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詩63 🌄日の出から🌇日没まで


朝日が顔を覗かせた


その名のとうり 真っ赤っか


なにもかもが 手探りで 

なにもかもが 霧のなか


光に影は つきもので

そのうち 日中 ギラギラと

高圧的に ギラギラで 


日影に逃げこみ 落ちていく…


日は傾き 日は陰り

冷やされていくように 少しずつ訪れる 闇


出がらし

愚作

駄作


意図せず出来上がったものからの

恩恵に 涙する


そして


これはこれで よかったのだ と


都合よく 深い眠りにつき


また 幾度目かの 朝がくるのをまっている


人としての朝が来るのだ 多分。



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