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トピックス(小説・作品)

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素敵なクリエイターさんたちのノート(小説・作品)をまとめています。
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2020年12月の記事一覧

【ルームフレグランス】おうちクリスマスを香りでゆたかに華やかに。

今年は多くのかたがご自宅で クリスマスを過ごされることと思います。 わが家でも小さなツリーを出したので ささやかにお祝いをしようかと考えています。 さて、飾りや音楽やお食事に加え、 その雰囲気を盛り上げてくれるものが 「香り」であることに 気がついたのは12月に入り、 Dr. Vranjes(ドットール・ヴラニエス)の ルームフレグランスを購入したことがきっかけでした。 以前、立ち寄ったお洋服屋さんで その香りに包まれた時、 「いつかこのディフューザーをおうちに置き

【ナイトウェア】冬の夜はマシュマロのような天然素材に包まれて。

街中がクリスマスの装いを してきましたね。 みなさんそろそろギフト選びを 始める頃でしょうか。 今回は、そんなホリディシーズンに プレゼントとしておすすめしたい 一品をご紹介します。 SkinAware(スキンアウェア)のナイトウェアです。 数年前から愛用しているこちらのパジャマ。 これを着られることが 冬の愉しみの一つになっているほどです。 その理由は、 マシュマロのような 柔らかな肌ざわり。 あのふわふわとした生地に包まれると 寒さを忘れてしまうほどに ほっ

京都の休日 #13 〜【まとめ】四季を味うために「京でしたい10のこと」〜

久々に訪れた晩秋の京都は とても素敵でした。 京の街の虜になっている今、 こちらの記事ではその魅力を お伝えできたらと思っています。 東京よりも四季を豊かに味わえる 場所に感じられたので、その観点から...! 今回の旅で、一旅行者として気づいた 季節を堪能するために 「京でしたい10のこと」は 次のとおりです。 1.清らかな朝の神社でお参りを 2.日本の”美”にふれる 3.お着物で庭園を散歩する 4.世界遺産で景色を愛でる 5.日本茶を飲み比べる 6.渡月橋で”京”を

東京の休日 #60 〜『東山魁夷と四季の日本画』年の瀬は心にふれる風景とともに〜

今年は海外へ出かけることが 難しかったこともあって 「日本」をより濃く感じた一年でした。 その中でも、四季の美しさは とくに心にのこったことの一つ。 このような年の締めくくりとして 訪れてよかったなと感じているのが 今回ご紹介する 【特別展】 東山魁夷と四季の日本画です。 みどころは、なんといっても 東山魁夷(ひがしやまかいい) 「京洛四季」4点が並んでいる光景です。 春夏秋冬すべてが揃うのは 実に4年ぶりのことなのだそう。 柔らかな春、 生き生きとした夏、 色

東京の休日 #62 〜『ベルナール・ビュフェ回顧展』年末年始は絵画と自分と向き合う美術鑑賞を〜

「素直な愛情をもって、絵と対話してほしい」 と言葉をのこす画家 ベルナール・ビュフェの展覧会が Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)で 開催されています。 『ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代』 2020/11/21(土)~2021/1/24(日) 。 1928年にパリで生まれ、 戦後のフランスで一世を風靡したビュフェ。 展覧会のポスターから 「黒い直線」の印象をいただいていたのですが 実際に絵画と対してみると その印象はより強いものとなりました。

大変な思考。

『2020年は、大変な一年だったね』 こんな言葉を耳にすることが多い。 たしかに、一年前とは思ってもみなかった世界になり変わってしまったことは言うまでもないし、これほど季節感の無い一年もなかなかない。淡々と、しかし目まぐるしい変化に晒されて、上手く思い出せない一年になってしまった。基本振り返らない人だけど、今日だけは過去に書いたものを読んで、自分の言葉の海を、泳いでみる。 『大変』とは、一大事。重大。大きく変わること。大きな変化。良くも悪くも何かが、大きく変わってしまうこ

146 冬のサイダー

ゆるやかな年末。 12月はきんと冷たい日が何日かあって、やさしい雨が紅葉とともに何日か降って、そして今年が終わろうとしています。お天気は上々。空の青さに惹かれて、お散歩に出ました。 プラネタリウムは、もちろん休館日でした。 周りに人もいないので、まぁるいドームを抱えて静かに佇んでいます。 ふと見上げると、3階の窓が開いていました。 お休みなのに?と思いましたが、よく見ると電気もついているようです。 プラネタリウムもきっと仕事納め。 中の人が来年を気持ちよく始められるように

