スクラムヒューマンパワーの事業戦略
こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。
私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
スクラムヒューマンパワーの本社は山梨県の笛吹市、果物の一大産地です。
会社の周りには桃やぶどうの畑があります。
そんなスクラムヒューマンパワーの事業戦略では、
「センターピン」と「ブランディング」に注目しています。
センターピンとは、スポーツのボーリングで
いちばん前に立っている真ん中のピンのことです。
このセンターピンを倒さないとストライクは絶対に取れません。
「この事業のセンターピンに相当するものは何か?」を見抜き、
絶対にストライクできるよう取り組みます。
それができるかどうかに、ビジネスの成否はかかっているんです。
農業事業では、耕作放棄地問題、高齢化問題、後継者不足問題。
この3つのテーマを改善し、地域に貢献したいと考えています。
いくつかの農家さんから仕事の委託を受け、視察を続けました。
ほとんどが個人農家さんです。
「この農業ビジネスのセンターピンは何か」を探すことに全力を傾け、
ストライクを見つけました。
事業拡大の武器は、最適な労働力を提供することでした。
つまり、農業に特化したアウトソーシングです。
農作業は、軽作業から重作業まで、肉体労働です。
繁忙期も閑散期もあります。
ハウス農家さんでは、1年間すべてがシーズンですが、
露地栽培は5月~11月中旬がシーズンで、12月~3月はオフシーズンです。
オフシーズンとは言っても、肥料撒きや剪定などの作業は発生します。
スクラムヒューマンパワーでは、
シーズンである5月~11月に農作業の労働力を供給し、
オフシーズンの12月~3月には
加工品を作る工場で働けるような計画を立てています。
加工品工場を作ることにより、年間通した雇用が創出できます。
農業の雇用創出のセンターピンにストライクです。
そしてブランディングは、事業拡大のための武器です。
まだまだ、世の中では表面的なことだけで
判断されてしまうケースも少なくありません。
良いか悪いかは別として、動かしがたい事実です。
良いイメージがあれば有利に事業展開することが可能です。
しかし、悪いイメージが先行してしまっては、
誰も近寄ってきてくれません。
大きな成長など夢のまた夢となってしまいます。
そのイメージ、固定概念をガラっと逆転させる力、
それがブランディングです。
今はSNSなどで直接発信することができるので、
手軽に始めることもできますね。
これまでの農業のもつマイナスイメージを払拭し、
自然と触れ合うこと、ものづくりの楽しさ、
取れたての農作物の素晴らしさを全面に伝えていくことが可能です。
早朝や休日の短い時間を有効に活用したい求職者を
労働力とできる部分で、委託先も委託元もwin-winの関係が築けます。
スクラムヒューマンパワーが提唱する
「最適に働ける環境を提供する」目的にもピタリとはまり、
大きな反響をいただきました。
スクラムヒューマンパワーは「農業のアウトソーシング」を進め、
耕作放棄地問題、高齢化問題、後継者不足問題の社会的解決を目指し、
地域とともに成長していきます!
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