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言葉の感染力で、生きやすい世界をつくることができる


 note初心者なので、今日はいろいろな方の記事を読ませていただいた。ビジネス色が強かったり、自己表現や皆さんへのメッセージの場にしている方が多い印象だった。皆さん、とても丁寧に描かれた世界観が印象的だった。そこでとても大切なことを改めて感じた。

「言葉の感染力はとても大きい…」

 特定の作家の本を長い間読んでいると、いつのまにか自分の発信する言葉づかいが似てくる。一緒にいる人が関西人だと、いつのまにか自分も関西弁になっている。誰かの陰口を言う人に相槌を打つと、いつのまにか自分も誰かに陰口を言い出している。マイナスな言葉を選ぶ人がいると、いつのまにかみんなもマイナス思考になっている。ムードメーカーが前向きな言葉を発すると、みんなが前向きで明るくなる。

場の雰囲気は、時に一瞬で変わることもある。

 これらすべて私が実際に経験してきたことだ。言葉の影響力というのは想像以上のもので、ウイルスのようにどんどんと感染を広げていくもの。たった一人が入れ替わるだけで、そして、たった一言たった一つ言いまわしが変わっただけで、途端にそのコミュニティの雰囲気が変わっていく。

 『誰かが笑うから自分も笑う』『誰かが前向きな言葉をくれたから前向きになれる元気になれる』…そんな状況はもちろんとても素敵だしいつも温かい気持ちで過ごせるだろう。

 でも、もしその人がいなくなったら、どうなるのだ?いつだって、他人任せのままでは、いつかはまた振り出しだ。


 私は思う。『自分が楽しい言葉を発すれば誰かが笑う』『自分が前向きな言葉を選んだら周りも前向きにまとまっていく』『穏やかになる言葉や言い回しを選んだらその場も穏やかになる』…自分からそういう小社会にしていけたのなら、相手はもちろん、自分自身ももっと生きやすくなるんだと。そしてそんな小社会は、誰もが今すぐに少しずつでもつくりだせる世界。はたまた、今の自分の置かれている状況も、自分の言葉やふるまいが作っているのかもしれない、いや、そうに違いない。


 もう一度、振り返ってよく見てみよう。自分は隣のあなたに向けてどんな言葉を発しているだろう。

 どんなときでも、周りのみんなが、あなたが、いつのまにやら自然といい影響を受けて笑顔で生きられるような、私はそんなきれいな言葉を選んでいたい。どんな時もきれいな言葉を使い続けたい。そしてあなたが笑顔に穏やかになって、すべては自分にそのまま還ってくる。

 そしてまた、笑顔になったあなたも、また隣の誰かにきれいな言葉を感染させてくれたらいい。それがずっと続いていけばいい。そうやって、お互いに生きやすく穏やかな小社会が、いつのまにか大きくなっていくものなんだと、私は思っているよ。
本気で。



ごきげんよう

日向早百合


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