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サウナ 46 安心感に包まれるサウナ

いまだ雪が道路の周りに高く壁のように残っている道を、プールへ向かって走っています。

今日は次男と一緒です。次男はスイミングに毎週通っており水泳はお手のもの。これまでも何度か一緒に来ているのですが、その都度25メートルも泳げば息をゼーゼーと切らしている私の目の前を、何度も行ったり来たり泳いでいる姿を見せつけられています。

おすすめ過去noteです。(目次ではありません)
サウナ初心者のおっさん(46歳)が「トトノウ」というよくわからない感覚を求めてサウナに通う話
サウナ 10 水風呂は気持ちよい?
サウナ 11 頭からジャポン
サウナ 15 青春ローリュー ← 1番人気
サウナ 16 海の見えるサウナ ← 3番人気
サウナ 32 海の見えるサウナ2
サウナ 33 おかわりローリュー「1回で」 ← 2番人気
サウナ 39 ひとりサウナで空振りうめき声

私も息継ぎをしながら泳げるようにはなってきたので、これからは長距離を泳ぎ続けることを目標としています。まずは余裕のある平泳ぎで100メートルを目指します。体力の衰えのみえる年齢ですので、水に浸かった一発目に挑戦です。

泳ぎ始めると案外イケます。25メートルプールを行ったり来たり2往復するとちょうど100メートルです。その100メートルまですんなりとたどり着けました。

泳ぎ続けている間なんとなくコツのようなものも見えてきました。泳ぐためのテクニックなどというものではなく、泳ぎ続けるために一番必要なこと。「疲れないようにすること」です。水をかくために手足を動かす以外の場所では、余裕を持って力を抜くことで疲労を溜めないようにします。”疲れるので泳げなくなる”のなら”疲れないように力を抜く”で解決です。

100メートルのターンで欲を出しそのまま続行し、さらには150メートルのターンでキリの悪さを感じ、さらに調子に乗りつつ最後には200メートルを泳ぎ切りました。まだ余裕があったように感じます。これで陸から200メートル先の船の上から海に投げ込まれても、なんとか生きて帰れるかもしれません。

今度は息継ぎに不安のあるクロールで試してみると、ギリギリ100メートルを泳ぐことが出来ました。泳ぎながら先ほどのコツを思い出し、身体の力を抜くことを意識すると多少呼吸がラクになったことを確認できました。


一緒に行った子供に何度か勝負を持ち掛けてはいるのですが、スピードでも距離でも勝つことは出来ず、思いつく限りのハンデ(足だけの平泳ぎ、手だけの平泳ぎ、手だけのクロール)を付けても負け続けています。しかし唯一勝てるコトが見つかりました。

「壁を蹴って惰性で進む距離」です。プールの端から壁を蹴り、身体を伸ばして止まるまでの距離勝負です。これだけは微妙な差ですが勝てました。次男は「なんでやー」と悔しがっています。

「うーん、これはおそらく、体重の差だね。重いものは動き続けようとする力が軽いものより大きいから、慣性の法則ってやつだ。あとは蹴る力と足の長さ。蹴る力が強いと初速が早くなるのと、足が長ければ蹴り出した位置が少し前になるから有利だよね」

なんて話してる間にどっかに泳いで行ってました。


さぁ、サウナです。

実は先週ここに来た時に、noteで知り合いになった方とサウナ室で偶然出会いました。サウナ―の方と知り合いになれるのはとても光栄なことです。お話をして心地よい時間を共に過ごすことが出来ました。サウナに通う楽しみがまた増えました。

子どもと一緒に露天風呂に入っていると、「雪が降ってるともっといいね」と言ってきました。「そうだね」と答えた後に、”なかなか立派なことを言うじゃないか”と感心したりしていました。

少しの時間サウナに入ります。
110℃の非日常の中で座ったまま汗をかき続けるという不思議なオジサンたちの行動の中に浸ると、なぜか、なぜだか安心感を抱くことが出来ている自分に気が付きます。いつもの自分だと、”これは何が原因なんだろう?”と考え始めるところですが、今日は自然に感じる安心感に包まれることにします。

プールでは身体の力を抜き、サウナでも頭の力を抜いた、そんな日でした。

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