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●●●求めて三千里?? 20.5.13

【おこさまへ】
今日はちょっとオトナ向けのはなしなので、およみにならないか、あるいはごちゅういしてくださいね。

別のことをつぶやこうかと思っていたが、ふと思い出したので

初めてゲイビデオを買った話とか。


そもそも初ゲイ雑誌を買いにわざわざ東京(の新宿二丁目の店)に行った人なので、

ゲイビデオもまた、そのためだけに県外へ。25年ぐらい前。

それまでは、フツーのAVレンタルでガマンしてたのかな……?
バッケージの表(女優)よりも、裏面の出演男優とあらすじをしっかりチェック。

好みの男優が出てくればいいが、それはまれなことだし、仮にいたとしても、プロ男優としてあっちのビデオにもこっちのビデオにも出演していて、さすがに少々飽きが出てくる。あと、「初々しさ」がないというか……。

したがって、「ファン感謝祭」形式で、素人ファンが大量に出てくるビデオに、大変にお世話になった……。

閑話休題。

それはそれとして、ゲイ雑誌購入デビュー後は、ビデオデビュー(※購入)へと興味が。
現在のように、田舎にいても手軽にそれが見られる時代ではなく、ピチピチのヤングだったこともあって、思い詰めていた。
またネットが始まったばかりなので、売り場は、雑誌の広告ページで探したと思う。

ある県のある書店を目指し、高速バスで移動。
今のようにスマホもない時代、知らない土地でどうやって店を見つけたのか(おそらくネットマップを印刷した)、さほど迷うことなくひっそりとした書店へ。

目指す棚に一直線。ついにモノホンのゲイビデオとご対面。
だが、当時一万以上したため、厳選に厳選を重ね、その中の一本を持ってレジへ。店員のおばさん、差し出した一万数千円とビデオを見て愛想笑い。

で、帰ってからさっそくドキドキして見たのだが……。

あれ……

スポーツ物のタイトルなはずなのに、設定無視で、ただホテルでやってるだけ……。


いわゆる一般のAVのレベル(多少なりともストーリーがある)を期待していたが、最後まで観て脱力した記憶が。

それでも、大枚をはたいて購入した貴重な一本、無駄にはしなかったが……。



都会在住の方、もしくは僕より一回り下の世代の方は、ここまでせずにその手のビデオを観ることができたのかもしれない。

うらやましい一方、あの時の滑稽なほどの情熱(?)は、今でも恥ずかしさと懐かしさが入り混じった気持ちではっきりと思い出す。


だからまだタヒにたくはない。

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