TABIJI ─ あるものを活かす暮らし方を探して ─（PDF版）

2021年、11月。
僕はパートナーと共に、日本全国のより平和で持続可能な暮らしを実践するコミュニティを巡る旅を始めた。各コミュニティで生きる知恵に溢れた人たちの元で数週間〜数ヶ月暮らしながら、ほんとにたくさんの経験をさせてもらいながら旅をしている（ちなみに写真に写っているのは山梨のエコビレッジに暮らしている「ちくわ」さん🐕）。

家族や友達、お世話になっている人たちから、「毎日どんなことをして

空腹状態で眠りにつくことの素晴らしさに気がついた。まず、ネガティブなことを考えられない（落ち込んでいたときの自分が何を考えていたか本当に思い出せない）。アイデアが出てきて、気持ちがワクワクするから脳が覚めて寝起きスッキリ。食べるのが大好きな僕だから、この幸福感を備忘録として残す。

旅をしていて出会ったのは、家をつくる人、野菜をつくる人、料理をつくる人、曲をつくる人、舞台をつくる人たちだった。彼らと出会う内に、誰かがつくったものを受け取り、味わい、楽しむのもいい。けれど、何かを創り出す、生み出すというのは、人間の営みとして自然であり、喜びの源泉であると思う。