暮らす場所の選択はわたしを知ることに繋がる

緑色に美しく光る鼓門を眺めたのは、天使にラブソングがちょうど中盤に差し掛かったぐらいの時間だった。 楽しみにしていた映画の放送時間に合わせて松屋のキムカル丼を注文し、ウキウキでテレビを観ている予定だった私はそこにはいない。 映画が始まる数時間前、金沢テレビで放送されていたのは、実家のある大阪が”明日緊急事態宣言を解除する旨を示した”とのニュースだった。 ----- 「いつでも実家に戻れる状態」を作ってはいたものの、どのタイミングで実家に戻るかを考えていた私にとって「解

2020年の終わり

 こんにちは、亀山真一です。今年が終わりますね。  年末年始に時間ができたらやろうと思っていたことがたくさんあり過ぎて、とても忙しいです。まずやっているのがアニメの一気見!  僕は活字と実写で育った人間なのでアニメは滅多に見ないのですが、だからこそ今更な感じで気になる作品のチェックを始めました。連日夜更かしして、それはもう頭が痛くなるほど。 『約束のネバーランド』 実写映画の予告を見て「あ、行きたい」と思いました。アニメだから先に映画見ても役者のイメージに引っ張られること

好きを強化して自分を整えた2020年

今年は自分の好きなことを、改めて見つめることができた。 お家にいる時間がいきなり増えたというのもあるけど、これまでより深く内省し、心を掘り下げ、いらないものを排除するように努めた。淡々と自分を整えていくような作業というか、そんな思考の動きがあったように思う。 好きなこと具体的に言えば何度もしている断捨離を改めて行った。 いる・いらないの判断も、より一層「好きかそうでないか」に重きを置いて。 日々の暮らしもそう。 装いはそれだけで気分が明るくなるようにこれまで以上に心に馴

さよなら、2020

2020/12/31。 18:00@都内のどこかのマンション ピンポーンと室内に鳴り響いたチャイムに応じて私は玄関のドアを開ける。宅配便のお兄さんが届けてくれた年末豪華おせちセットをダイニングのテーブルの上でちらりと開けてみる。中には色とりどりの豪勢な料理が詰め込まれていた。 「おせちは頼んだし、正月の準備は万端ね」 そう呟く私に対して斜め右上方向から声が届いてくる。 ふわりと部屋の天井近くを漂っているあかときいろとみどりのさかなが、私に声をかけてきたのだ。 「食べ

2020年も最後ですね!本当にありがとうございました!

2020年があっという間に過ぎてしまいましたが、みなさんはどうでしたか?人によっては時間が経つのが遅いように感じたでしょうか。 過ぎてしまえばあっという間でも、渦中にいる間はのろのろと嫌になるほど遅く過ぎるような時もあるでしょう。 自粛が叫ばれている間は、私も時が遅く過ぎていくような気がしました。 それでも無事に年越しができることに感謝です。 昨夜は急な停電に見舞われました。急に電気が消えしばらくしたら点き、またすぐに消えました。これを何度か繰り返した後、無事に電気が

文字通り大きく動いた2020年を振り返る

2020年が間もなく終わろうとしている。今年の始まりは中東のヨルダンで迎えたが、今は日本でこの記事を書いている。 青年海外協力隊としてヨルダンの植物園で活動していたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い帰国を余儀なくされた。感染は終息せず、ヨルダンに戻る見通しは未だ立っていない。この状況を受け、もともと2021年7月までの任期のところ、今年の8月に任期満了という形で青年海外協力隊としての活動を終えた。 このnoteは協力隊としての活動の記録として始めたわけだが、活動終

鮭おにぎりと海 #77

<前回のストーリー> しばらくすると、ご飯と一緒に魔法のランプのような入れ物に入ったカレーが運ばれてきた。ご飯の上には、少しだけチーズが乗っていた。 「相変わらず神木さんはカレーが好きなんですね。」 「おう、そうだな。海外旅していた時も、カレーがあったらその土地土地のカレーを食べて回っていたよ。」 「どこが一番美味しかったですか?」 「うーん、、一番と言われると難しい。でも、やっぱり東南アジアだろうなあ。どの国も香辛料の使い方がやたらめったら上手いんだ。中でも特にネ