ノイポコ

成功と失敗という霞

何とか成功したいと齷齪した２０代はピリピリした仕事の空気感や人脈作りに血眼になっていたプライベートも含めて取るに足らない自己啓発本と共に何の前触れも予兆も無く、ふんわりとした空気の中終わりを迎えた。

３０代になり失敗しないようにと今度は四苦八苦し足掻きながら衝突を恐れて薄ら笑いが板につくことになった。人生の中に何を見出せばと問うほどに自身に何も期待しなくなってきたがそれでも失敗が恐ろしかった。

良い人という空っぽな音と蔑称

良い人・・・

良い人（都合が）良い人（どうでも）良い人（調子が）良い人（だけどね）

良い人という素敵な言葉がいつからか空っぽな音に変わる瞬間

とても寂しい気持ちになる・・・

良い人という優しい言葉がどこからか蔑称にすら変わる瞬間

とても悔しい気持ちになる・・・

心から良い人と言われる優しい人間になりたい

馬鹿という呪縛と副産物

幼少より優秀な兄が居たせいかかなりの頻度で比較されその度に馬鹿扱いを受けてきた。

兄弟のいる方ならあるあるだと感じる程には歳を重ねてきたが今でもその呪縛から抜け出せずにいる。

ただ自身に全く非がないかというと馬鹿扱いに甘んじていた節もあり馬鹿なので勉強をしても意味がない教養も知性も私には縁遠いモノと楽を選んだのではないか、そんなことも頭をもたげる

ただあの時確実に存在した劣等感を抱かせる言葉

最初の村

仕事をしているとよく目にする光景の中に「仕事は見て覚えろ」と言う人と

はたまた、隣では「言われたことはメモを書いて」と言う人

大概この手の内容を言い散らかしている人は管理運営側の立場にいない、

正確に言うとその立場におけない。中小企業ならいざ知らず大手や新進の企業には無いように感じる

上記の２点の内容はあくまで仕事そのものではなく仕事を遂行する上でのツールや方法に過ぎないため不要と判断した

情報過多の生存戦略ふぉーすと共にあらんことを・・・

フォース=理力？
スターウォーズ初期の字幕でフォースを【理力】と表記していたことも今では懐かしく感じる昨今、久方振りに何か文章を書きたくなり、時は令和と時代も流れ、また、身の回りの変化も重なったことで逆に自分の今までの人生で変わらず助けてくれている”何か”について雑記と言いましょうか、想いをしたため様と思い立ち、筆ならぬキーボードを走らせたくなった次第でして。タイトルのフォースというと目に見えない

強迫性障害と戦ってみた件について

強迫性障害という言葉が定着して、どれくらい経つのだろう。私が初めて耳にしたときは、強迫神経症という言葉だったと記憶している。

とにかく名前などどうでも良い。
この気持ちの悪いものに憑りつかれ20年近く経った。経ってしまったと言い換えたいくらいに、とてもとても長く感じる。悪夢はもう醒めたが、私の人生に影を落とした。

今私の隣にいる妻に出会って、10年になる。言葉では言い表せないくらいに、家族と妻

銀河の魚症候群

初めての子どもができて、全く想像できなかった父親という立場になり色々な事を手探りで行ってきて、少しづつ勝手が分かるようになってきた。私も妻も片親で、父親という存在がよく分からないまま、色々な人を見様見真似で形を作ってきたが、つい最近違和感を感じることがあった。

たむらしげるさんの「銀河の魚」という作品を見ていた時のこと。元々、私が子供の頃に「ロボットのくにSOS」という作品が大好きで、ふと子ども