小池ぬーみん

田舎暮らしの漫画家。著書「結婚してから同じ布団で寝てません」 もっとみる

小池ぬーみん

田舎暮らしの漫画家。著書「結婚してから同じ布団で寝てません」https://amzn.to/416s8ou 猟師の夫と猫2匹、時々ヤギとニワトリ。猪肉のレバニラが好き。 最新情報はTwitterまで。木(マンガ)・日(日記)更新。Amazonアソシエイト参加

マガジン

  • 小池ぬーみんの漫画奮闘記

    コルクラボマンガ専科6期生である小池ぬーみんが、マンガを勉強するメイキングnote。講座の振り返りや思考の整理として綴ります。

  • 命をみつめるエッセイ

    猟師の夫を持つ小池ぬーみんが、死にゆく動物をみたり、ニワトリを孵す中で、感じたこと素直に描き綴るエッセイ&漫画のマガジンです。

  • ちょっと役立つかもしれない小話

    実体験をベースにしたイラスト付きコラム。

  • 小池ぬーみんの私生活日記

    私生活や好きなものについてのイラストエッセイ

  • ほとんど何もしない日記

    無職の日々を記録したエッセイ漫画です。

最近の記事

  • 固定された記事

セックスレスな夫婦の話

こんにちは。漫画家の小池ぬーみんです。 つい先日、コミックエッセイ「結婚してから同じ布団で寝てません」が発売されました。 発売日、家の中で、一人雄たけびを上げていたのは私です。 このタイミングで、夫は一週間でかけており家におらず、発売の不安と嬉しさを共有できる人が近くにいなかったので、猫たちに話しかけていました。無視されました。 でもね、すごく嬉しくて悲鳴を上げずにはいられなかったんです… 書店さんが「こんな風に陳列したよ!」と写真を送ってくださり 発売日当日に買って

    • 強制寝たきり生活

      先日病院へ行ったら、自宅安静にしろとのお達しが出た。 その時の私は、朝から何も食べておらず飢えており、午後からコストコに行くというお楽しみ予定を入れていた浮かれた主婦であった。 医者「買い物ダメ。家事もダメ。できるだけ横になって。」 コストコに行けるかどうかなんて愚問だ。一瞬にして今日の楽しみがなくなった。 飢えた主婦はショックと空腹でふらふらになりながら家に帰った。 自宅安静にしろって、これ以上一体なにを安静にするんだ!? だんだん怒りが湧いてきた。 実家に帰省中の私の

      • 【漫画】野良猫に餌をやるおばあさんの話

        あとがき このお話を描いたのは、「認知症のおばあさんが野良猫に餌をあげていて困っている」という体験談を聞いたのがきっかけです。 私自身最初は主人公のように「野良猫に餌をあげるなんて!」「家族はなんで止めないの!?」と嫌な気持ちになったのですが、理由や葛藤を想像した時、思い直しました。 今でこそ野良猫に餌をやることは迷惑だと言われてるけど、おばあさんの若い頃はきっとそんな常識はありません。それに認知症の人の行動をやめさせる家族の大変さ。 私はただ傍から見て「いい迷惑だ」と思

        • 【日記】野菜不足とニワトリ愛憎劇

          今週の日記:野菜不足 いつも野菜は無人販売所で買っているのだけど、ここ1週間くらい行けていない。スーパーで買っても良いのだけど、高いし、なんか負けた気がするからもやしだけ買う。 我が家の野菜が少ない時のメニュー。 カレー。最悪たまねぎと肉があればカレーになる。おからのポテサラを添えて、できるだけヘルシーに。 ミネストローネ。冷蔵庫のすみに転がってるしなびた野菜をかき集めてフードプロセッサーにかけて、トマト缶と煮ればそれなりにヘルシー。 焼きそば。スーパーのもやしとお肉を入れる

        • 固定された記事

        セックスレスな夫婦の話

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 小池ぬーみんの漫画奮闘記
          小池ぬーみん
        • 命をみつめるエッセイ
          小池ぬーみん
        • ちょっと役立つかもしれない小話
          小池ぬーみん
        • 小池ぬーみんの私生活日記
          小池ぬーみん
        • ほとんど何もしない日記
          小池ぬーみん
        • 一ページ漫画まとめ
          小池ぬーみん

