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#挑戦
初めての海外で一人でキューバに行ってきたときの話
全身にドドドと古いエンジン音が響き渡る。
道路沿いに外灯は少なく、暗闇に近い。
信号のない道路を、車よりも人間の方が硬いとでも言っているかのように、人々がゆっくりと横断している。
ここはそう日本から遥か遠く離れたカリブの国キューバ。
大学二年生の春休みが終わり、三年生の前期課程が始まったころ僕は焦っていた。
先生には三年生の夏休みはインターンシップに行きなさい、親には大学院には進学する
全身にドドドと古いエンジン音が響き渡る。
道路沿いに外灯は少なく、暗闇に近い。
信号のない道路を、車よりも人間の方が硬いとでも言っているかのように、人々がゆっくりと横断している。
ここはそう日本から遥か遠く離れたカリブの国キューバ。
大学二年生の春休みが終わり、三年生の前期課程が始まったころ僕は焦っていた。
先生には三年生の夏休みはインターンシップに行きなさい、親には大学院には進学する