そうですそれです!」
スズキ「あ〜懐かしい〜!私も小さい頃それよく言われた〜」
ヤマグチ「サトウさん一番肝心な部分、忘れてるじゃん(笑)」
サトウ「あはは、そうでした。僕も昔よく言われたなぁ」
スズキ「もったいないことすると、夜寝てる時に出てくるんですよね」
日野「え?そうなんですか?うちのはその瞬間出てくる系でしたよ、確か」
サトウ「僕もです!」
ヤマグチ「そんなん言われたかなぁ。ちなみにそれ、出てきて何するの?」
日野「えーと、何するんだろう。なんかずっと"もったいないもったいない"って囁かれるみたいな感じだったかな...」
スズキ「え〜違いますよ!夜出てきて...びっくりしておねしょしちゃうみたいな感じじゃなかったですか?」
ヤマグチ「あー夢の中に出てくる的なこと?サトウさんちのもったいないオバケは?」
サトウ「えーと確か、その場で目をつぶされます!両目を」
一同「こわっ!」
サトウさんちのもったいないオバケ、なかなかアグレッシブである。
でも私も「もったいないオバケ」というワードはなんとなく今でもたまに使うくらい知っていたものの、オバケが出てくるからもったいないことはやめましょう的な存在だと思っていたので、実際にそいつが出てきてしまった時に何をするかは結構記憶がおぼろげだった。
気になった一人が後から調べたところ、どうやらもったいないオバケとはACジャパンのCMから生まれたものだそうな。
ウィキペディアにはきちんとあらすじも書かれていた。
なるほど…。
もったいないことをした子どもたちのもとに夜現れて、子どもたちを取り囲んで体を左右に揺らしながら恐ろしい声で怖がらせる。
うーん、私とスズキさんのもったいないオバケがニュアンスとしては惜しかったようだ。
でもおねしょをさせられるわけではないし、ましてや目を潰すとはどこにも書いていない。
やはり、サトウさんの知るもったいないオバケはちょっと特殊のようだった。
彼は幼い頃、インドネシアで幼少期を過ごしている。
もしかしたら海外にも同業の、ちょっと強めのオバケさんがいらっしゃるのかもしれない。
まぁ子どもの記憶なんて曖昧なものだから、サトウさんのオリジナルオバケさんという可能性も大いにありえるが。
あなたの家にはもったいないオバケは出ましたか?
目、潰しに来ましたか?(両目)
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