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          【漫画】田舎の家探しは一苦労

          田舎へ移住したい!と思った時に最初に躓いたのは家探し。 不動産へいってもとにかく物件がありません。 「こんなに空き家があるのに…なんで借りる家がないの?!」と驚きでした。 管理が手間だったり、誰が持ち主かわらないまま放置されていたりで、放置されがちな空き家。そりゃ空き家バンクに登録されてるはずがないよねえ…。 結局一年ががりで、知り合いに片っ端から聞き込み、今の家に住むことができました。本当に紹介してくれたご近所さんには感謝でいっぱいです。 コミックエッセイ発売中です!

          【漫画】田舎の家探しは一苦労

          【日記】最近の癒しとギャグ漫画

          今週の日記:最近の癒し時間漫画の作業が終わる夜22時、洗い物もお弁当作りも全部終えた後に、一人でドラマをみるのが日課になっている。 ドラマのお供にはアイス。バニラ味でコーンのアイスが好き。夜に食べるアイスは背徳感があって美味しい。 最近みているのは「僕のお姉ちゃん」。益田ミリさん原作で、アマゾンプライムで配信されている。 このドラマがまたとっても癒される。今のところ大きな展開はなく、ただ兄弟が仕事帰りにリビングでお酒を飲みながらポツポツ喋ってるだけなんだけど、それがいいんだ

          【日記】最近の癒しとギャグ漫画

          【漫画】アドバイスと上手に付き合いたい

          アドバイスって難しい。 言い過ぎたことも、受け取り過ぎたこともある。 どうすれば上手に付き合えるんだろうと自分なりに考えて漫画にしてみました。結論答えは出てない!(今も悩んでいる) けど、アドバイスで自分を知れるとしたら、それは間違いなく良いことだよなあ。 言われたことを風のように受け流し、誰かをそっと包み込めるようなアドバイスが、いつかできるようになりたい。 ではまた更新します〜。 コミックエッセイ発売中です!

          【漫画】アドバイスと上手に付き合いたい

          【漫画】自給自足に憧れた結果…初めての畑で大苦戦!?

          12月に今の家に引っ越してきて、2月。 最初に畑で植えたのはじゃがいもでした。 畑といっても、最初からふかふかな土が用意されているわけでもなく、カチカチの恐ろしく水捌けの悪い土があるだけでした。 畑初心者のわたし。もちろん耕運機なんて便利なものを持っているわけでもなく一から鍬で耕しました。 これがもう大変で。途中何度も「辞めたい…」と思いながら鍬を振り下ろしました。あとはご近所さんがもらってきた、馬糞をちょっと混ぜて(土壌改良のため)半分に切ったじゃがいもを植える。 こうして

          【漫画】自給自足に憧れた結果…初めての畑で大苦戦!?

          【日記】がんばりすぎるのをやめたい

          今週の出来事:猫の病院 飼ってる猫が怪我をした。1週間まえから足を引きずって歩いていた。 発見後すぐ病院に連れて行ったけど、傷が痛むのか病院で大暴れして一向に傷を見せず。1週間後再診となった。 注射してお薬投与。 いつも凛としてたくましい我が家の猫(にゃろめ)。 ヨタヨタと片足で歩き、みるからに元気がなく少し痩せた姿をみると、なんとも心苦しい気持ちになった。 ああ、こんな時言葉で意思疎通ができたら、どれだけ安心するだろう。 「大丈夫だよ、お注射したからすぐに良くなるよ」と言っ

          【日記】がんばりすぎるのをやめたい

          【漫画】田舎ならでは?ご近所さんと物々交換

          獲れたお肉を思い切ってご近所さんにお裾分けし始めたら、「私も欲しい!」と声をかけてもらい、お肉が色んな食べ物になりました。 純粋にジビエを食べて見たい人や、中には料理人の方とも。 本当にありがたいことですね。 自宅で処理したお肉は、法律的に売ることができないので、食べきれない場合はなくなく処分していました。もったいないなあ…なんて思いながら。 そんなことを言うと、中には「タダならちょうだい!」なんて人もいるのですが…。一頭のケモノをお肉にするのにも大変な手間と時間がかかっ

