【風呂酒日和143-2】 しげたん

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

生ロビールを飲み干して井草湯を出る。
おっ、ほらいい感じに雨止んできたじゃん。ほぼ降ってないくらいのポツポツ。やはり雨の時はロビールして一旦待つが一番賢いプランだと思う。

駅前まで戻って、目星をつけていたところへ。駅の近く、手前の方はなかなか栄えていたが、ちょっと奥の方に歩いたら結構静かな商店街という感じ。歯医者さんなどもあるせいか、21時前にもなるともう閉まっているところも多い。てくてく歩いて白い提灯を発見。着いた、ここだ。

カラカラと扉を開けると「いらっしゃいませー」と穏やかな声が。
店内はカウンター席のみ？かな？こじんまりとしているが新しいっぽい綺麗な店内。
1人ですと言うと、厨房のお兄さんが優しく「お好きなところにどうぞ」と促してくれた。店長さんかはわからないがマスターと呼ぼう。
空いていた手前の席に座って瓶ビールを頼む。ここは麒麟一番搾り。またの名をバンシボ、もしくはシボリ。(今まで聞いた一番搾りの略称)