見出し画像

ムロ要素判明 20.5.15

アニメ・ドラマの大半が新作の制作不可能という、まさに緊急事態。

特に春ドラマは、通常なら放送予定回数の半分が過ぎてしまって、仮に今月収録が再開されたとしても、6月末までに本来の放送を終えることはほぼ不可能だろう。

もうさ……この際、画質は二の次にして、それぞれの俳優の自宅で、スマホカメラで演技を収録、背景は合成して、無理やりにでもドラマを作ってしまったら……?


ふざけて言っているわけではない。
実際にそのようなドラマが先日放送された。

それが、『今だから、新作ドラマ作ってみました』。

これまでに放送された全三話、早速観てみた。


画質はまぁ予想通りで、本当にスマホで撮影したらしい。
ドラマスタッフの裏話は 

一話・二話は出演者が二人だけで、画面に変化が乏しく、どちらかと言えば会話劇に近い感じ。
感想は「精一杯頑張ったのね……」。

で、三話は出演者が三人+αに増えたこともあり、最もドラマらしい印象で時事ネタ(?)も入れ、かなり楽しめた。
ネタはタイトルそのまま映画『転校生』(大林宣彦監督)で入れ替わり物。
ベタではあるが、さすが『義娘ブ』の森下氏の脚本、手堅くエンタメしていた。

ちなみに「ムロ要素」はタイトルにあった。

前にも書いたが、僕は最近テレ東の深夜ドラマがお気に入りで、ゴールデン枠の「いつものアレ」な内容とは一味も二味も違うから。

名作の再放送もいいけど、今なら、今だから、こういったドラマが作れるのでは。
頭は使うためにある。

先陣を切ったえぬえっちけー。悔しいが、こういう時の柔軟な対応は認めざるを得ない。

さすがに受信料を視聴者からきっちり巻き上……るだけのことはある。
一時的でもいいから値下げ(or無料)にしたら、諸手を挙げて賞賛してあげよう。

======================


【CM】


好評発売中!(内容にご満足いただけなかったら、購入後24時間以内なら返金申請可能)

※返金申請はnote会員限定

いただいたサポートは、飛田流の健全な育成のために有効に使わせていただきます。(一例 ごはん・おかず・おやつ・飲み物……)