ひまり

ここはわたしの秘密基地。 不安障害 & 非HSS型HSP

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HSPゆえの宝物

私は小さい頃から、人の感情や機嫌を感知するセンサーが鋭敏だった。 また、音や匂い、光など外からの刺激にも敏感で、疲れやすい。 このような特性を持つ人の事を“HSP”と呼ぶらしい。 これはHighly Sensitive Personの略であり、日本語では「繊細さん」と訳されていたりもする。 心理学者のエレイン・N・アーロン博士によってつけられた名称で、「人の気質」を表すものだそうだ。 つまり、HSPとは病気や障がいなどではなく、あくまでも人のもつ特性のことのよ

    • 深夜の雨音と、消えたい私

      今日の夜は私に冷たい。 いやになるほど静かで真っ暗な空、肌寒い風、こんな時に限って雨音が響く。 どうしようもなく気分が落ちている。 いつも夜に電話をかけてくれるパートナーは、こんな時に限って早く寝てしまったらしい。 これに関しては彼は全く悪くないのだが、いつもは気にならないようなことが気になる日。 今日は朝、予定していた時間に起きられなかった。昨日夜更かししたわけではなかったのに。 アラームをかけていても一切耳に届かないほどの、深い眠り。1度も起きずに半日ほど寝てし

      • ネガティブな人間はさ、

        どうしてもネガティブな思考をしてしまう、というか、ネガティブ思考が癖になってる人、いません? 私もそうなんですけど、ネガティブ人間の私がなるべく気をつけていることを、いくつか、つらつら書いてみようと思います。 そもそも「ネガティブ」というのは、反対、否定的ということ。 まず、ネガティブな感情は、他人の前でなるべく表に出さないこと。 周りに伝播してしまうからです。 人は、周りのネガティブな意見に影響されてネガティブになることが、よくある気がします。 それを知っている

        • かつての推しの炎上を俯瞰して

          最初に述べておくが、これはあくまでも私の自論である。 私のかつての推しが炎上した。 私が、その人のことを「かつての推し」と表現するのは、数年前まではガッツリ追っかけていたものの、自分のことが色々重なった結果、ここ数年まともに追えていなかったため、推しと表現するのが憚られるからである。 しかし「かつての推し」とすると、文がなんとなく読みづらいので、ここから先は私のかつての推しの事をAさんと記すことにする。 ちなみに、このAさんは、大きな事務所に所属しているアイドルなどで

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        HSPゆえの宝物

          聴ける音楽と聴けない音楽

          私は音楽が好きだ。 今この自分がいる現実から少しだけ違う世界に連れてってくれる気がして。 聴くのももちろん好きだが、楽器を趣味にしているのもあって、弾くのも好き。 とにかく、“音楽”というものが、大好き。 そんな私は、日本語の曲であれば割と幅広く聴く。 音楽を聴く時、メロディーや楽器の音も、もちろん注目して聴くのだが、歌詞を聞き取りながら、その曲の世界を感じ取ることや、言葉に込められた意味なんかを考えながら聴くのが特に好き。 日本語じゃないと、歌詞からその音楽の世

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          決意表明2024 ~姿勢矯正~

          私は姿勢が悪い。酷い猫背と反り腰。 誰がどう見ても姿勢が悪いと思うようなレベル。 もともと低い身長がさらに低く見えているだろう。 あまり気にしていなかったが、中学生か高校生くらいの頃には既に綺麗な姿勢ではなかったのではないかと思う。 そこに、ここ数年で精神疾患にかかって、引きこもったこともあり、スマホを触る時間も増えたし、精神的にも身体的にも俯く時間も増え、その期間に姿勢の悪さに拍車がかかった。 多少動けるようになってからは、ずっと「いい加減、姿勢矯正しなきゃいけな

          決意表明2024 ~姿勢矯正~

          戒めも兼ねて、今年の抱負を。

          あけましておめでとうございます。 今年初note投稿は、ありきたりではありますが、今年の目標なんかをつらつらと綴っていこうかなと。 やりたいことや、やるべきことは沢山あるけど、いちばん大きな目標を1つ。 それは、“今年の試験での資格取得”です。 2023年、私はまるまる1年間、週に2~3日、5時間のバイトをするだけの生活をしていました。 その他では、何のコミュニティにも属さず、夏ごろに運転免許を取るために自動車学校に通ったくらいで、新しい人に出会うような場もなく、閉

          戒めも兼ねて、今年の抱負を。

          褒められるのが苦手

          私は小さい頃から褒められるのが苦手だ。 どう返すのが正しいのか分からなくて困るし、むしろプレッシャーに感じる。 なんなら、自己肯定感の低さゆえか、それが本心であるわけが無いと思ってしまう。 そしてそんな事を思う自分に嫌悪感を抱き、また自分が嫌いになる、自己否定のループに入る。 でも、私だって、褒めてくれている相手に悪意なんて無いことがほとんどで、素直に受け取られた方が褒める側としても嬉しいのは分かっている。 でもなんか上手く受け取れないのだ。 相手を嫌な気持ちにさ

