藍の代理人

Xで活動中の藍( @AIfake20)の代理人。 自分の中を文章にして吐き出したい

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最近の記事

雨季の日曜。 急に予定がなくなる

    • 若い頃の苦労は買ってでもしろ?買わんでもいいが貰いには行け

      若い頃の苦労は買ってでもしろ。 この言葉を聞いたことはあるだろうか。 あんまりコレを推しすぎると老害とか言われそうだがあえて推す。 自分の実感ベースの話になってしまうが、あの頃やっておいてよかったなぁって感じた話をしようかな。 自分は昔競合のスポーツチームにいた。あんまり自分のことつづると身バレしそうで怖いからぼかすが武道の一種だ。 当時は週7日練習があって、クソみたいな内容の試合をするとグーで殴られることもあった。 当時はほぼ洗脳状態のため何も思わなかったが今にな

      • やる気が出ないな。

        • 進撃の巨人アニメを見た。リヴァイ、渋いな

          昔漫画で王政転覆するあたりまで読んでやめた進撃の巨人を最近アニメで最後まで見た。 カッコいいアクションもさながら深い人間ドラマだった。 昔は面白いキャラのサシャが好きだったが、アニメを見終わる頃にはリヴァイが好きになった。 めちゃくちゃに高い戦闘能力が魅力の一つだが、ちゃんと仲間思い。仲間が死んだ後に後悔や喪失感を感じる顔が入るのがいい味。 ハンジの最期のシーンの前、気丈に振る舞うハンジとは裏腹に、悲しく寂しい表情を浮かべながら送り出すリヴァイ。 あの描写がたまらん

        雨季の日曜。 急に予定がなくなる

          生きる上で大事なものはメンタルなのか肉体なのか

          度々耳にするどちらが大事か論争。 健全なる精神は健全なる肉体に宿る。 肉体あっての精神の意? 精神があっての肉体? 100人に聞いたらちょうど半々で別れそうな話だと思う。 自分が生きてきた中で感じたことはあっちがあるからこっちが成り立つ。そういう話では無いという所感。 健康的な精神面を感じさせる人は多くの人がガッチリしてる。ちょっとこわいね 鬱がトレーニングで治ったみたいなSNSの投稿も見た。 これだけ聞くと肉体が土台になるような気もする。 ただ、本当に病んでる

          生きる上で大事なものはメンタルなのか肉体なのか

          童貞を捨てた時の話 fin

          「次は新大阪、新大阪」 気がついたら新幹線に乗っていた、ランデヴーだ。 成人式から2週間ほど毎日ラインをしていて、あの日々ほど幸福な時期は人生でも指折りしかない。 新幹線を降り電車に乗り継ぎ改札を出る。全然見当たらなかった。駅が広すぎる。 後ろから肩を叩かれる。振り返るとあの子がいる。 「久しぶり、混んでた?」 「地元(田舎)に比べたら、まぁまぁかな」 適当に挨拶を済まし、大阪の観光地を回る。 道頓堀、通天閣、河童橋、それなりに回った後に一緒にスーパーへ行く。

          童貞を捨てた時の話 fin

          童貞を捨てた時の話 2

          料理を食べ酒を飲みながら会場を回る。 しばらく経ち、同じ部活の女子部の子と会う、あまりに変わらなく懐かしくて色々と喋っていた記憶がある。 その時面識のない子が会話に入ってきた。 自分の地域では同じ学校の学年単位で2次会が開かれる。そのため知らない顔もあった。 自分の好みストライクだった。ハッキリとした雰囲気、ボーイッシュな顔、ムチムチだけどちょうどいい、巨乳、何よりエロい。何かわからないがエロい。 平静を装い余裕のあるふりをする。 フラフラするのをやめてその子の落とそ

          童貞を捨てた時の話 2

          童貞を捨てた時の話 1

          綺麗な話を読みたい方は戻ることをおすすめします。 大抵の人が経験するであろうイベント「性交渉」 日本では初めての性交渉を終えることを童貞を捨てると言う。 自分それを迎えたのは成人式の時期だった。 以前書いた「死ぬほど辛かった1社目の日々」 でも記述したが自分は高卒で18から社会に出た。 高校では男女比が9.5対0.5くらい極端で女っ気のない生徒だった。 彼女が欲しいとは思うがまだ容姿で選ぶくらいのくせに自分からビビって声をかけたりすることができないような。最初の会社

