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聴ける音楽と聴けない音楽

私は音楽が好きだ。

今この自分がいる現実から少しだけ違う世界に連れてってくれる気がして。

聴くのももちろん好きだが、楽器を趣味にしているのもあって、弾くのも好き。

とにかく、“音楽”というものが、大好き。


そんな私は、日本語の曲であれば割と幅広く聴く。

音楽を聴く時、メロディーや楽器の音も、もちろん注目して聴くのだが、歌詞を聞き取りながら、その曲の世界を感じ取ることや、言葉に込められた意味なんかを考えながら聴くのが特に好き。

日本語じゃないと、歌詞からその音楽の世界に没入しづらいというのが、私が日本語の曲ばかりを好んで聴く理由である。

他の言語の曲でも歌詞の意味を調べれば分かるには分かるのだが、出来れば、初めて聴く時から、メロディーと歌詞を同時に咀嚼して味わいたい。

だから私は日本語の歌詞を紡ぐアーティストであれば、男性の方の曲も、女性の方の曲も聴くし、ボカロのような、機械音が歌う曲も聴く。


ただ、最近は、曲の重さが気になって心の調子によっては聴けない曲が増えてきた

私にとっての「重い曲」というのは、サウンドの重厚感や雰囲気もそうだが、歌詞の内容の重さが1番関係してくる。

辛い時に、前向きな歌詞の音楽を聞いて自分を奮い立たせる、という人もいると思うが、私にはそれは出来ない。

前向きさがかえって自分の首を絞めて、余計に自分がダメな奴だという気がしてくる。

だからといって、そんな時に後ろ向きでダウナーな歌詞の音楽を聴くと、その曲と一緒に沈んでいってしまう感覚になる。

だから私にとって、前向きすぎる歌詞の曲も、後ろ向きすぎる歌詞の曲も、どちらも重いと感じる。

もちろん前向きな歌詞の曲やダウナーな雰囲気の曲の中にも好きな曲はたくさんある。

でも日によっては聴けないことがある、というだけである。



気分によって聴く曲やアーティスト、ジャンルを変えるような感覚で、心の調子によって聴く音楽を変えている。

実際、色々な気分や調子に応じたプレイリストを作っているので、一日の行動はプレイリスト選びから始まる。

こういう事は、もしかするとこれを読んでいるみなさんにもあるのでは無いだろうか。

みなさんは、「アーティストごと」以外のプレイリスト、何か作っていますか?

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