          褒められるのが苦手

          希望なんて

          人はみな、大なり小なり生きづらさを抱えて生きているのではないかと思う。 というか、もしそうでなければ私があまりにも不幸で可哀想な奴な気がして辛いのでそう思いたい。 私は小さな頃から根っからのHSP気質である。 でも、これを自覚したのは最近のことだ。 自分以外の誰かが怒られていると、その怒りの乗った声が自分の中にどんどん入り込んでくる気がして、関係ないのに泣き出してしまったり、 人の多い場所は、音も匂いも五感で感じる全ての要素が濃く強く感じられて苦手だったり、 ここに

          希望なんて

          【不安障害】セルフ認知行動療法をやってみた

          私は17歳の時に不安障害と診断された。(実際に診断された病名はここでは伏せる。) 不安障害というのは、過度な不安をコントロール出来なくなり、日常に支障をきたすような状態。 症状は人それぞれだとは思うが、私の場合はパニック発作とそれに追随する症状という感じ。 当時は高校に通っていたが、だんだん教室に入れなくなり、保健室登校になり、最終的には不登校に。 運良く(?)授業を受けられなくなったのが、2年から3年にあがるタイミングくらいでの事だったため、進級はさせてもらえたのだ

          【不安障害】セルフ認知行動療法をやってみた

          後悔と自戒

          「本当に大切なものは失って初めて気づく」 この表現は本当に言い得て妙だと思う。 私はパートナーとお付き合いし始めて2年ほど経つ。 精神疾患とHSP気質のダブルコンボな私を理解しようとしてくれるし、それを含めて包みこんでくれる、すごく頼りがいのある人。 でもそれは、そこにいることが当たり前ではない。 これは心の中で何度も何度も繰り返し唱え、ことある事に思い出しては自分に言い聞かせる程に、意識していた事だった。 私は今の彼が初めてのパートナーではない。失う怖さも知って

          後悔と自戒

          空の色や空気の表情

          私は小さい頃から、空の色の変化や、空気の変化に人一倍敏感。 というかそれを見て、触れて、感じるのが好きだった。 とはいえ、それを自覚したのは割かし最近のこと。 小学生くらいの頃、友人に、「空が秋の色になってきたよね。」と言うとキョトンとされた事があった。 その時は大してそれを気にしていなかったのだが、季節ごとに変わる空の色や、季節の変わり目の空気の匂い、雰囲気、表情の話をすると、同じ熱量で分かってくれる人はほとんど居なかった。 むしろ、「不思議ちゃんだ」と、からかわれ

          空の色や空気の表情

          好きではないけど“一応出来る”

          私は料理が好きではない。でも、一応出来る。 私は訳あって高校に通えなくなってから、1年は完全引きこもり生活、そこから1年は半引きこもり生活を送った。 今は苦手な場所でなければ外でも活動出来るようになったが、この引きこもり生活を送っていた期間は本当にしんどかった。 心の不調に伴う体の不調で、だんだん何もかもが出来なくなって、そんな自分を責め、また心を病む。 家の中で出来ることといっても限られているし、働くことも出来ず、それなのに生きているだけでお金はかかる。 「何も出

          好きではないけど“一応出来る”

          SNSでの関係ってリアルより楽

          私は基本的に人並みに出来ることがない。 何をしても人以下、人より数倍努力して初めて人並みになれるような、かなり要領の悪い人間である。 運動は、頭の中にある動きを体の感覚に落とし込むことが出来ずに壊滅的だし、 せめて勉強だけでも、と思い、人の何倍も勉強し、自分に合う勉強法を見つけ、なんとか良い成績を修めていたが、頑張りすぎて体と心を壊し、学校を辞める羽目になった。 人間関係も、HSPゆえなのか、相手の言葉選び・声色・表情・仕草・目線... 1度気になると全てが気になって

          SNSでの関係ってリアルより楽

          遠距離恋愛

          私には遠距離恋愛中のパートナーがいる。 お互い国内に住んでいるが、1500kmほど離れているため、遠距離恋愛と言って差し支えないだろう。 付き合い始めたのは2年ほど前だが、知り合ってからは4年ほど経つ。 会える頻度は年に数回。 私の体調のこともあり、基本的には彼が私の地元の方まで来てくれるので、私の体調が回復しない限りは、なかなか回数は増やせない。 正直、私は彼と付き合うまで遠距離恋愛をナメていたと思う。 今まで遠距離恋愛の経験は無かったし、近距離で元彼と付き合って

          遠距離恋愛

          低用量ピルの副作用が辛すぎた話

          ここ1年くらいで、生理痛がひどくなった。 高校生くらいまでは、薬を飲まなくても生活できるレベルだったのだが、19歳から20歳になったあたりで、薬を飲まないと生活できないレベルの生理痛に悩まされるようになった。 特に生理1日目から3日目あたりはふらつきと吐き気も重なるようになって薬を飲んでもバイトを休むほどになった。 前に、痛み止めを貰いに婦人科を受診した時に、だんだん生理痛が酷くなるのは、子宮内膜症なども疑われるため、まだ酷くなるようであれば受診してくれと言われていた。

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