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<vol.23>ちょっとだけ調味料にこだわってみたら、QOLが上がった話

料理本の撮影で、料理家さんのお家に行くことがあります。

撮影した料理を試食できるのも楽しみの一つですが、料理家さんは、ライフスタイルが素敵な方が多い!
ご自宅のインテリアや、使っている調理器具、調味料を見たりするのも密かな楽しみの一つでした。

わ~なんか素敵!私も使ってみたいな~と思っても、インテリアや料理器具は簡単に買い替えたり、金額的にも気軽に手を出すのが難しい…。

その点、調味料は消耗品だし、お値段的にも手が出しやすいものが多いので、私もちょっと良さげな調味料を使ってみることにしました!

おいしい調味料があると、自炊する気力がアップする

調味料にちょっとこだわってみて感じたことは、素材の味を楽しむようなシンプルな料理の格上げをしてくれるということ。

お刺身や冷や奴、焼き野菜、和え物などにおいしい調味料をあわせれば、それだけで「うん、なんかおいしい!」となるわけで。

作るの面倒だな~という日でも、おいしい調味料を使えば、
切っただけや盛っただけ、焼いただけの料理でも、満足できる料理になるので、「よし、今日は外食やめて家で食べるか~」という気持ちにさせてくれることが増えました。

家族で外食に行くと、1回のお会計が簡単に5千円を超えたりするので(特にお酒を飲む人がいると大変…!笑)、
ちょっとこだわった調味料を使って外食が少しでも減れば、コスパもよくなりますよね。

炒め物や揚げ物を使う油は米油。油臭さがないので、揚げ物がおいしくなる!
しょうゆは井上醤油店の古式しょうゆ。まろやかな口当たりで、シンプルにしょうゆでいただくメニューに使うとおいしい。
みりんは三州三河みりん。
お酢は千鳥や富士酢。酸味が得意ではないので、酸味がまろやかなものを。
ケチャップとマヨネーズも酸味がなるべくマイルドなものが好きです。


頻繁に使うものだから、お気に入りのものを選べば、ちょっと幸せな気持ちになる

子育てをしていると、料理に義務感を感じて辛くなってしまうこともあるはず。

そんな中でも、お気に入りのものを使って料理をすれば、「やっぱりこのしょうゆで食べるとおいしいな!」とか「今度はあの調味料使ってみようかな!」と、小さなワクワクを感じられるように。

バタバタと毎日が過ぎ去って、自分の時間が少ないからこそ、
”日常で使うものにこだわってみる”というのは、心の健康のためにもよいことな気がしています。

味だけでなく、使い勝手にもこだわる

もちろん味も大切ですが、使いやすさも大切です。

例えば塩。
料理の味つけに使う塩は味で選ぶけれど、
塩揉みしたり、塩ゆでしたりするときの塩は、安価でたくさん入っているしっとりとしたもの。
魚や肉の臭みをとったり、下味をつけるときはパラパラかけたいから、容器ごと振ればさらさらと出てくるタイプのものにするなど。

快適に料理するために、こだわって選んでみるというのおすすめです。

左のアルペンザルツの塩はサラサラしていてとにかく使いやすい!
中央の塩は味つけでよく使う塩。容器と中身が違っていて今は粟国の塩が入っています。
右は大量使いに博多の塩。

調味料、毎日使うものなので、お気に入りのものを見つけると、少しだけ丁寧に生活できているような気がしてQOL(クオリティーオブライフ)もアップします。

旅行に行ったときや、いつもと違ったスーパに行ったときなど、調味料をじっくり選んでみるのも、楽しいですよ!

調味料をちょっとこだわって、料理を楽しんでみてくださいね。



















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