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死にたくなる毎日だった1社目の日々の話 1
今となっては7年前、高校を卒業して地元の企業に就職した。その企業は上場もしていてその業界ではそこそこ名前も広い。
高校生の頃の自分は将来のことなど考えてもおらず、そこそこ大きい会社に入って終身まで働くくらいしか頭になかった。それは嘘だ、食堂があって実家から近い会社という条件はあった。
その会社は半年間現場研修があった。
同じ部署に配属になった同期は3人いた、その会社の中でもかなり肉体的に負担のかかる部署だったそうだ。そこそこキツかったがみんな気がいい人たちでやっていけそうで安心した。
4ヶ月後、一緒に現場研修を受けていた同期とは散り散りになった。その頃には作業にも慣れてきて研修中の身ではあるが作業場を任されていた。
自分は優秀なのかと当時は思っていたが。今となってはモチベーションを上げるための采配か単に人数がいなかったと思う。
その作業場のリーダーとは馬が合わず、毎日つらかった。会社の方針としてはわからないことがあったら触らない。聞くというものの、実態としてはそうはいかない。
不明点を聞くと「そんなこともわからねぇのか」
初見である。
色んな人がいるなぁと感じた記憶があるが、上司だからコミュニケーションは図らなければならない。
毎日毎日怒鳴られて身体を押されて嫌になっていた。
今振り返っても、身にならない内容。
そんな中希望を見出せる話が降りてきた。
配属の話である。
違う事業所から声が掛かったという話だった。
毎日怒鳴られても終わりが見えているのなら頑張れる。だが配属後に待っていたのは地獄だった。
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