
お仕事紹介:銭湯本の見開きイラスト(戎光祥出版)#003
※お仕事の詳しい内容については、無料で最後までご覧になれます。
私の名前は、陽菜ひよ子。肩書はイラストレーター&漫画家&文筆家、と名乗っています。(一応メインは絵描きです)
現在この記事のように、今までのお仕事履歴として、2006年の単行本デビュー作から、各お仕事ごとの詳細を書いています。
お仕事の経緯や、営業方法、先方とのやり取りなど、ポツポツ大事なことを書いて行くつもりなので、これからイラストの仕事を始めたい方の参考になることもあるかと思います。
いくつか書いたらマガジンにしてまとめる予定。
ざっくりとしたお仕事履歴はこちらでご覧下さい。
今回のお仕事は、「銭湯本の見開きページイラスト」というタイトルとなっております。まずは、その本のご紹介から始めたいと思います。
「銭湯遺産」町田 忍・著(戎光祥出版)
庶民文化研究家の町田忍さんが三十年にわたりコツコツと撮り続けた日本全国の銭湯の写真と解説を収めたこの本、何と定価が5,800円!
浴室や建物の記録写真ではなく入浴風景をも再現・収録した、これまでにない庶民文化の記録!北海道から沖縄まで全国100軒の銭湯。総数515点に及ぶカラー写真をはじめ、イラスト4点、ジオラマ(模型)2点を収録。さながら「銭湯事典」と呼ぶべき著者渾身の一冊。
2007年出版ですが、1ヶ月後にはすでにプレミア価格で売られていたほど。その後絶版となり、Amazonでも現在9,800円でしか買えません。
≪参考≫2019/09/28時点のAmazon
実際の見開きイラスト
私の描いた見開きイラストはコチラ。
これも今のイラストからは想像もつかないほど渋いものです。
実はこのイラストが、私が今まで描いたイラスト1点当たりの金額としては2019年9月現在で上位3位内に入っています。
このイラストは、お仕事として描いた中では、サイズは最大で、描くのに要した期間も最長です。でも、実はそれはそれほど関係ありません。
その後、2019年に突然メールが届く
この本の版元の戎光祥出版さんから、今年に入って、12年ぶりにメールが届きました。ビックリです。
ちょうど干支が一回りしても関わりを持つことがあるのがイラストというもの、そして著作権というもの、なんです。
この件については、実はまだ今後動くため、詳しいことは書けませんが、詳細がはっきりしたら、また続報書きますね。
前回のお仕事紹介「ホトケ本」について
前回のホトケ様本について、noteからお知らせがありました。
あんな長いだけの記事ですが、たくさんの方がスキを押して下さったそうで、本当にありがとうございます!
これからもホトケ道を邁進して参ります。
次の記事はコチラです。(10/7更新予定)
ここから先
・お仕事をいただいた経緯
・お仕事のギャランティの決まり方
といった内容に関しては、有料での記事公開となります。大したことは書いていませんが、やや個人的に突っ込んだ内容となるため、大っぴらに公開するのは避けたいと考えてのことです。
もしご興味あれば、投げ銭していただけると幸いです。
イラストのギャランティの決まり方
ところで、イラストのお仕事は基本的に、
「描いた時間や労力」でそのギャランティが決まるわけではない
というのは、この世界では常識なのですが、ご存じでしょうか?
では何で決まるのか?