          童貞を捨てた時の話 1

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 fin

          退職したい旨を伝えると次が見つかるまではいてもいいと言ってくれた。その頃はヤスイさんとは別のラインで働いていたがもう職場には居づらかった。 結果として社労士試験には落ちた。そして次の就職先が見つかるまで6ヶ月ほどかかった。 その間に同僚から色々声かけをしてもらえたのを覚えている。 冗談めかしてお祝いしてくれる声、原因を察して同情する声、お酒の席に誘ってくれる声。 みんな悪い人ではなかったのだ。 全員が敵か中立なんてことは無いのだ。 2.6.2の法則ではないが、少なから

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 fin

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 5

          (今日は早く帰ろうかな) 定時は17時だが18時前に仕事を切り上げる。 「代理人さん!〜〜〜!」 ヨイショされながら退社して、家に着いたのが19時過ぎ。 「ただいま。」 「おかえり〜」 「パパおかえり!!」 奥さんに似た娘が脚に抱きつく。 撫でながら上着を脱ぎ、靴を脱ぐ為2人に背を向けた。 「ねぇ、この子も大きくなってきたから久しぶりに外食でも行かない?」 「いいね!行こう!」 そう振り返ったところで目が覚める。 夢だったのだ。 自分の現状を再認識させられる。

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 5

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 4

          ミスはしない。決意した理由は昇進でもなく保身の為。 上司が生産技術部の若手と話しているのが見える。 時折りこちらを指差していた。 (また悪口を話しているな、飽きもせずに…) この頃にはもう社内で信用できる人間は1人もいなかった。上司もその上の上司も、同僚も先輩も後輩も他部署の社員も。 1人だった。つらかった。でも生きる為に働かなければならない。 息継ぎのように過ぎる休日、心は休まらない。 チラついていた死が常に視野に収まるようになっていた。 確実に楽に苦しくなく。

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 4

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 3

          「上司さん、お時間ありますか?」 記録をまとめている上司に声をかける。 しかめた顔で横目にこちらを見る。 「先日はすみませんでした。」 理由はわからないがとりあえず謝る。謝罪は理由がわかっていないと意味がないが。 「ようやくわかったか…」 「はい、先輩に言われて…」 何を口開くのだろうか? 「わからないからって呼んで終わりじゃねぇぞ」 「…?わからないことに手を出したら怪我をするからやめろと教わってます」 「そうじゃなくてさ…自分で考えて動かないと成長しないよ?」

          死にたくなる毎日だった1社目の日々 3

          死にたくなる毎日だった1社目の日々の話 2

          違う事業所では仕事の内容も大筋は同じですぐ慣れた。 その職場の平均年齢は割と高く8割が人間ドッグ対象者だった。 そのためギラついている人は少なく、みなさん気さくに話しかけてくれて緊張しいの自分でもリラックスできて働けた。 ここでならずっとやっていけそう。そう思った。 半年ほど経った日ラインの異動の話があった。 「コダさんが定年されるから代わりに入ってほしい」 コダさんはその職場で古株なのに初歩の業務しかできないと職場の人に下に見られていたおじさんのこと。 そんなに

          死にたくなる毎日だった1社目の日々の話 2

          死にたくなる毎日だった1社目の日々の話 1

          今となっては7年前、高校を卒業して地元の企業に就職した。その企業は上場もしていてその業界ではそこそこ名前も広い。 高校生の頃の自分は将来のことなど考えてもおらず、そこそこ大きい会社に入って終身まで働くくらいしか頭になかった。それは嘘だ、食堂があって実家から近い会社という条件はあった。 その会社は半年間現場研修があった。 同じ部署に配属になった同期は3人いた、その会社の中でもかなり肉体的に負担のかかる部署だったそうだ。そこそこキツかったがみんな気がいい人たちでやっていけそうで

          死にたくなる毎日だった1社目の日々の話 1