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心に安全基地を作る
毎日、習慣にしていることでマインドフルネス瞑想があります。
夜中や朝に目が覚めたとき、座ってじっくり瞑想することが多いのですが、
コーヒーを飲みながら
料理しながら(野菜を切りながら)
散歩しながら
子どもと遊びながら
お風呂やサウナに入りながら
仕事しながら
など、日常のふとした時間に、思考を離れて呼吸に意識を向けたり、そのときの感覚を感じる時間を作っています。
マインドフルネスとは、
過去や未来ではなく「今この瞬間」「今ここ」に感じている感覚を意識すること。
良い・悪いのジャッジ(判断、評価)をすることなく、ありのままの感覚・感情を観察すること。
その感覚・感情に「気づく」「気づいている」「自覚している」こと。
このような「状態」で在ること。
beingと言われています。
そして、マインドフルネス瞑想を続けることで得られることは、
不安やストレスが減る
集中力が高まる
メタ認知能力が高まる
EQが高まる
感情コントロール能力が高まる
物事を客観的に捉えられる
などなど、様々なデータからこのような効果があるとも言われていますし、もしそうであれば、とても助けになることだと思います。
実感として本当にそうなのかもしれないと、少なからず感じられることも増えてきました。
最近は、そのような「効果」の他に自分の中で大切にしていることがあって、瞑想中にそれを練習しています。
自分の心の中に安全基地を作るということ。
自分自身の中に誰にも邪魔されない安心な場所を作ること。
心の拠り所としての『安全基地』
安全基地とは、子供にとっての愛着対象が、幼い子供に提供する心地よい安定や保護が保証された環境を意味する。子供は母親などの養育者を安全基地のように感じられると、好奇心は外の世界に向けられ、外的世界を探検することができるようになる。危険信号を感じると愛着対象にしがみつき、危険が過ぎると再度探索を行う。必要に迫られた時に心のよりどころとなる『心の安全基地』を持つことによって、辛い境遇や危険を乗りこえていくことが出来るようになる。
僕の場合、瞑想中はいろんな思考が浮かんできて決して「無」になることはできません。
ですが、ポジティブでもネガティブでも様々な感情を感じ切った後に、ごちゃごちゃしていた思考や感情がスーっと消えて、自分の中が穏やかになる瞬間みたいなのがあるんですね。
お腹のあたりに広がっているようにも感じられるし、小さな粒があるようにも感じられます。ちょっとした空間(スペース)のようなものです。
それを感じるときは、
緊張することなく
気にすることなく
焦ることなく
怯えることない感覚です。
それは、
何もしていなくても批判されたり、責められることがなく、自分が自分を責めることもない。
いつでも戻ってくることができるような場所です。
そのままの自分でいられて、安心してくつろいでいられる、家のような安らげる場所。
もともと子どもの頃に家が安心できる場所ではないと感じていたから。
いろいろな事情があって家の中にいることが落ち着かなかった過去があるから。
自分以外の外側の人や物ばかりに何かを求めて救ってもらおうとしていたから。
今はそういうのは、もうやめたいなと思っています。
TO-JIBAひろみさん のように、自分にくつろぐ時間を大切にしながら、そこにいる自分に気づいて、認めてあげられるようにしていきたいと思って練習しています。
特別なことはなくても(特別なこともたまにはしたいけど)、何気ない日常に幸せや喜びを感じられる瞬間は溢れているし、そんなときを見逃さずにいたいなと思っています。
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