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僕・俺・オラ・わぁ 20.6.6

僕は昔から、50歳の現在に至るまで、文章における一人称は、基本は「僕」。(小さい頃は『ぼく』)
やさぐれている時は「俺」。
田舎者を強調する時は「オラ」。
ガチ方言の時は「わぁ」。

なぜ、この年齢でも「私」ではなく「僕」かというと、文章の内容がくだらないこともあり、「僕」がぴったりくるから。
あと、社会的責任をいつまでも負うことなくダラダラと生きている身には、ちょい甘ったるさ・学生気分を残した「僕」がふさわしいと思うので。

しかし、リアルで人と会う時は、「僕」はあまり使わない。かと言って「私」でもなく、なるべく一人称を避けるようにしている。
どうしてもの時は、「自分」「こちら」、ちょっとくだけた席なら「僕」。
ただし、他人に対してであって、家族(親)に対しては、一度も「僕」と言ったことがない。
なんか恥ずかしくて……。

ネット世界なら、姿形がわからないので、恥ずかしくなく「僕」と使っているが、リアルだとやはり年齢と、それに応じて求められる振る舞いがある。
かと言って「私」と呼ぶのも抵抗がある。そんな大した人間ではない。
よって、アイマイにする。


さてさて、田舎あるあるだが、学校で標準語(東京弁)を使っていると、馬鹿にされる・いじめられるというのがあり、小さい頃、方言を使えなかった僕もその標的に。

同じクラスの男に「おめ、なまれじゃよー(お前訛れよ)」と言われても、わからぬものはわからぬ。自然無口に。
当時から同調しないタイプだったが、方言に関しては、なまることが人付き合いの前提であったので、やむなく他の者たちのしゃべり方を真似、ことさらになまることにした。

今ではその必要もないので、リアルでは標準語を心掛けている。


で、「なまれじゃよー」の男はのちにタレント的なポジションになり、チョイ役で全国ドラマにも登場したが、テレビでは、キレイキレイな標準語(それも江戸っ子の役)を話していた。

それから10年以上が経ち、彼をテレビで見ることはない。


まんず、どこさ行っだんだべなぁ。

特に興味もないけど。

 

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