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宝箱はあけておくよ

 アメリカ人の写真家、アレック・ソスの写真展を見に、神奈川県立近代美術館、葉山館に行ってきました。とても、とても良かったです。距離感が、彼の写真にはあって、被写体との距離を大事にしている方だなと思いました。大判カメラで撮った迫力、気持ちのいい圧、鋭さ、美しかったです。大判カメラは難しいけれど、中判カメラ、欲しいな。いつの日か。そして、僕は、一生、写真を撮り続けようと誓ったのである。

 もう、あそこまで行くと、鎌倉、江ノ島も近いのですね。天気も良く、よく見れました。江ノ島周辺より、葉山の方が大人、って感じで。落ち着いていて、葉山の方が好きです。好きになりました。でも、遠かった。久しぶりの、長距離ドライブでした。運転は嫌いではないし、むしろ楽しいのですが、距離が距離だけに、ちょっと疲れてしまいました。でも、海、夜の東京、気持ちよかった。写真、InstagramやTwitterに載せるのは、何故だがはばかられるのである。記録としての写真はいいのだけれど、心が煌めいた瞬間は、もっと大事にするべきではないかなと、最近、感じていて。来年あたり、個展をしたいとぼんやり考えていて、ZINEも作りたいし、そういう時のために、守っていようかなと。そこに入りきらなかった写真や言葉たちを公開しようかなと思っているんです。本当の、本物の気持ちは、宝箱にしまっておこうね。

 特別に一枚だけ。

 いいね、が欲しいわけでもないし、スキが欲しいわけでもないのですが、とにかく、一人でも多く、たくさんの人に、心に、一瞬でも届けばと思い、撮ったり、書いたりしています。そこで、何か感じてもらえたら、とても嬉しいし、優しい気持ちになりますし、僕自身の救いにもなるんです。僕は強くないし、元気でもないです。そんな人が書いた言葉や撮った写真を、見てくださっているあなた、読んでくださっているあなた。本当にありがとう。感謝しています。また、いいねやスキ、といったアクションを僕に届けてくれる人、涙がでるくらい嬉しいです。ありがとう。

 夢を持ちすぎるというのは、罪ですか。僕は、叶えたい夢が4つくらいある。大きく分けて。それが、僕の、この人生で叶うのか、最近は、全部は叶わないんじゃないかと、憂いているのです。そして、今日、また1つ夢ができた。こんなに鬱々としている人生を送っているのにも関わらず、夢ばかり増えてゆく。悲しきかな。いつも、ぎりぎりなのに、無理に目標ばかり増えていって、こんなのでいいのかな???と?マークが頭の上を永遠と消えないのである。でも、出来る限り、この人生で挑戦してみようと思っています。もしかしたら、もう1つの人生が死後の世界にあるのかもしれないから。だって、じゃないとこの世界って何のために、人生って何のためにあるの?ってなるんですよ。だけど、この世界の繋がりと、運命と、数十年の人生は、残り少ないから、しっかりと手綱を引いて、乗りこなそうと必死なのである。僕はね、神様ってあんまりいないんじゃないのかな?って思っていてね。これは、人それぞれの信仰の自由があるわけで。でも、ただただ祈るのです。夢は叶えるためにあるので、死ぬ気で掴む。応援、よろしくお願いします。

 いま、世界は大きな荒波の中で、ただでさえ僕自身の心だけで精一杯なのに、気にかけることは多く、生きるには厳しい時代です。中島みゆきさんの『時代』という曲がありますが、「まわるまわるよ 時代はまわる」という歌詞があります。本当に、昔みたいに戻るのでしょうか。昔とは、未来なのでしょうか。僕は、自由が好きです。どこに行ってもいい、何をしてもいい、何を想ってもいい。今の時代は、それがいさかいなく制限されてしまう世の中で。悲しくなります。人それぞれ、みんな、絶対に、自由であるわけで。それが、人を傷つけてしまう自由では、絶対にあってはならないけれど、それ以外なら、全部、自由なのだと僕は思っています。波のように、ひいては寄せて、だんだんではありますが、戻っていくことを祈っています。「頑張ろう」って言葉は好きではないので、この言葉を贈ります。

 「無理しないで、生きましょう」

あなたに届け、あたたかな光

 それでは、またね。

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