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エネルギーを要領よく発揮させるコツ

 今日は珍しく、ずっと眠いし、集中がすぐに切れるし、変なところでミスするし、すぐにぼんやりとするし、運動なんて絶対したくないし、ランチ時にはとても腹ペコなのに何を食べるか考えることさえちょっと面倒…そんな気分だった。あいにくの天気もこの気分に拍車をかけたかもしれない。

 こんなこと、皆さんもあるのではないだろうか。やりたいことが山ほどある時には、自分の思うように行かない状態に落ち込んだり、特に忙しい時期と重なったりすると、苛立つこともあるだろう。

 でも、こんなときこそ、一番要領よいエネルギーの使い方がある。やることはとてもシンプル。


思い切ってそんな自分をすべて許し、【何もしない】ということをするのだ。


 もちろん、必要な求められたタスクは最低限しなくてはならないだろうが、無理して「どうしてこうなんだろう」「もっとがんばらなくては」「ちゃんとしなくては」なんて思わなくていい。

 こんな日は特別に、普段ちゃんとやれているのだから…とご褒美をあげる気持ちで、少し緩めに目標設定したり、後回しにできるタスクは見送るなど、今の自分の体調やメンタルのペースに合わせてあげよう。そして、必須タスク以外のことは、一切やめる。普段なら粘ったりもがいたりすることもあろうが、なんだか何をやってもうまくかない時には、思い切って【なにもやらない】と一切を決めてかかるのがいい。こんな時は、自分の体調に合った環境をつくるのも「一つの仕事だ」と思ったほうがいい。

 というのも、中途半端な状況で「気合いで」「気持ちを震いだたせて」行動しても、パフォーマンスはたかが知れている。大抵の仕事はうまく進まないし、うまくいくようになるまでには最低でも数時間はかかるのは、きっと皆さんも経験があるのではないだろうか。状態が良くなるまで一生懸命にいつもの自分に戻そうとしている間はストレスが増えるいっぽう、良い発想なんて生まれるはずもない。しかも、要領が悪いことで精神状態はますます不安定になるばかり。これでは脳内のエネルギーが無駄に多く浪費されていくだけで、結果、回復が遅れてしまうのだ。

 時に、エネルギー不足が一日ではなく数日にわたることもあり、不安になることもあるだろう。でも、大丈夫。『何もしないと決める』のと『怠ける』のとは、まったく意味が異なるのだから(ちなみに、『怠ける』のなら、頭のどこかに「やらなくちゃ」という意識が常にあるはずだ。結果、上に述べたとおり、脳で無駄なエネルギーが消耗されて復帰が遅くなる)。今までできていたことなのなら、エネルギーが元どおりになれば突然に、自ずと「やりたい」と思ったり、気づいたら自然と動けている…という日がやってくる。
 
 だから、潔く「無理だ!ハイ!や~めた!サヨナラ!」と、さっさとすべてを手放して何も考えない何もやらないと決める。そうすると、無駄な思考から逃れることができ、回復も早く、後々の気持ち切替えもスムーズにでき、切り替わった時の集中モードも一気に全開になりやすい。


 【手放す】【何もしない】なんて、一番とっても簡単なこと。…のハズなのだが、どうしてだろう、人間というのはとても複雑な生き物で、【何もしない】という一番簡単なことを選択するというのは、とても難しい。どうしても『日常どおりにやりたい』というエゴが優先され、自分を労わることは大抵後回し。どうしても目の前の仕事に手をつけたくなってしまうものなのだ。

でも、この「エゴ」こそが、フィジカルにもメンタルにも悪影響を及ぼす、人生において一番不要なモノ。

ここは心を鬼にして、思い切って【何もしない】ということをしてみよう。

スッと体が軽くなる感覚があるはず。

そう、私も今日は心を鬼にして…

 

…結局、noteをこうして書いてしまったが…(笑)。



 まあ、これは私のストレス発散でもあるのだ。それはそれで思い切って、『30分の執筆くらいは、しょうがないか、やらせてやろう』と自分の書きたい欲を許してみた。まぁ、私のエネルギー不足など、大したことないってことだ。


じょうずに生きるコツは、いつでもどんなことでも、まずは自分を優しく許すことからはじまる。

皆さんの今からが、より生きやすくなりますように。

ごきげんよう

日向早百合



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