          【漫画】田舎ならでは?ご近所さんと物々交換

          【日記】埼玉旅行へ

          先日埼玉へ旅行に行った。 聞けば埼玉は、生産国全国2位の、うどん県だそうだ。(1位が有名すぎて影が薄いのが残念だ) 愛知県に生まれうどん圏で育った私は、現在関東そば圏在住。 移住してからず〜っとうどんが恋しかった…。 (うどん圏の人には信じられないかもしれないが、そば圏ではうどんを食べれるお店はほぼ丸亀製麺しかない) これは食べに行かねば!と意気込み埼玉へ向かったのである。 武蔵野うどんを食べる 埼玉では、手打ちの冷うどんを熱々の肉汁につけて食べるのが一般的らしい。早速

          【日記】埼玉旅行へ

          【エッセイ漫画】都会より騒がしい?田舎暮らしの日々

          田舎に移住した時は、車の音や工事の音が聞こえなくて静かだな〜と思っていたのですが、しばらく暮らしてみてわかったこと。 田舎は田舎でうるさい! 田舎に移住した当時の漫画↓ 虫の声や動物の鳴き声に加えて、あったかくなるとそこらじゅうで草刈りの音が…。 誰もいない場所で静かに暮らす田舎ライフを想像していた私にとっては、ちょっとイメージが違いました。 だけど、考えても見たら、山の中で一人で暮らすのはきっと寂しい。都会なら人の多いところに出かけられるけど、田舎はそうもいかないわ

          【エッセイ漫画】都会より騒がしい?田舎暮らしの日々

          【エッセイ漫画】漫画が描けなくなった私の、忘れていた気持ち

          去年の9月にコルクラボマンガ専科を卒業してから、「これからがんばるぞ!」と張り切っていましたが、突然糸が切れたように漫画が描けなくなりました。 noteが更新できなくなったのもそのためです。 日々漫画世界の奥深さ、物語をつくる難しさを知る中で、そこに熱中するあまり、自分の未熟さを痛感し、知らないうちに自信を無くしていたようです。 自分の漫画を疑い、絵を疑い、言葉を疑い、自分自身の人間性までも信用できなくなっていました。きっと何かを作る人は少なからず誰もが通る道だと思います。

          【エッセイ漫画】漫画が描けなくなった私の、忘れていた気持ち

          今描きたい漫画の構想とか

          ニワトリの漫画が描きたい。 なぜなら家の前に10匹くらいのニワトリがいるから。観察しがいがある。 これまでもいくつかニワトリをモチーフに描いたが、ニワトリの面白さが伝わってないように思う。 ↑面白話にも切ない話にも昇華できなかったエッセイ。そもそも育てたニワトリを食べるというのが特殊体験すぎて共感しづらい。 ↑ならば創作で描いてみようとおもったけど、「出来事の羅列になっている」と言われた創作漫画。 ニワトリは人間に似ていると思う。 集団で行動するし、ナワバリのボスは1

          今描きたい漫画の構想とか

          1ヶ月物語を分解し続けていたら、漫画の読み方が変わった

          物語には型がある。 コルクラボマンガ専科の受講中、講師の佐渡島さんから何度も型の重要さを教わった。 どうやら型に沿っているだけで、読者に伝わる作品になるらしい。そんな便利なもの、使わない手はない。 8枚紙芝居とは コルクの教えによると、物語は8枚の紙芝居にわけられるそうだ。 ①情報…登場人物の主義や状況説明 ②コレドナ…「これどうなっちゃうの?」と思わせる出来事が起こる ③したいこと…コレドナを受けて主人公が行動すること ④相手のしたいこと・壁…主人公に立ちはだかる壁 ⑤

          1ヶ月物語を分解し続けていたら、漫画の読み方が変わった

          家の前で友達とお茶。キャンプ用の椅子に腰掛けて、紅茶を飲みながら畑を眺める。畑には鶏たちが居て、葉っぱを食べたり、追いかけっこしている。平和だなあ。こんな日々がずっと続けばいいのにな。

          家の前で友達とお茶。キャンプ用の椅子に腰掛けて、紅茶を飲みながら畑を眺める。畑には鶏たちが居て、葉っぱを食べたり、追いかけっこしている。平和だなあ。こんな日々がずっと続けばいいのにな。