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それって、本当のあなたじゃないかも。

2回目の整体指導を受けられた方が

お話をしている最中に面白いことに気づいて驚かれていた。

そういえば整体指導を受けてから全然イライラしていませんでしたって。

そんな自分に驚かれていた笑


出産後の育児と仕事の両立で

様々な不定愁訴があって訪ねて来られた方。


関西弁ではよくイライラする人のことを

あいつイラチやから、と呼ぶ。


本人も周囲もイライラする性格だと思っているから

イラチというレッテルを貼るわけ。

ところがイライラするというのは性格や思考の癖というより

カラダが生み出している在り方って要素が大きい。


カラダが生み出すリズムとは呼吸のリズムなんだけど

呼吸が浅い人は呼吸のリズムが早い。

自分の呼吸のリズムが早ければ、相対的に周囲のリズムが遅く感じられる。

したがってイライラすることが多くなる。


少なくともその方は

心身の変化を誘導したらイライラを生み出せなくなっちゃった。

すなわちイラチじゃなかったってことが証明された。


直近でショックな出来事を体験していないのに暗い顔をしているひとがいても

呼吸器が十全に働くようになって

腎臓に気が通るようになってしまえば

暗い顔をキープしたままで生きるのは難しくなってしまう。


息が滞りなく、MAXで吐けるようになれば心地いいでしょ。

カラダが変化すれば

必ずこころの変化も生じる。

そこには例外はない。

変化しにくい人がいるってだけなの。


怒りっぽいっていうのも同じこと。

すぐキレるためには

事前のカラダの下ごしらえが完了していなかったら出来ない。

ふれて確認すると

下ごしらえが完了しているカラダは特定の部位が硬直していて

既に怒っているわけ。

下ごしらえが完了しているんだからいつでも爆発OKなの。

だからきっかけさえもらえればいつでもキレられる。

下ごしらえが完了していない人の場合は

まずウォーミングアップして下ごしらえしなきゃキレることも出来ない。


ぼくらは自分という視点からしか物事を、世界を観測できない。

だから観測点である自分の変化には気づきにくい。

実際にはカラダの在り方が変われば自分は変ってしまっている。

胸椎8番が弾力を失っているときの自分と

胸椎10番が弾力を失っているときの自分は異なっている。

感受性が異なっているのだから。

だからなれる病気も異なってくる。


もし性格だと認識している要素で

カラダが整体へ向かっていく過程で変わったのなら

それは本当のあなたではなかったので認識を改めてくださいね。



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