火花
創作小説をまとめていきます
僕の好きなみなさんのnoteを集めました
火花のベストマガジンです。
エッセイをまとめます。
学んだことをエッセイに
僕が火花という零細アカウントをつくったのは4年前に当時付き合っていた彼女に振られたことがきっかけだった。それはいわゆる「裏垢」で、誰にも見られないことを良いことに、憚ることなく感傷的な内容をただただ垂れ流していたと思う。そうすることで、一時的ではあるが溜飲が下がった気がした。 アカウント名を火花にしたのは、線香花火からとったものだった。 線香花火が好きだった。ただ線香花火の煌めきがもっと長いものだったら、僕はそれを美しいと思えたのだろうか。 あの煌めきに恋をしていたのか、はた
私たちは毎週火曜日にドトールで一時間互いに本を読み、その本から気になった語彙や、調べた語彙、お気に入りの一文などを発表し合う。それだけの関係性を私たちは一年間続けている。 『つらいと感じることは、こんなにもつらいことだったのだ』 「この一文がすごく好きだった。小説家やお笑い芸人はありふれた感情をいかにオリジナリティを持って言語化するかだろ?又吉さんはこの一文で言語化できない感情を言語化したように思う」 「そしてこの後に『つらいという言葉や概念を理解してもつらいことの強度は減ら
自分の存在が認識できなくなってきている。
言語が我々に思考を与えたのならば、もし君が今思い悩むということは、それほど君が言葉と知を所有しているからかもしれないよ。悩むということは弱いことではない。
2月に読んだ本。 ・火花 又吉直樹 ・ひとり日和 青山七恵 ・グランド・フィナーレ 阿部和重 ・沈黙 遠藤周作 2月は1月よりゆっくり読んだ。そしてじっくり考ることができた。 火花は又吉直樹さんを映し出した鏡みたいな作品だと思う。なんだろう、お笑いや人間に対する純真さが文体から伝わってきた。僕は彼に憧れている。 ひとり日和はその淡々と物事が過ぎていくリアルさがどこか胸をしめつけた。人生は綺麗事じゃない。そして、ある種誰しもが孤独の檻の中にいる。それに向き合っていてみん
大学時代の友人から結婚の報告の電話があった。嬉しかったけど悲しかった。そんな自分が憎かった。
映画を観に行こうと思ったら最寄りの沿線で火災があったらしく、諦めて家に戻った。だらだらと動画を漁った後に眠った。起きたら鬱物質が脳内に広がっている気がした。どうやら眠って瞼を開いたときにそいつはやってくるらしい。 最近というか、前からであるが、しっかりと仕事が嫌いになっている。かといって転職するスキルがあるわけでもなければ、何をやったって自分は文句を言うのだろうと分かりきっている。 人間関係も良くはない。というより全部自分が悪い。前の職場の同僚から飲み会の誘いがあったのだ
これから私が書くことは宗教や信仰についてです。場合によっては誰かを傷つけてしまう可能性がありますが、このセンシティブな主題は私にとって重大なものとして横たわっていました。ですから今から書くものは私が遺すものの中でかなり大きな意味を持つものになると思います。 私はある1冊の本を古本屋で選んで手に取りました。しかし、実際のところはこの本が私を選んだのだと思います。本を読んで涙を流したのはいつぶりだったでしょうか。単なる感動なんかではありません。これは私の持つ主題のひとつのこたえ
猫の日なので僕の猫アルバムを😌
拝啓公式noteさん ちゃんと読めずに積まれた本を紹介する企画とは何事だ!!!ちゃんと読めてないのにだぞ!!!誰が読めてない本の紹介など興味を持つのだ!!! ということでこの謎の喧嘩買いましょう。 我が積読その① 小説書いてやる!!!って買った本です。チラッと読んでふむふむとなった気がしたのは覚えている。 我が積読その② くそぉ!最悪自力で出版するんだからな!!と意気込んで買った本。何割かは本気の眼をしながら読んだ気はする。 我が積読その③ 仕事柄植物を扱うこと
動物的(本能的)であることを人間味があると表現することに矛盾と納得のアンビバレンス的な感情を抱く
動物はやはり本能的に個体差に敏感であり、排他的な面があると思う。人間は理性でその個体差をどうやって克服できるかだと思う。それに向き合っている時間はすごく人間的であると思う。